ミラベルと魔法だらけの家のレビュー・感想・評価
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見る度に好きになる作品です
★ストーリーについて
ディズニー作品の中でも結構現実味のあるストーリーだと思うので見ていて辛いと感じる部分もありましたが、めげない主人公にとても心打たれる作品でした。特に姉妹の関係性や家族間での会話などがリアルで共感できる部分がたくさんありました。
また、魔法の家ならではの部屋の中がジャングルや洞窟みたいな空間になっていたり、挿入歌が入る度にキャラクターの心理描写が視覚化されているので、冒険をしているかのような不思議な感覚になりました。コロナ禍である今だからこその表現方法が、とても新鮮でした。
★キャラクターについて
これまでミラベルのようなキャラクターを好きになることがなかったのですが、見るたびに彼女の優しさ、強さ、まっすぐなところ、15歳らしい可愛い表情、仕草が見えてきてディズニーの中で上位に入るキャラクターになりました。
両手をあげる癖があるのかな…とても愛らしくて好きです!
また、ミラベル以外のキャラクターもとても魅力的で限られた尺の中でそれぞれの個性がきちんと認識でき、ストーリーの邪魔にもならない絶妙なバランス感がとても素晴らしかったです!
★挿入歌について
どの挿入歌も中毒性が高いです…!楽しかったり、辛かったり、応援したくなったり、さまざまな感情が詰まった名曲ぞろいでした。
何回もみたら全て納得
ミラベルは家族からの期待、
存在価値を失った女の子。
その子が、存在価値を手にいれるお話。
魔法を手にいれるわけではない。
おばあちゃんは魔法がないと
家族が終わると思ってる。
ミラベルは、魔法がなくても
家族を大切にできると思ってる。
家族の中で
魔法がなくても家族は守れると
証明できるたった1人の人物。
アントニオを心から励ました。
ルイーサの悩んでることを聞けた。
ブルーノを見つけた。
イザベラの本心を聞けた。
それが、ミラベルの存在価値なんじゃないかと思いました。
なんで家が壊れたか。
カシータはマドリガル家を愛してた。
でも、ブルーノが家族のために魔法を使えなくて、お母さん(おばあちゃん)から失望されて傷ついてきた所から壊れた始めたんじゃないかと。
おばあちゃんの考えをかえるため
ミラベルはギフトをもらえなかったとか。
幸せになるための魔法がみんなを苦しめてるから、壊れたとしか思えない。
イザベラが本当の自分をさらけだしたら、一度復活したし。
劇中の歌の
「奇跡を夢みて」で
毎晩ミラベルは奇跡を待ってたけど
最後の歌の
「奇跡はここに」で
きみの存在が奇跡って言われてた
とっても良い終わり方だと思う。
これで魔法もらえたら、
結局魔法もらえるのかーってなる気もする。
後から納得!!
最初観た時は、
歌も聞き取れないし💦
なんか現代風の歌になってしまってて
ミュージカルで大事な歌の部分が
よく聞こえないと言う事態になっていた気がします。
色んな意味でもう一回観たいと感じました。笑
歌詞も読みながら観て、
結局何故
ミラベルだけ魔法がないのか?
最後なんで魔法が復活したのか?
結局ミラベルはギフトなしか??
と考えてて、
まあ曲は凄く気に入ったので、
毎日聴きまくっていました。笑
母も見直してて、
ぽそっと
「ミラベルはおばあちゃん的存在になったんでしょ?」
私
「あーーーーーー!なるほどね!!!」
たしかにおばあちゃん自身にギフトはない
奇跡を授かっただけであって
実際にギフトを持っているのは
フリエッタ、ペパ、ブルーノ三兄弟から。
おばあちゃんが後にいなくなれば
ミラベルが家族を治める番が来る。
と言う事なのか??
