「帳尻合わせの弊害」沈黙のパレード アニメ映画が主戦場さんの映画レビュー(感想・評価)
帳尻合わせの弊害
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原作既読。
湯川と草薙の友情が最も深い「聖女の救済」を糞改編したせいで、本作に無理矢理その辺をブチ込んだ結果がこの有り様。
現地住民と湯川の交流をもっと描くべきなのに友情パートの為に切り捨てるから群像劇感が薄れる。
せっかくの内海(柴咲コウ)復帰なのに草薙に重きを置くからどっち付かずになり台無し。
それを差っ引いて観ると、しっかりとエンタメしていて気楽に観るには最適な映画。
俳優陣に隙は無く、起承転結がテンポ良く、ストレス無く観れる。
もの悲しいビターエンドは鑑賞の余韻を残して映画館から出れる。
追記:飯尾さん、当て書きされたかの様な見事な演技でした。
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