「不幸が不幸を呼ぶ」アレックス STRAIGHT CUT J24さんの映画レビュー(感想・評価)
不幸が不幸を呼ぶ
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カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2021にて先行上映鑑賞。前作は未鑑賞。
モニカベルッチ演じるアレックスが地下道でレイ●被害に遭う。そこでパートナーとアレックスの知人が事件直後に犯人を探すこととなる。
特にパートナーの方は感情が制御できない状態に陥り暴走する。知人の方は冷静さを保とうはしつつも決して穏やかな状態ではない。最後はパートナーが関係ない者を犯人と思い込み荒れ狂うものの返り討ちに遭い大怪我を負う。そんな大怪我を負う姿を目の当たりにし知人も彼を助けようと暴走し人を殺めて逮捕される。
レイ●という一つの不幸な事件が被害者の周囲を、そして関係のない者も不幸にするまさに恐怖の一夜を描いた作品だった。
没入感が強い作品であり非常に不快感や復讐心を見ているこちらも強く刺激される。
自然と作品にのめり込む事ができる作品であった。
レイ●描写よりも事後の暴行が何より不快感を煽る。しかしアレックスのパートナー達も直後に動機は違えど結局同じ行動に出てしまってる悲惨さが心痛められる。
やはり人間はモラルを大切にしどんな状況におかれても冷静さを失ってはいけない事を改めて感じさせられる作品であった。
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