怪盗クイーンはサーカスがお好きのレビュー・感想・評価
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原作ファンです
60分という短さでよくここまでまとめてくれたなと、そしてここまでのキャストをよく当ててくれたなと感謝の気持ちでいっぱいです。原作ファンとしてBGMも主題歌もキャストも本当に最高で何も言うことありません。
クイーン自体がそもそも謎多い人物なのは原作を読み進めても変わらないので、サーカスがお好きを見て気に入った方は原作読んで欲しいです。児童書ですがクイーンやジョーカーが好きになってくれた方は面白いと思います!
サーカスがお好きの内容自体そこまでアクションシーンがないので他の話もどんどんアニメ化したり映画化してほしいなぁと感じます。次の優雅な休暇の方が映画映えしそうな話だなとは思います…!原作は話が進めば進むほど登場人物が増えにぎやかになります。
ぜひたくさんの人に見て気になった方は原作読んでほしいです!
原作ファンとして悪くはない
原作ファンとして悪くはない。原画を大切にしていたり、面白い要素もきちんと残していて。
とはいえ、もう少し会話のテンポを大切にしても良かったか。原作のストーリーもこんなに浅かったっけ?原作が児童文学ということで人によりイメージが異なる難しさはあるけれど、クイーンもRDももう少し明るい声をイメージしていたかな。色々事情はあるのだろうが、60分でなくせめて90分で、怪盗クイーンらしいわちゃわちゃ感や終盤のしっとりストーリーをもっと盛り上げてくれればなぁと思った。全てがちょっとあっさり目に感じてしまった。
「リトルブラックドレス好き」
今年72本目。
作詞及川眠子、作曲林哲司、編曲本間昭光、歌リトルブラックドレス。「逆転のレジーナ」最強の4人揃いましたね。リトルブラックドレスがFM89.7で木曜夜8時からラジオやられてまして、この前及川眠子さん、林哲司さんがそれぞれ違う回でゲストでした。
ラジオが昭和歌謡中心に自分も昭和歌謡凄い好きなので楽しく聴かせてもらっています。その番組でこの映画の主題歌歌われると言う事でアニメも面白そうだし、EDで歌がとにかく聴きたいので鑑賞。
作品自体が面白かった。
控えめに言って星一億点
めちゃくちゃに最高だったんですが?!?!?!?!?!?!?!??!
小学二年生、8歳の時に学校の図書館で「怪盗クイーンはサーカスがお好き」を見つけ、何気なく読んでみたところこの世にこんなにも面白いものがあったのか・・・・・???と衝撃を受け、貪るように図書館にあったクイーン、夢水清志郎、都会のトム&ソーヤ、モナミシリーズを読み漁りました。1ページ目を開いた瞬間からページを捲る手が止まらず、授業中にこっそり読んでは先生にキレられてました。おかげで二年生前期の授業が全く頭に入らずその後普通に苦労しました。
それから十年、新作は欠かさず買って読んでます。私の18年間の人生には常にクイーンがそばにいました。クイーンに育てられたと言っても過言ではないです。
最初、トルバドゥールの文字がスクリーンいっぱいに映し出された時もう叫び出しそうなくらい興奮しました。そしてクイーン、ジョーカー、RDが喋って動いてることに感動して開始3分で号泣です。
声優さんのキャスティングがめちゃくちゃ心配でしたが主人公三人ともまっっっっったく違和感なし。特にクイーンがめっちゃクイーンです。ものすごくクイーン。
都会のトム&ソーヤ実写化は完全なる原作ブレイクで一時間半が五時間ぐらいに感じるぐらいにしんどかったんですが、この映画は改変などもなくめちゃくちゃ原作に忠実に作ってあるので皆さんご存知の通りめちゃくちゃ面白いです。一時間がマジで3分でした。始まったと思ったら終わってた。
タイトルに星一億点と書きましたがあくまでこれは「ファンにとって」です。
ストーリーを端折りすぎて原作を読んでない人にとっては展開が非常に掴みづらいと思います。
クイーンが怪盗で、ジョーカーがそのパートナーなのはわかりますが、RDがどんな存在なのかがあまり説明されておらず、最後人型で出てくるのも初見さんにとっては???だと思います。
また原作の魅力であるミステリー要素(クイーンとジョーカーが誰に変装しているのか?)も表現しきれていない感じで、私が初見でこの映画を見たら間違いなく星1をつけてたと思います。ファンのための映画と言う感じですね。なのでその分星を1つ引かせていただきました。
