沈黙のパレードのレビュー・感想・評価
全518件中、361~380件目を表示
安定のガリレオシリーズ
面白かったです...が、ちと浅い印象。ガリレオ先生よりも草薙刑事の方が印象に残ったかな。少し疑問に思ったのは、蓮沼の過去の事件のこと。彼は裁判で無罪になったらしいが、起訴したら勝率99%超の検察に対し完全黙秘くらいでは無罪にはできんでしょう。ちょっと、このあたりの事情を詳しくしてほしかったです。作品全体として悪くはないですが「容疑者Xの献身」には及ばない感じ。まあ、あれは東野さんの最高傑作と言ってもよいものなのでしょうがないかな。少し、福山君も年を取りましたね。
安定。
年々エンタメ離れしていって、このコロナ禍、情報知ったのが某YouTuberコラボ動画でした。
10数年前まで、東野圭吾作品全部読破してます!ってドヤってたはずなのに、小説すら追えなくなってました。マジか〜orz
真夏の方程式から9年ぶりなのかー😭
って感じで、原作も未読です。
東野圭吾作品、
そして福山雅治、柴咲コウ、北村一輝。
良くも悪くも安定です。
それぞれのブランドと、年齢と演技力と貫禄が。
これだけのものが揃ってて裏切られるわけがない、と。
当時の他のヒット作なら次々と「final」とか付きそうなタイミングですが、作品内での役職の出世と、年齢的な貫禄でもとても上手く時の流れを誤魔化せてるのでまだやっていけそう。
違和感はと敢えて言うと、
湯川がコミュ力高くなっていて、ナチュラルに笑顔もポンポン振りまいていてショック…。胸板の厚さが湯川というか福山雅治。
草薙は出世したのに相変わらず湯川と内海に助けられてるのか…とショック…
キャラから飛び出した福山と北村の演技力や貫禄を垣間見た。柴咲コウの髪の長さに時の流れを感じた。まぁ10年も経てば、人間てそうか、と飲み込む。
東野圭吾作品としての最後のどんでん返しは健在です。
原作未読だったので、真犯人の想像が最後の最後まで楽しかった。ギリギリまで引っ張るのと、心地の悪さ、さすが、安定です。
最後に、福山雅治さん本人が鎮魂曲といわれていたED。
もちろんですが作品にもつながって重なり、このご時世の自身の出会いと別れにも重なり、非常に沁みました。歌詞がすごく良かった。自分の転機にもなりそうな曲です。是非ダウンロードさせていただきます。
懐かしくて嬉しく、でも時の流れの変なブレも大幅になく、メッセージ性のある非常にいい映画観れたな、という感じでした。
これはいかんやつだ
なぜこんな駄作を作った。これはガリレオの名を汚す作品。これはどこが見どころなのか理解できない映画。初めから最後までつまらない。ひたすらつまらない。東野圭吾に今後、映画化を拒否されるレベル。お金と時間を返してくれ。
ガリレオは、もう過去の遺物、エンド オブ ガリレオ最終話。僕の中でガリレオは死にました。
涙なしでは見られない・・・いや、ヘモグロビンをろ過した血液なしでは見られない。ちなみにセガール作品ではありません・・・
まず思ったのは田口浩正が激ヤセ?!と、村上淳がガリレオの口調を真似してるんじゃないかということでした。歌がむちゃくちゃ上手い女子高生・並木佐織(川床明日香)が遺体となって発見された段階で、もう涙・・・さらに草薙(北村一輝)がゲロを吐いたときにも事件の重さが伝わってきた。
失踪から始まった事件。犯人は15年前の事件で無罪を勝ち取った「警察が作り出したモンスター」こと蓮沼に違いないと一択でのミステリー。自白至上主義という教えをそのまま受け継いだ遺伝子によって、取り調べでは黙秘を続けた経緯があった。刑事の息子とは言え、やっぱり犯罪者は犯罪者!
