ぬけろ、メビウス!!のレビュー・感想・評価
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雇止めの悲劇をバネにして・・・
小泉政権で企業サイドに寄った人材派遣の規制緩和、就職氷河期と相まって非正規労働者が増加した悪夢が思い出される、なんと息子も解雇規制の緩和と言っているから血は争えないですね。
メビウスの輪から抜け出せずに悩む主人公、教師になる夢への挑戦は健気で立派、なんとか合格させてあげたいと思ったら受験間際でThe ENDでした。
主人公の坂ノ上茜さんはインタビューで現状を打破したいと悩む人の背中を押せる作品にしたかったと言っていました。そういうお年頃の人には良いのでしょうが、おじさんには可哀そうな女の子の、藻掻くさまを見せられるだけの辛い映画で、正直しんどかった・・。
親の言うとおりに生きてきたというコンプレックス
専門学校卒で非正規社員の主人公が周囲の反対を押し切り、20代半ばで大学受験に再挑戦するお話。
学歴差別、非正規社員の雇い止めといった社会的なテーマも含まれているが、むしろ主人公は理解ある婚約者もいて、割と恵まれた立場にある。そんな中で「なぜ周囲の勧めるような幸せを受け入れないのか」がテーマとなる。実際、主人公は飽き性で誘惑に弱く、キラキラしたヒロインではないところがリアルだ。
経済的理由で東京の大学進学をあきらめさせた母も決して毒親とはいえず、平凡で愛すべき娘にとって一番の理解者かもしれない。しかし主人公が引っ掛かっているのは母の敷いたレールに乗っかり、自分の力で挑戦した経験がないことなのだった。「今のままでは自信のないままで人生を送り、何もかも母のせいにしてしまう」という気持ちに共感する若者は多いのではないか。決して親が嫌いなわけでも反抗がしたいわけではない。でも自分の人生を生きていない気がする、という感覚が現代的。
主人公の女友達も婚約者もいい人で、限度を超えてやらかしてしまった主人公を突き放しながらも見捨てない。なんだかんだ主人公は人に愛されて人生を送っていくだろうな、と思いながら見終えることができる。
2023年2月に映画館(シネマスコーレ)で鑑賞し、Amazonで見られるようになっていたので何となく再訪。もともと好きな映画ではありましたが、初めて見たときより泣けてしまいレビューの筆を取りました。
馬鹿はキライって言われたことがある人にはオススメしません
さぁ、今回は新宿はシネマカリテにやって参りました。もちろん坂ノ上茜ちゃんお目当てです。
BS-TBS町中華で飲ろうぜは録画して欠かさずみています。この前、館山に釣りに行ったときも、番組で紹介された金華飯店さんに立ち寄りました。美味しかったですぅ。一見、料理の鉄人の坂井宏行シェフに似ているマスターの腕が素晴らしかったです。館山に引っ越したいぐらいです。
町中華を見るたびにウチの息子の嫁になってくれないかと夢みています。もう2年ぐらい前に町中華を見ながら息子に言ったんです。「茜ちゃんて、ちょっと小松菜奈に似てて、いいよね。お前が茜ちゃんと結婚してくれたら嬉しいんだけどなぁ」って。そしたら、小松菜奈とは全然違う。月とスッポン。だいぶ目が悪くなったんじゃね。だって。
ガッカリだよ❗
目じゃないんだよ。脳なんだよ❗
さて、ぬけろ!メビウスですが、
優子(茜ちゃん)は地元の不動産会社に'4年前から派遣で働いている24歳。最終学歴は専門学校卒です。
坂ノ上茜ちゃんは熊本市出身。東京の大学を卒業しています。
7年前にお父さんが他界。お母さん(藤田朋子)は小料理屋を切り盛りしています。小料理屋のお客さんの紹介により母親公認で付き合っているなかなかイケメンの会社員の彼氏(太一)がいます。彼氏は店のおでんが好きで、タコ、玉子、はんぺんと頼むネタも毎回決まっています。会社には同じく派遣で働いている幼なじみの親友の奈月(松原菜野花)がいます。派遣社員から正社員昇格を二人とも目標にしています。