ともかく怪盗クイーンファンは必見の映画です!欲しい特典が当たらなかったので、私ももう一度観に行こうかな・・・
観ることを迷っている方へ
予備知識がなくても開始十分で怪盗のクイーンとパートナーのジョーカー、人工知能RDのやり取りに引き込まれていきます。
クイーンは誰に変装しているのか?「リンデンの薔薇」を横取りしたサーカス団長・ホワイトフェイスの目的は何なのか?という謎解き、多岐にわたるアクション、人工知能のツッコミが見られるコメディなどわくわくする要素がたっぷり詰め込まれています。怪盗を追いかける立場である警察も憎めないキャラクターばかりで、展開が進むたびに好きなキャラクターが増えていきました。
エンドロールでは多幸感でいっぱいになり、劇場を出た後もしばらく余韻に浸っていました。一緒に観た人と感想を語りたくなる作品です。
怪盗クイーンシリーズや夢水清志郎シリーズに育ててもらいました
オタクによるオタクのための、だけど初見もおいていかない怪盗クイーンの名刺代わりに見れる映画だと思います。原作にはまだ登場していないキャラクターや他のシリーズのキャラクターが出てきたとき、心の準備をしていなかったのでとても驚きました。まだまだ他にも見たいシーンはたくさんあったけど60分という大抵の映画の半分(といっても子供向けの映画は60分のものが多いですが)の中で怪盗クイーンは十分すぎるほどに魅せてくれました。声優さんのチョイスがぴったりすぎて…本編はもちろんぜひyoutubeなどにも上がっている舞台挨拶の大和悠河様を見ていただきたい…怪盗クイーンは存在しています。小学生の時にハマって読んでいた以来触れておらず内容も忘れ映画を見たので本筋に関しての予備知識はないに等しい状態で見たのですが、それでも十二分に内容把握ができ楽しめました。アクションシーンはやはり文章でもものすごく味わえるけどアニメの形で見ると迫力やスピード感がより鮮明に体験できて良かったと思います。
ファンだからこそ映画化が決定した時
嬉しさの反面で期待外れにならないかとても不安でした。しかし実際に見に行った結果はとても満足です。予算がなく60分という短い時間の中であの厚さの本をここまで綺麗にまとめられるのかと驚きました。勿論、初見者にとっては駆け足気味だなと感じるところは多々あったのですが、小説の中身のボリュームと映画の尺を考えると最高のパフォーマンスだったと感じます。原作ファンに嬉しい小ネタも画面の様々なところに散りばめられており、映画化にあたって改変した部分はあれど作品の核となる想いはしっかりと継承されていて、本当に良い作品でした。長めの尺のある次回作に繋げるためにも今作がヒットしてくれたら良いなと思います。
良かったのでもっと見たかった
原作ファンです。
イメージしていた通りにキャラクターたちが動くので感動しました。
クイーンの活躍するシーンやサーカスのシーンも絵や雰囲気はすごく良かったです。
ですが、尺が短く物足りなく感じました。見せ場だと思うのでもっと見たかったです。
ストーリー自体もサクサク進むので、種明かしのカタルシスも弱く感じました。
インタビューで予算的に厳しく、60分の作品になったとあったので仕方のかなとも思います。
次作があることを期待しています。
もっと長く観たかった!
とても素敵な作品でした。
小学生の頃に読んだきりで、内容をあまり覚えていなかったのですが、あの頃大好きだったジョーカーやクイーンがスクリーンで動いているのはとても感動でした。
とくに、今回が声優初挑戦だという大和悠河さんが、本当にクイーンらしい演技をされていておどろきました!年齢・性別・国籍不明というクイーンなので、どんな声がつくかとドキドキしていたのですが、とてもハマっていたと思います。
後から、原作を読み返して、その後にもう一度観たのですが、結構カットされている中で、それでも「怪盗クイーンはサーカスがお好き」らしさを存分に感じられる映画に仕上がっていて、スタッフさん達がすごく頑張ってくださったんだなというのが伝わってきました。
読んだことがないという友人にも勧めて観てもらったのですが、やっぱりすごく面白い、もっと観たかった!と言っていたので、次回作があるならもう少し尺がとれるといいなー、と期待しています!