菊野市の夏祭り、パレードが中心となったが、ミスリードのような伏線も多く、湯川先生の出番はないんじゃない?と思わせる展開だったが、犯人と目されていた蓮沼が不審死を遂げ、事件は一変する。ま、まさか『オリエント急行殺人事件』のパターンか?
ヘリウムガスから液体窒素へ・・・という流れは面白く、疑わしい人物のアリバイ補完という点もミステリアス。祭りの最中に大胆な殺人なんてのも推理ドラマの王道だけど、モンスター対なみきや食堂一家という構図がスリリングでもあった。怪しい人物も最初から予想通りではあったのに、さらにどんでん返しもあった・・・被疑者死亡のままという虚しさも相まって、終わってみると、序盤中盤に流した涙も乾いてしまったけどね。
のど自慢で歌われた「Jupiter」にもしびれたし、俳優陣もかなり良かった。レギュラーでは北村一輝の憔悴感がしびれるほど凄いし、佐織の父親を演ずる飯尾和樹やその親友の田口浩正、作曲家の妻・檀れいもgood。15年前の事件に絡んでいた酒向芳が『ヘルドッグス』に続いて好演。『ヘルドッグス』と役者が結構被ってますね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お疲れーライス!
スジに無理がある。 途中で誰と誰は親戚だった とか出て来ても。。。...
スジに無理がある。
途中で誰と誰は親戚だった とか出て来ても。。。
妻を殺人犯にしたくないので、
人を殺す人間。
これには 同情的に書かれてるが、 そこも共感できない。
トリックも なんだか 中途半端で 名探偵コナンレベル。
祈りの幕が下りる時 も、まったく共感出来ないストーリーだった。
娘に自分を殺させるて犯罪者にする親なんて いない。
この手の映画なら、オリエント急行殺人事件、ナイル川殺人事件が、
スジも、俳優の演技も最高。
言葉を交わさずとも熱い親友との絆
レビューに何から書こうと悩むくらいの二転三転する展開でした。
ですが敢えて端的にこの映画のテーマをレビューするとすればタイトルの通りかなと思いました。
正直そのくらいこの映画でのパレードとか事件には興味がそそりませんでした…
個人的に一番目頭が熱くなったシーンは、草薙の「湯川、もうそれ以上喋るな」でした。
雰囲気良いけど、普通な感じ
いろいろあるけど、
サオリちゃんの、さわやかイメージを壊して欲しくなかったなー。
なんか急に性格が変わってしまった感じ。
デビュー前なんだから、彼氏だって少しは考えろ!と思う。
夢だった歌手デビューと
結婚の価値観の逆転現象が唐突だと思う。
先生と出来ちゃって、妊娠して、
奥さん激怒したのか?とか思っちゃったよ。
そうなら酷過ぎな展開だったけど。
頭蓋骨の陥没痕と、現場のポールや、ボルトの形状から
何で出来た痕か、わからないのか?
風船で窒息させる想像するシーンあったけど、
あの、ゆるキャラのバルーン膨らませて、
窒息させちゃうのが見たかった。
俳優さんと、演技、映像は良かったです。
原作は読んで無いが
映画として、何一つ不足しておらず、完成していると思う。
過去作の映画は全て見たが、その中では一番だった。
ただ、当事者に感情移入すればするほど、やるせなく、他にどんな方法があったのかと思うと、せめて今後の人生を、祈らざるを得ない。
そして、エンディングの主題歌が、ハマっていて、やられた。
個人的のには、もっと科学を使ったトンデモトリックを、期待したいのだが、作者も視聴者も、大人になってしまったのだろうと、少し寂しい
湯川先生!
刑事3人の絶対に事件を解決させたい!という強い意思が感じられて良かったです。
3人の演技も素晴らしく、笑えるシーンもあり良かったです!