毎日考察と戦っておりますが、
本当に歌が最高であります。
聴けば聴くほど、ハマります。
魔法を超える奇跡の力(ギフト)
昨年末に公開されたばかりのディズニー・アニメ最新作を、U-NEXTで発見!
見たかったので、早速見たね。
ディズニー長編アニメ第60作目でもある本作。
先頃発表されたゴールデン・グローブ賞でアニメ映画賞を受賞。現在賞レースでも軒並みノミネートされるなど、善戦。オスカーのアニメ映画賞ノミネートはほぼ確実。
ディズニーにとって、2021年の自信作!
さてさて、その内容とMY感想は…
ディズニーの王道“魔法”と最近のディズニーの系統“多様化”。
舞台は南米コロンビア。
その奥地にある町、“エンカント”。
その町に住むある家族と不思議な家。
魔法の家と、家族全員が魔法の力を持っているのです…。
この家族“マドリガル家”の子供たちは、5歳の誕生日を迎えると家“カシータ”から“魔法の才能(=ギフト)”をプレゼントされる。
一人一人が違う才能。料理で人を癒せたり、天気を操る事が出来たり、聴力が長けたり、変身能力、開花、怪力、動物と会話…。
厳格な祖母を家長とし、個性的でユニークな面子の家族。
そして主人公は、三姉妹の一番下、ミラベル。
冒頭は彼女が歌って踊るミュージカル。
ラテンのノリ弾ける陽気さ、楽しさに引き込まれる。
それもその筈、楽曲を手掛けたのはまたしてもリン=マニュエル・ミランダ。
ノリノリの楽曲、コミカルな楽曲、胸に響く楽曲…いずれも素晴らしい。
さて、そんなミランダの“ギフト”は…?
やっぱり、歌…?
NO!
実は彼女だけ家族の中で、ギフトを与えられなかった。
大抵ディズニー主人公というと“特別”な場合が多いが、逆の発想が面白い。
日本にはアラレちゃんがいるが、ディズニー・ヒロイン初のメガネっ娘なんだとか。
地味で、歴代ディズニー・ヒロインの中でもとりわけカワイイ/美少女でもない。
でも、全部引っ括めてそれが狙いなのだ。
自分だけギフトを貰えなかった事にコンプレックスを抱きつつも、家族の一員として明るく過ごすミラベル。
…が、時々空回り。それもこれもギフトを持たない分、家族の役に立ちたい気持ちから。
だけど、家長の祖母はミラベルの“空回り”に眉を潜める。
家族全員に厳しいおばあちゃんだけど、ミラベルには特に。
ギフトを与えられなかったから、ひょっとしておばあちゃんは私の事を恥に思ってる…?
長姉の婚約。ちなみに、完璧美人の長姉とは折り合いが悪い。
そんな中ミラベルは、カシータに亀裂が入る様を目撃する。
さらに、家族の魔法の力が弱まったり、異変が…。
何かが起きてる…!
家族の中の“事情通”から話を聞く。
不吉な予知能力を持っていたおじの存在…。
家のとある場所へ。魔法の家なので、家族各々ドアを開けると、不思議な世界。
ミラベルが向かったのは、禁じられたおじの部屋。砂だらけの遺跡のような広い空間。
そこであるものを見つける。それに映し出された“ヴィジョン”を見て、驚愕。
今にも崩れそうなカシータと、自分の姿が…。
カシータの亀裂や家族の魔法の力が弱まっている原因って…?
それが元で長姉の婚約をメチャクチャにしてしまう。
祖母からは決定的に大目玉。
やっぱり、祖母は私だけに厳しい…?
カシータの亀裂や家族の魔法の力の弱まった原因は、私…?
疎外感。
私は家族に必要とされていない…?
だからそもそも、カシータは私にギフトを与えなかったの…?