原作ファン向け
相棒ジョーカーや人工知能RDと世界中を巡る怪盗クイーンは、新たなターゲットの宝石・リンデンの薔薇を、謎のサーカス団に横取りされてしまった。クイーンは凄腕の団員たちと勝負するという話。
原作がある事も知らずに観に行き、出来の悪いアニメを見せられた感じしか残らなかった。
全体に粗くて入り込めない。もう少し長くして、人物像など背景を加えて深みを出して欲しい。
原作ファン向けとしか思えなかった。
合わなかった。
誰かを幸せにしたいという思いを形にした作品
総合評価は☆4、贔屓目に見て☆5。
内容に関しては予告映像を見るのが早いので、公式サイトを確認いただけたら嬉しい。
小学校の頃に読んでいた児童文学の映像化とあって、期待と不安の入り混じる思いで先行試写会と公開初日、劇場に足を運んだ。
素晴らしかった。
あの頃の記憶が蘇り、心の中にいる小学生の頃の自分が喜びで飛び跳ねているのを感じた。
昨今の美麗なアニメーションに慣れている方には少し物足りなく感じるかもしれない。
映画鑑賞を趣味にしている方には60分という上映時間は短く感じるかもしれない。
けれどこの作品の本質は、そんなことでは決して変わらない。
誰かを幸せにしたいという思い。
交わした約束を守りたいという願い。
誰もが当たり前に持っているその感情をすくい取り、美しくまとめ上げたのがこの作品だ。
原作小説が発行されたのは今から二十年前のことだが、現代にも通ずる内容が各所に散りばめられている。
それだけではなく、新たにこの作品を鑑賞する方へ向け、本筋は崩さないまま現代的にブラッシュアップした部分もある。
何も知らない人は素直に感嘆し、昔読んでいた人は郷愁の念で胸がいっぱいになることだろう。
長々と思いの丈を綴ってしまったが、それだけ素晴らしい作品であることがこの文章を読んだ誰かに伝わっていたら嬉しい。
あわよくば近場の上映劇場を検索し、映画館まで足を運んでくれたならこの上ない喜びだ。
それでは最後はこの文章で締めようと思う。
Good Night, and Have a Nice Dream.
良い赤い夢が見られるよう祈っている。
60分によくまとまっていた!
60分という短めの映画(OVA)だが、その中に原作の世界観をしっかり詰め込んで表現していたと思う。
もちろん、もう少し尺があれば…と思うところがなかったとは言えないが、それでもちゃんと重要なところは押さえていて、制作サイドが原作をとても大事にしていることがわかるので惜しいと思いはすれど、不満はない。
そして原作ファンサービスはあるのだが、原作を知らない人がみても全く問題ない作りになっているので安心してほしい。
主役の大和悠河さんは声優初挑戦とのことだったが、見事にクイーンを表現していて、まったく違和感なく聞くことができた。ナレーションの諏訪部順一さんもあの世界観にピッタリで、原作にも度々出てくるあの文章を聞くことができて嬉しかった。
他にもジョーカー役の加藤和樹さん、ホワイトフェイス役の森川智之さん、シャモン斎藤役の古川慎さんなど、全てのキャラクターがハマり役だったのが驚きだった。物語に集中して観ることができた。
原作もそうなのだが、子供が楽しむのはもちろん、大人が見ても楽しめるストーリーになっていると思う。
作画は数カ所気になるところ(他のキャラが喋っている時に動かない程度)はあったが、クイーンが出てくるたびにキラキラしていて多少のことはどうでも良くなってしまった。本当に。
60分で充分楽しめたからこそ、続編があるのならぜひ尺を伸ばして十分にあの世界を描き切ってほしいなと思う。もっと素晴らしいものになるはずだから。
赤い夢をみせてくれてありがとう。
20周年を迎えた児童書シリーズ、初のOVAを劇場公開したものです。人気は根強くあるものの児童書市場であり、ファン層や需要が把握できないことなど、ここに辿り着くまで大変な苦労があったようです。しかし、それでもどうしても怪盗クイーンをアニメにしたい!!というスタッフの熱い想いが込められて実現した映画です。上映館も少なく、尺が短めで、どうしても設定が変更されたり説明不足である部分はあります。娯楽が増えた今、このお話はさほど気をてらったものではありません。ただ、この世界のどこかに怪盗クイーンがいるのかもしれない、そんな夢をみせてくれるようなお話です。今の子どもたちにもみてほしいし、大人に伝えたいメッセージも込められています。この先の未来のこどもたちにも読んでもらいたいシリーズです。シリーズ続編のアニメ化も待ってます!
約60分に原作のエッセンスが凝縮された良OVA!
原作を小学生時代にぼろぼろになるまで読み返していた20代の元読者です。
怪盗クイーンアニメ化ときいたときは、正直原作への思い入れが強すぎて不安もあったのですが……完全に杞憂でした!うれしい!
あっという間の58分で、見終えた時には初めて原作を読んだときのどきどきとわくわく、「赤い夢」への憧れをもう一度新鮮に体験させてもらったような気持ちになっていました。
原作への愛を持って児童書のアニメ映画化という困難なチャレンジに挑んでくださった製作陣の方々に感謝を。
そして、声優初挑戦にも拘らず、性別国籍年齢すべて不詳の怪盗クイーン役を見事に演じ切った大和悠河さんに特大の拍手を!
