「新しく登場したキャラクターはかなり魅力的も、ド派手な演出が目立ち、歌自体のパワーが感じられなかた。」SING シング ネクストステージ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
新しく登場したキャラクターはかなり魅力的も、ド派手な演出が目立ち、歌自体のパワーが感じられなかた。
ガース・ジェニングス 監督による2021年製作(110分)のアメリカ映画。原題:Sing 2、配給:東宝東和。
まあ、それなりには良かったのだが、前作が良かったことも有り、自分の期待はかなり外されてしまった部分は有り少々残念。
最後のステージ、物凄く考えられていて華やかで映画的にも映える演出ではあった。ただそれだけに、歌そのものの力を、監督を始め製作者たちが十分には信じていない様に思えてしまった。それって、Sing と名付けた原点に反している様にも感じた。まあ続編の難しいところではあるけれど。
でも新しく登場したキャラクター、ショービジネスを牛耳っているオオカミの男ジミー・クリスタル( ボビー・カナべイル)、その娘ポーシャ・クリスタル(ホールジー)、ゴリラ少年ジョニーが自信を取り戻すのを助けるストリートダンサーのオオヤマネコの女性ヌーシー(レティーシャ・ライト)、ロックスターの伝説となった老いたライオンの男クレイ・キャロウェイ(ボノ)等は、なかなか個性的でもあり、とても良かった。
監督ガース・ジェニングス、製作クリス・メレダンドリ ジャネット・ヒーリー、製作総指揮ダナ・クルピンスキー、脚本ガース・ジェニングス、編集グレゴリー・パーラー、音楽ジョビー・タルボット。
出演
マシュー・マコノヒーバスター・ムーン、トリー・ケリーミーナ、スカーレット・ヨハンソンアッシュ、タロン・エガートンジョニー、ニック・クロールグンター、リース・ウィザースプーンロジータ、ガース・ジェニングスミス・クローリー、ジェニファー・ソーンダースナナ、ファレル・ウィリアムスアルフォンゾ、ホールジーポーシャ、レティーシャ・ライトヌーシー、ボビー・カナベイルジミー・クリスタル、エリック・アンドレダリウス、ボノクレイ・キャロウェイ、ボノチェルシー・ペレッティ、アダム・バクストン、ガース・ジェニングス、ピーター・セラフィノウィッツ、ニック・オファーマン。