それでも私は家族を愛している。
カシータや家族の危機を救おうとする。
そんな彼女の前に現れたのは…
失踪した筈のおじ。
家族の中でも町の人々の間でも話をする事すらタブーとされている恐ろしい存在…。
と思っていたら、とてもそうには見えない。
失踪したのではなく、誰にも見つかる事なく家の中に隠れ住んでいた。ネズミと一緒に。
そう、少々風変わりな性格のおじさん。
だけどそれは、家族を愛しているから。
家族の前から姿を消したのも、家から離れられないのも。
矛盾しているかもしれないけど、本当は優しいおじさん。
ミラベルとおじさんは似通っている所がある。
家族に対して負い目を感じている。
自分自身が抱えるコンプレックス。
それでも家族を愛している。
おじからの助言を得て、見つけたカシータと家族を危機から救う方法。
ところが…
カシータと家族を危機に晒していたのは意外な人物。
勿論本人は知らずの内に。
本人は家族を守る為に、必要以上に厳しくなり過ぎていたのだ。
言うまでもないだろう。祖母。
一見仲良く幸せそうに見えるマドリガル家だが、実は各々もコンプレックスを抱いていた。
完璧ではなかった家族。カシータの亀裂はその表れか。皮肉なものだ。
ミラベルと祖母は激しく口論。本音をぶつける。
家長体制、束縛、しきたりから脱する。
今を生きる自立した女性像。
二人の衝突が取り返しの付かない事態を招く…。
カシータや家族を危機に晒したのは、やはり私…。自分を責めるミラベル。
そんな彼女に歩む祖母。また孫娘の失態を責めるのかと思いきや、自分を責める。
今、気付いた。こうなってしまったのは私のせい。私が厳しくし過ぎたから。
祖母が語る過去。祖父との出会い、祖父の死、エンカントの始まり、守ると誓った家族、その誓いのカシータ…。
このシーンは本作のハイライト。さすがに目頭熱くなるものがあった。
カラフルで美しい映像。楽曲は先述の通り。
楽しさと感動とメッセージ。
安心して見れるディズニー良作。
…しかし正直、ずば抜けて面白く、期待を上回るってほどではなかった。
話ももう一山もう一展開あるかと思ったら…。ちと可もなく不可もなくだった。
ミラベル一人が何故ギフトを与えられなかったのか、その理由も釈然としない。
しかしそれは、ギフトを持たなくとも自分の大いなる愛で家族を一つにする。
それがカシータには分かっていた。
そう解釈したい。
失ったものは大きい。
でも、改めて分かり得たものも大きい。
失ったのなら、また見つけ出せばいい。
壊れたのなら、また直せばいい。
そうやって出来た奇跡こそ、本当の魔法。
いや、魔法を超える奇跡の力(=ギフト)。
エンカント、カシータ、そしてマドリガル家!
※2024年1月21日、Disney+にて再見。採点と印象、ちょい修正。
曲は最高
字幕と吹き替えをDisney +で視聴。
曲は大好きでキャラクターもどの子も個性があってとても良い
ルイーサが一番好き、アントニオかわいすぎかな??
でもおばあちゃんが差別的な思考で正直キツい
あそこまで崩壊してしまった家族が仲良しに戻るなんてちょっとご都合良すぎ?ミラベルがいい子すぎる。ブルーノいい人すぎる。
ギフトも最終的に元に戻ってしまうのでどうなの?と疑問に思う。これがディズニーファンタジーか
おばあちゃん子の私だからおばあちゃんキャラがキツいのは無理だっただけかもしれない
原題: Encanto
魔法の力を授かった家族の中で唯一魔法の力を持ってない主人公のミラベル。
魔法の家、家族の魔法の力が弱まっている事を知りそれを止める為に行動していく。
といった内容。
ミュージカル形式で進む。
映像も音楽もさすがディズニーといった感じ。
カラフルで色鮮やか、音楽はディズニーでは少し珍しい?(自分の知識が少ないだけかも)南米系の音楽が多めで新鮮。
だけどストーリーに特に捻りが無いというか見たまんまの展開なので少し物足りなさを感じた。
魔法の力を持った者も持たない者もそれぞれ悩みを抱えている。
皆を守るために頑張ってきたおばあさんの気持ちも分かる。
魔法の力を無くしたことで大切なモノは何かと気づく流れは良かったと思うが、
結局魔法の力を取り戻したことに少し不満が残った。
全体的な雰囲気は明るくコミカルなシーンも多いので子どもには楽しめる作品だと思う。
キャラも全員個性的だったし、
相変わらず映像は素敵 音楽も素敵!