登場人物が多いので人間関係は複雑に感じました💦
密室の殺人事件ですが、意外と科学的なトリックがシンプルだった印象でした…
(もう少し複雑な方が謎解きがおもしろそうです)
映画鑑賞後に『沈黙のパレード』というタイトルの意味が分かりましたが、すこし違和感が残りました😥
緘黙者達のパレード 開幕
TVドラマシリーズ、劇場版2作品共に全て観ています。
感想
TVドラマの軽快な作風と劇場版シリーズの重厚な作風の中間を取った作品という印象で見やすかったです。
しかし、劇場版シリーズの中では一番あまり好まない作品ではありました。
・物語構成
今回のテーマである“沈黙罪“について真正面から向き合った物語は満足できました。犯人候補も二転三転するので、飽きずにラストまで見る事ができました。
タイトルにも表記されているパレードシーンはかなり迫力があり、楽しめました。劇場版独自の要素である悲しき犯人の真相に迫る事を重視したストーリー展開は今作でも健在で、沈黙し続ける人々に共感することが出来ました。しかし、全体的に軽快すぎる真相解明パートの影響で、過去作よりも満足度は薄い様な印象を持ちました。
・演技
演技は流石の演技力で魅せてくれて、とても満足出来ました。
・bgm
bgmは過去作とは異なりTVシリーズの軽快な曲調のテーマソングをそのまま流用した雰囲気の楽曲が多く、その点では過去作と比較的シリアス感が薄まっている気はしました。
総評
劇場版ならではの大掛かりなパレードシーンや複雑なミステリーパート、重厚な人間ドラマに満足できた作品。
一方で、過去作と比較すると印象には残りづらい作品だったとも感じた。
良すぎてびっくりした
映画では第三作になる今回の作品。
〜3って微妙なものが多いが、今回は違った
物理学的視点から見れば、物理学がすごく役に立ったわけではない。しかし、湯川先生の他の人と異なる思考回路で事件の核心に近づいていく。
テレビでは犯人が判った状態で方法の特定に注力するスタイルだが、映画では犯人と方法の両方がわからない状態で進んでいくところが面白い。
役者さんもフィルムの感じも楽曲も最高すぎた。続編期待。
テレビシリーズ未視聴。 映画は前作、全然作とも鑑賞。 湯川先生のキ...
テレビシリーズ未視聴。
映画は前作、全然作とも鑑賞。
湯川先生のキャラクターが面白いので楽しめた。
内容はまさに2つの事件の被害者たちの沈黙のパレード。
沈黙には沈黙返し、、みたいな?
殺しの手口はなんだかコナン君の犯人みたい。
1つめの事件の真相はどうだったのか知りたかった。
犯行の手口がメッチャ複雑な邦画! 本年度ベスト!
出だしのJUPITERの歌から引き込まれた感じ。
真犯人は序盤で予想できたけど、予想は外れ「そっちかい(笑)」って感じだった。
二件の殺人事件が徐々に繋がって行く展開。
今回も湯川教授が大活躍。
刑事に転職した方が良くね?(笑)
歌手を夢見る並木佐織役を演じた川床明日香さん。
メッチャ歌が上手い。
今後に注目したい女優さん。
個人的に良かったのは飯尾和樹さん。
朝の情報番組で料理を作るコーナーが好きなんだけど、本作では料理屋の主人の設定に全く違和感無し(笑)
演技もとても良い。
柴咲コウさん。
理由は解らないけど彼女の出演作の中で、一番美しく見えた印象。
北村一輝さんの演技にブレは無し。
最近観たヤクザ映画と被ってしまう程の安定した演技(笑)
福山雅治さんは言うこと無し。
エンドロールに映されるの過去作の風貌の違いが懐かしい。
相変わらずスッキリとしないラストなんだけど「ガリレオ」シリーズは何故か面白いのはやっぱり脚本が良いからなのか?
