「これはどう見れば良いのだろうか?」メインストリーム 藤崎修次さんの映画レビュー(感想・評価)
これはどう見れば良いのだろうか?
巨匠フランシス・F・コッポラの孫娘が祖父が名声を築いた映画界を駆逐せんとする勢いの新興メディアYouTubeへの嫉妬心から、ディスって溜飲を下げたいだけの自己満映画と解釈したのだが、実際のところ、どういう制作意図で撮ったのだろうか?
内容的にもイマイチ。テンポは良いのだが、反面、場面場面の繋ぎが雑だし、もっと雑なのはアンドリュー・ガーフィールド演じるリンクに熱を上げていたフランキー(マヤ・ホーク)の気持ちが離れていく過程の描き方。
母親そっくりのマヤ・ホークの美貌が唯一の救いだったが、もう少し見るべき点が欲しかったかな。
日本人としてはローラにセリフが無かったのも残念。
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