「ロンドンの美しさと危うさが下敷きの良質ホラー」ラストナイト・イン・ソーホー マ王さんの映画レビュー(感想・評価)
ロンドンの美しさと危うさが下敷きの良質ホラー
最近の映画によくある時間軸をテーマにしたパターンが苦手なのよね😐
何か「人生やり直したいトコまで巻き戻ったら」みたいなのって後悔が募った末のヤツが考える話のような気分になるのさ💦
そういう前宣伝だった「ラストナイト・イン・ソーホー」だったので長く手を出さずにいたワケだ😅
この3連休の雨降る中、マ王邸に監禁状態になるならホラーだし観てみるか、とコーヒー片手に鑑賞しました😁
タッチとしては「サスペリア」の色使いを意識してるのか、内容がホラーよりもサスペンスに重きを置いてる所為なのか、既視感は今風の映画と変わらない🤨
なのに嫌味を感じさせないのは「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ベイビー・ドライバー」といった元々の題材を独自にアレンジしてしまうエドガー・ライト監督の手腕なのだろう🤔
既存の映画の良い部分をオリジナルに解釈して映像に落としてるトコは褒めなくてはならない✨
マ王としては急転直下のホラー映画よりも昔ながらのスローなオカルトが嫌いでは無いので、ノンビリとハラハラしたい方には向いてます😆
それなりの出血に(言う程派手なもんではないが)抵抗がなければシナリオが良いので後半になればグイグイ引き込まれるよ👍
真相が明らかになる頃にはサンディとエロイーズの見方が変わるというトコも上手に作ってたかなと☺️
それにしてもマ王としては「サスペリア」のタッチを初め「チェンジリング」「ブラック・スワン」「フロム・ヘル」の雰囲気が其処彼処に散りばめられてるのが懐かしくもあったので、点数少し甘めに付けちゃいました😋
アップテンポな映画ではないので睡眠不足の方にはオススメ出来ません😶
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
ホラー映画度★★☆☆☆
色んな映画のデジャヴュ度★★★★☆
う〜ん、コレで怖いかぁ😅
でも過去のロンドンの華やかさの光と影は上手に描いてたとは思うし独特のカラータッチ(赤と青の色を多用)の映像とかは大袈裟な「サスペリア」っぽくって楽しめたけど、もしかしたらマ王だけなの?
怖かったです😰物語が後半になるにつれて主人公がどんどん壊れていく…主人公は光と影でしたね?結局、影の人生で良かったって事なのかな?
現実世界で光り輝く人生の人も人には言えない苦労や我慢をしている…と言う事ですかね💦後半に出てくるゾンビ達が本当に怖かったです😵