不思議な作品。
ガリレオシリーズ。
今後は更にストーリーが複雑化しそうな感じです( ´∀`)
【原作】柴咲コウしか勝たん【読了済み】
思ったより上手くまとまってました。
警察サイドの草薙と蓮沼を憎む者たちとの対立図を中心にしたことであの密度のある原作を何とかあの尺で調理できたんだと思います。
少しでも多くの人の心を救おうとした湯川先生がかっこいいです。彼らの報われない行動に対してどういった着地点へと向かうのかが本作品の見所ではないでしょうか。
そして、柴咲コウはいつ見ても綺麗でした。
突拍子もない推理が思いついて恥ずかしがってた柴咲コウ可愛い。主題歌の声も綺麗ですね。
ガリレオ帰還 偽りなし
ガリレオ、原作は全て読んでません。
TV映画のみです。
原作からの比較は出来ないことご了承ください。
少し冗長な場面もあるが、全体的にガリレオらしく纏ってます。
最後の10分前まで回り続けるシナリオ。
ちなみに私の推理は外れました(笑)
シャーロックと比べると同じフジの映画か?と思う位ガリレオフォーマット踏襲してます。
観て良かったです^_^
難攻不落の真実の迷宮に挑む
本作は、ガリレオシリーズ第3作。今回は、殺人事件を繰り返しながらも証拠不十分で無罪になってきた凶悪犯殺人事件に挑んでいく。難攻不落の真実の迷宮に惑わされながらも、緻密に粘り強く真実に迫っていく主人公達の姿を描く見応え十分の本格派推理サスペンスである。
本作の主人公は天才物理学者・湯川教授(福山雅治)。数年前に行方不明になった女子高校生の遺体が発見される。大学時代に主人公と同期だった草薙刑事(北村一輝)が、かつて少女殺害事件の容疑者として逮捕するが、完全黙秘を貫き無罪になった男・蓮沼が容疑者だった。蓮沼は今回の事件でも完全黙秘を貫き無罪となり、殺された女子高生の地元に戻ってくる。そして、夏祭りパレードの最中に蓮沼が殺害される。主人公、草薙、内海刑事(柴咲コウ)は、この事件の真相に迫っていく・・・。
序盤は、女子高校生殺人事件までを駆け足で描いていく。敢えてダイジェストで、登場人物のちょっとした台詞、動作を布石にして、中盤以降の複雑な推理劇に時間を割いている。芸達者の演者達が、台詞、表情、動作で被害者を愛した者達の心情を巧みに表現している。特に、被害者の父親役の飯尾和樹の演技は本当の父親のようで出色。
中盤以降の推理劇は、真実を覆い隠しているベールを一枚ずつ剥がしていく。事件の真相が徐々に明らかになる。主人公の推理は理詰めであり、首尾一貫している。どんな些細なことも鵜呑みにしないで疑って再検証する。仮説を立てて立証する。の2点である。彼の得意分野である物理学とは無縁のようだが、この2点は、学問を究める上での基本である。彼は、その基本に従って事件の真相を究明していく。学者らしいやり方である。
終盤のどんでん返し=意外な真犯人は、布石は打たれているので、えっと言うよりは、なるほどという感じで、驚きは少なかった。その分、作品全体が淡白になってしまった感は否めない。
本作は、終盤の迫力が欲しかった良作である。
映画というより原作が自分には向いていなかった
ドラマも映画も全部見ましたし、容疑者Xの献身は今までみた映画の中で5本の指に入るくらい好きです。
映画の見せ方、演出、音響等は良い意味で今まで通りで良かったが、今作はストーリーがあまりに全てにおいて突飛かつ無理やりすぎて感情移入ができなかった。
結束が強いという割に簡単に吐いてましたし。
わざわざ映画館で見るほどではなかったですね。
間違いない!
容疑者Xが至高の名作ということで今回も迷わず観に行きました。久々の湯川先生も何の違和感もなく観れました。相変わらず色々な伏線が張り巡らされており見飽きない映画。
迷わずおすすめできる映画の一つです。題名の通り沈黙が1つのキーワードになっているところも素敵でした。
全518件中、361~380件目を表示