20年前の原作ですが、決して「なつかしいね」で終わるだけの映画ではありません。
この2022年に改めて映画化される意味があるお話であり、また映画化にあたって原作のそういった核心部分をより強調する編集がなされていたとも感じます。
いままさに怪盗クイーンのファンである子どもたちは勿論、私のように、昔シリーズを読んでいたかつての子どもの皆さんにもぜひ観てほしい一作です!
映画化ありがとう!!
まず、初めに言いたいのは「アニメ映画化してくれてありがとう!」です。
小学生のときにはやみね作品に出会って以降、ずっと赤い夢に囚われています。
なんでこんなに面白いのにメディア化されないんだ!?と思い続けて十数年…
やっと!動くクイーンたちに会うことができました。
正直遥か昔に読んで以来なので細かいところは覚えていなかったりするのですが、
クイーンもジョーカーもRDも、思い描いていた通りの姿、声、仕草、表情で、感無量でした。
原作から上手いこと現代にアップデートされているのもよかったです。
慣れ親しんだ児童書があれば、人はいつだってハラハラドキドキワクワクしたあの頃を思い出して笑顔になれる。
そう強く実感させてくれる作品でした。
もちろん、未読の方も十分楽しめる作品になっています。
1時間でキレイにまとまっていて、さくって観られます。
もっと児童書のメディア化が増えて、大人も子どもも楽しめる作品が増えたらいいと!なにより私がもっと、はやみねワールドのみんなに会いたいので、何回でも観に行きたいと思います!
本当にありがとうございます!!&アニメ映画化おめでとう!!!
いつまでもはやみね作品が大好きです!!
富豪泥棒の予算
他の人のレビューを読んでいると、どうやら原作ファン向けの作品のようですが、原作知らずの私でも楽しめました。華麗な怪盗と言えばこんな感じ?とイメージしていたまんまの内容でした。オーソドックスな正義派大泥棒とでも言いましょうか。
ストーリーやキャラ、設定、反戦メッセージも含めて良いと思います。
大人から子供まで楽しめる系の作品ではないでしょうか?
しかし全体的に作りが安っぽい。華麗な怪盗のアクションにしては動画にキレもスムーズ感もスピード感もない。
ハイテク飛行船を根城にしているような富豪泥棒の活躍する映画の予算がこれでいいの?って印象です。
尺も短い気がします。あと15分くらい延長して端折った表現をしっかり演出しても良かったのに。
原作ファンは納得かも知れないが、そうでない者には消化不良、不完全燃焼です。
そこそこクイーン一派が気にいったからこそのダメ出しです。
ルパンやキッド級の大怪盗になりますように。
1時間とは思えない満足感
中学生の頃に怪盗クイーンシリーズと巡り会い、大好きになりました。
そんな作品が待望の映画化ということで、早速見に行ってきました。
最初、1時間だけで大丈夫かな…?と不安に思っていましたが、そんな事はなく…もちろん省く所は省かれていましたが…それでも1時間でよくこんなに綺麗に収められたな、と感動しました。
個人的には満足感でいっぱいです。
原作未読の方でも楽しめる内容だと思うので、是非沢山の人に見てもらいたい映画だと思いました。
そこに「怪盗クイーン」があった
長年のはやみねファンで、何度もアニメ化を妄想していましたが、大満足でした。赤い夢を見続けている原作ファンにおすすめできるアニメです。
「怪盗クイーンはサーカスがお好き」だけでなく、続編や別作品を匂わせる表現もあり、はやみねかおるを愛するファンがニヤニヤできる要素が散りばめられていました。
アニメの動きもとてもよく、そういえば違和感がありませんでした。そんなことを考えずに没入できる作画クオリティです。
わたしは特にクイーンの表情が好きですね。
一番の心配はクイーンのキャスティングでしたが、予告編の時点で「あ、これは大丈夫だな」と。個人的な話ですが、わたしが原作を読んでいる際の脳内ボイスにとても近かったのです。
クイーンだけでなく、セ・シーマの伊藤さんやホワイトフェイスも、声はもちろん演技もぴったりで、まさに「怪盗クイーン」がそこに存在してました……!
残念だったポイントとしては、原作を知っている身として、ここの映像化も見たかったな〜!!と惜しく感じるシーンがいくつかあった点です。しかし、短い上映時間内にこれだけ丁寧に描いてくれたと思うと仕方ない気も。次はぜひもっと長い時間で見たいです!
Blu-rayも購入できましたが、やはり怪盗クイーンには派手な舞台が似合う。チャンスがあればまた何度でも劇場で見たいです!
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