だったけど・・・ストーリーが理解できないところが多かったかも。
おばあちゃんが皆に厳しくして皆が辛い思いをするようになったから、なにかの力がミラベルに魔法を使えなくさせてミラベルの大切さに気づかせたって話なの?
おばあちゃんとミラベルを分かち合わせる(家族が表面上の付き合いじゃなくさせる)が目的の映画だったのかなあ。
あと歌に情報が詰まってるから、歌詞が分からない(聞き取れない)と分からないかも
そんで最後にドア付けたら魔法復活!ミラベルも力を!って感じだったけどその魔法は何?
ミラベルは自分のせいで家が壊れた→手を取り合って建て直しちゃえばいいじゃん♪♪っていうメンタルの強さ。弱いんだか強いんだか
なーんかスッキリ面白かった!ってならなかったのが残念。
頑張ってる人にぜひ見てほしい映画
古き良きディズニーらしい王子様と結婚やったね!ハッピーエンド!ではなく、アナ雪に続き家族の『絆』がメインの映画と感じました。
同じ家族ものとしてはリメンバーミーにテイストが似てた気がします。
ミラベルの奮闘もメインですが歌に込められた意味を探してくとさらに泣けてしまいました。
昨年11月公開されたこの映画ですが『さすがディズニー』と言いたくなるレベルのものでした。アナ雪2よりもさらに3Dアニメーションが綺麗になりヌルヌル動く感じや踊った時のレース、動物の毛並みなどあらゆるところに2Dの良さが進展した感じとなっていてより作品に惹き込まれやすかったです。
動きはディズニーらしさがとてもあり2D映画『プリンセスと魔法のキス』のよりリアルに再現されたアニメーションって感じです。
ミュージカル調は変わってなかったですがそこでの主人公の悩みや苦しみをより分かりやすく説明できやすいのかな?とおもいました。
ただ他のレビューにも書いてあるように小さなお子様にはあまり向いてないかもしれません。
今まで感情を汲み取ってくれていた『家』が崩れていくシーンや心情がメインの映画のため怖いなと感じたり、よくわかんないで終わるかもしれません。(ポカフォンタスやノートルダムの鐘よりはわかりやすいですが……)なので内容がほとんどわかるおすすめの方は中学~高校生以上くらいではないでしょうか?