ある日、優子は部長に呼ばれます。あと半年で5年。正社員採用ではなく、派遣ギリ予告でした。荒れた優子はコンビニで大量の酒とおつまみを爆買いし、レジで精算へ。そこへ道を訊きに現れたイケメンに一目惚れ💞。タクシーを呼ぶからと言ったのを制止して、自分のピンクの軽BOXで送ってあげますと逆ナン。お会計は三千円超でしたが全部キャンセル。イケメンを連れてお気に入りの見晴らしのよい高台でしばしの休憩。イケメンは海外展開する商社を経営する父親を持つ御曹司で、英国生まれ。名前はエイト。海外勤務からしばしの帰国休暇。両親の待つ別荘に行く途中でした。学歴や平凡な名前にコンプレックスを持っている優子は嘘ツキまくり。ゆうな(優奈)と名乗ります。そして、後日バーベキューに誘われ、親友のと訪れます。手土産にメロン🍈。一張羅の薄いピンクのヒラヒラ付きのワンピース。親友はバーベキューと聞いて、Tシャツにジーンズ。優子は奈月に「名前はゆうなで大卒っていうことになっているから、口車を合わせるように」と念を押します。
あっ、これ、つまらないものですが、とイケメンのお父さまにメロンを渡す優子。奈月は地元の緑茶が手土産。なんと、バーベキューに招待されたのは2人だけ。お母さまは2人の経歴をチェック。奈月は短大卒ですと言うと、なんで短大なの?なんで?と無神経にさらに聞いてくる。我慢しきれなくなった奈月は用があるので先に帰りますと。すると、お母さまお手製の本場英国仕込みのチェリーパイをせっかくだから食べてお行きなさいと勧められるが、チェリーアレルギーだし、パイは大嫌いですとぶちかます奈月。「じゃあね、ゆうな。ごゆっくり」 キッチンのお土産のお茶のてさげ袋を引ったくり、トン面するのであります。嘘ツキ優子に比べて、竹を割ったようなまっすぐな性格の奈月の好感度爆上昇でした👏
御曹司君はゆうなを気に入り、両親も反対せずに、薔薇の花束💐でプロポーズ。浮かれる優子。太一には内緒です。イケメン御曹司のお母さまは感じの悪い短大卒の奈月を蔑み、御曹司君はゆうなに奈月とは付き合うなと言い出すのであります。たびたびかかってくる携帯は太一からなのに。シカトするゆうな。
おーい、すっかり、麺伸びちゃってるよ。
レビュー長過ぎだよ❗
メビウスの輪から抜け出す覚悟をした優子。メビウスの輪は自分自身。親子関係もあるけど。
井の中の蛙大海を知らず。
現実はなかなか抜けられないんだよね。
知恵縄のように冷静に力を抜くとスッと外れるようなものでもなく、太一君がやったようにブチッといかないとダメなのよ。
聖アボなんとか学園大学の偏差値はどのくらいなんですかね。
1分前まで恋人だったイケメン御曹司君と30秒前まで婚約者たった太一君。どうもありがとうございました。これからも坂ノ上茜をよろしくお願いいたします。
舐めていました
新宿シネマカリテに初めて行きました!
映画館があるのは知ってましたが、
上映作品はメジャーなモノではなさそうだし。
舞台挨拶付き上映会に参加
上映前に舞台挨拶でした。
司会が何と監督!
登壇はステージが小さいから
司会者を含めて4人
映画は24歳のOL優子が主人公
幼馴染と同じ職場で平凡な生活を送るも
ある日、派遣社員の雇い止めに
学歴が専門学校卒だから?と
コンプレックスの1つ学歴
また、母親が引いたレールで知り合った
婚約者の太一とは仲良くやっていたが、
ある日偶然に知り合った金持ちのエイトと
付き合う事になり二股状態に
幼馴染とは
エイトとのバーベキューから
スレ違いが発生したり
色々と問題が発生
自身の将来について悩み
24歳で急に東京の大学に行きたい!
と言い出し母親ともスレ違い始め
最終的には、
今まで何事も長続きしなかった自分に
自信を付けたいからと
大学受験に打ち込み
観る前までは期待値かなり低い状態でしたが、
以外にも面白かったですね。
ミニシアター舐めてました。
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