「気候変動の転換点まで、あと少々です。」グレタ ひとりぼっちの挑戦 ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)
気候変動の転換点まで、あと少々です。
地球が、元に戻るようなことができなくなる気候変動の転換点を迎えようとしています。
気候変動の転換点は、南極、グリーンランドの氷床、北極の氷の融解、アマゾンにおける
森林伐採、海水温の上昇によるサンゴ礁が死滅によって、引き起こされます。
人々は、気候変動の転換点を直接見て、知ることはできません。
人々は、気候変動の転換点について、注目し、知り、行動することが必要です。
グレタさんは、「人間は、集団の中でそれぞれの役割を担う。
互いに助け合いながら生きて生きています」と言っています。
自分にできる役割を考えされる映画です。
2021年10月31日、日本で総選挙まで「何か」を行うために、国会議事堂の外に座って抗議する人はいません。
自分は、自分にできることは全部やった、思っています。
今、自分にできることは、この映画のレビューを書いて、人々に問題を伝えることくらいです。
自分は、地球が元に戻るようなことができなくなる気候変動の転換点を迎え、地球が破滅する
までは生きていないとしか考えていません。
アスペルガー症候群は、知的レベルが正常であり、言葉の発達に遅れもないですが、こだわりの強さ、感覚の過敏などにより、自分の行動や習慣に関しては自分が決めたルールにこだわりやすく、社会生活を送る際に困難さを伴うという人々です。
奇跡のような、年表です。
2003年1月3日、グレタさんは、スウェーデンの首都であるストックホルムで生まれました。
2011年、グレタさんは、8歳で、小学校2年生の時に、気候変動について初めて知りました。
2014年、グレタさんは、11歳で、小学校5年生の時に、地球を救うことが不可能に思えることに、
落ち込むようになりました。
SDGsは、2015年9月25~27日、国連のサミットで持続可能な開発目標として採択されました。
SDGsは、2030年までに達成すべき、17の目標を掲げ、その一つが「気候変動に具体的な対策を」
です。
2018年8月20日、グレタさんは、15歳で、中学校3年生の時に、2018年9月9日に行われる
スウェーデン総選挙まで「気候変動のための学校のストライキ」を行うために、中学校に
出席せずに、スウェーデン議会の外に座って抗議しました。
この映画が、収録を開始します。
2018年9月9日、スウェーデン総選挙で、気候変動への対策を打ち出していた「緑の党」は
大敗しました。
グレタさんは、毎週金曜日に、「Fridays For Future」と呼ばれるスウェーデンの国会
議事堂前での座り込みを始めました。
2018年12月2日から15日、グレタさんは、ポーランドのカトビツェで行われた、
国際連合気候変動会議(COP24)に招かれ、講演しました。
2019年3月15日、グレタさんは、金曜日の授業をボイコットした世界中の100万人以上の
学生を率いて、気候変動を放置していることに抗議しました。
2019年4月17日、グレタさんは、バチカンで毎週水曜日に行われる一般謁見で、
ローマ教皇フランシスコと話をしました。
2019年4月22日、グレタさんは、ロンドンで行われている気候変動への抗議活動に参加しました。
2019年8月14日、グレタさんは、米国ニューヨーク市で開かれる国連の気候変動サミットに
出席するために、ボリス・ハーマン氏の協力を得て、英国ロンドンからマリジア2という風力と
太陽光発電と水中のタービンで動く帆船で、米国ニューヨーク市に向かいました。
2019年8月29日、グレタさんは、米国ニューヨーク市に到着しました。
2019年9月20日、グレタさんは、161カ国約700万人が参加した史上最大の気候ストライキを
率いました。
2019年9月23日、グレタさんは、国連の気候変動サミットに出席し、演説を行いました。
映画のパンフレットには、この演説が掲載されています。
2019年12月11日、グレタさんは、16歳で、高校1年生の時に、タイム誌の
「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。