ですがなんとなくディズニーのわかりやすいミュージックやセリフで汲み取れるので家族で見るのもいいですが小さなお子様と見るなら映画館よりDisney+を使用して金曜ロードショー的な感じで見るといいと思います
色々あって疲れた。頑張りすぎて疲れた。
そんな方に是非ともおすすめしたい作品です。
内容や映像ともに素晴らしく思わず涙がこぼれるそんな作品だと思います。
まるでどこかの独裁国家みたい
まず英題はエンカント。土地の名前です。
作中でもずっとエンカントと歌っていて思わず調べました^_^;
エンカントそんなに重要なのか…と
この話は魔法の家の話ではなく国(土地)の話だったのか?と気付きました。
以下勝手な解釈です
おばあちゃんはその国の統治者…魔法(権力)を使って国の人々に富みを与えています。
おばあちゃんは自分の型にハマる者には優しく、ミラベルのように型にハマらない者は除外します。
イザベラはおばあちゃんに決められた人と結婚させられそうになり、力ないものは存在はなく、本当の事を予言したものは除外させられる。そんな力でねじ伏せるような国は段々危うくなっていきます。
まるで専制主義を連想させられました。
ミラベルはその国を継ぐものでしたが、おばあちゃんはまだ権力を誇示したい。だから扉が消えたのかなと思いました。
そのおばあちゃんもミラベルによって原点に帰り統治者からおります。最初はおばあちゃんも家族を国を守りたい一心だったのが、いつのまにか自分勝手な権力者になっていったんだと思います。
ミラベルの様に人に寄り添える国であろう。自分が自分でいられる国であるようにと、そんなメッセージが込められているのかなと思いました
普通
特にここが凄かったって言う部分は無く、かと言ってダメでも無く。見てもいいのでは?って出来でした。
音楽もそんなに耳に残る曲は無かったかな。それが1番残念だったかな。
主人公が私が何とかしなきゃって立ち上がる部分がやや唐突に感じました。
誰しも期待に応えようと思ったり、それが重荷に感じたり、良かれと思ってやった事が逆効果だったり。
そういう経験は持っていると思うので共感できる部分はあるかと思います。
だからテーマとしては普遍的で悪くは無いんだけど、今回は話としてズンと来るほど素晴らしい出来では無かった。
最後に結局魔法は帰ってくるんだけど、魔法は復活しなくても良かったのでは無いかな、と思います。
完璧じゃなくてもいい!!
映像も歌もさすがディズニーというかんじで今の時代に生まれて良かったー、!!となる映像美とクオリティ!
細かいところまでこだわってるんだろうなあというかんじでとても楽しくみれました。
ストーリーを通してメッセージ性があるのが毎回素晴らしいと思います。今回のテーマはきっと家族、自分ですね。
家族みんなそれぞれの魔法があるのにたいして主人公は唯一魔法が使えず、自分だけが落ちこぼれ、認めてもらえないと苦しんでいるところが本当に共感できて、ひたすら号泣ww最後まで号泣ww
日本に住んでると特に、周りの人と違うことは良くないものみたいな日常でも劣等感を覚えることがあります。
だからミラベルのあの認めてもらうんだ!っていう前向きな気持ちと行動力にすごく心打たれたし、家族も家族でみんなそれぞれの悩みや、プレッシャーがあって、でも全ては家族のためを思ってるっていうところもとても良かったです。
みんな同じく大事な人たちに愛されたい、認められたいと思うものです。そこでお互いを認め合えるか、許し合えるか、っていうのが家族と過ごしていくことのポイントだな〜って改めて思わせてくれました。みんな完璧じゃないですからね。
ミラベルのお父さんは最初から最後まで優しくて素敵でしたね〜みんなそれぞれの良さがありましたが、、
おばあちゃんさすがに意地悪描写すぎて終始悲しかった…話を聞こうともしてくれないの本当嫌ですからね…
お姉ちゃんとの掛け合いの謝って?の下りとかももう凄いリアルで憎たらしくてよかったですねwwあれがリアルな姉妹、兄弟だと思いますwww
まあ正直、街の人が「もういいんだ重荷をおろして〜♪」ってきたところはさすがに嘘やん?て思いましたが、ディズニーなので許しますww
ラテンな家族の無償の愛のお話
超よかった。
お話としては頭から結末まできれーにまとまる。さすがはディズニー。脱帽です。
が、しかし、3つは疑問が残りました。
- なぜ魔法は消えかかっていたのか/消えてしまったのか
- なぜミラベルには魔法が与えられなかったのか
- なぜラストで魔法は帰ってきたのか
なんとなくそれぞれに対して仮説はあるものの、この辺は次回作への伏線な気もする、または特にこの詳細を語る気はなくてただ家族の愛を描きたかっただけかもと思いました。
たぶん続編という話だと思います。乞うご期待
美しい色合いと歌声
ギフトを駆使して家族や街の人の役に立つ家族と、ギフトを与えられず、お手伝いすらもしなくて良いと言われてしまう主人公ミラベルとの関係が、事前に予告などで抱いていた「ミラベルにはギフトはないけど幸せに暮らしている」印象とはかなり異なりました。
あれは相当惨めになると思う。
可愛いアントニオが救いだろうけど、そんなアントニオにも、本人が心から楽しめる素晴らしいギフトが…
嬉しいけど悲しい、嬉しいのに羨ましい、そういう感じがとっても切なかったです。
でもギフトなんてなくても、勇気も身体能力もスゴいけどねミラベル。さすがディズニーの主役。
ラストのギフト復活あるかないかどうだろうと思ってたけど、ありでハッピーエンドだよねやっぱ。
あと、ゆめっちの歌声が思いのほか最高でした!
悪役がいないのに何度も泣け、幸せを感じるストーリーです
音楽、演出、声も素晴らしい。
今までのディズニー映画は一回観れば充分だったけど、これは何回も見たいのでDVD発売が楽しみでしょうがない!
テーマが分かりやすい映画
家族の中で1人だけ魔法を使えず劣等感を持っている主人公ーー
設定だけでしんどいなぁと思ってました。どうハッピーエンドにするのかなぁと。ミラベルだけ魔法が使えなかった理由や、なぜ魔法の家が壊れてしまったのか、ブルーノの予知になぜミラベルがいたのかなどが結局分からずじまいでモヤモヤ。
主題歌の歌詞が答えってことなのかな。「優しさこそが最大のギフト あなたはあなた」
製作者が(たぶん)伝えたかったことはわかりやすい!
素直に感動しました。
ミュージカル部分はさすがディズニー。すごく楽しかった!
リペアの力?
ミラベルは、例えば悩みや願いが山ほどある、普通の女子高生の感じ。メガネが可愛い。
終盤、ミラベルの魔法は? と考えて、まず「復活」「復興」の言葉が浮かびましたが、日々、自分を励ましつつ頑張っているミラベルならば、壊れ物の「修繕」ぐらいでいいのかなと思い直しました。
グランマがだんだん怖くなる
小さな町の活気の源になっているマドリガル家。家はカシータと言う名を持ち、一家の人たちに魔法を授ける大きな存在。祖母アルマーは子や孫の支柱となりつつ、カシータと街を守っている。
その祖母の責任感の強さが、娘や孫に大きなプレッシャーとして、いつしか重くのしかかっていた。魔法を得られなかったミラベルに至っては、アルマーとの距離がどんどん広がってしまっている。イサベラの結婚話が水に流れて、祖母の憤懣は頂点に達する。
魔力がだんだん弱くなる
アルマーが命に代えても守りたいカシータは人々の守護神ではあるけれど、その誕生には哀しい事件が絡んでいた。そして気づかぬうちに、カシータにも一家の心にも、亀裂が広がっていた。
頑張ろうとしても人は、重圧や寂しさや疲労から、少しずつ擦り減っていくものです。回復はもちろん出来ますが、耐えねばならない。
足取りはゆっくりと確かに
閉鎖されたエンカウントと言う世界の中心で、カシータは崩壊寸前だったと言うストーリーだった訳です。すぐに崩れる砂の部屋はその象徴だった。
傷つかないものはないから、割れた鏡を丁寧に繋ぎ合わせていく、ミラベルのリペアの力こそが明日に向かう魔法?
マドリガル家の中で、ミラベルにだけ魔法が授けられなかったのは何故? と言う問いには、特別な力に押し潰されない、普通の存在も必要だから……が答えになるのでしょうか。
持たない者の
悩みと同時に、持っている人の不安や悩みもありますね。これはなにも魔法に限った事では無いと思います。内容は少しミュージカル風になっています。ストーリーはどうせアニメであるなら、最後は苦難→劇的結末にしてても良かったかも。
全55件中、21~40件目を表示