「2:ネクストステージ」SING シング ネクストステージ TWDeraさんの映画レビュー(感想・評価)
2:ネクストステージ
今回も「最高のセットリスト」は然ることながら(サントラも迷わずサブスクでポチって、これを書きながら再生中)、SINGの真骨頂は「メインだけでなく、端々のキャラクターたちにもきちんと個性と見せ場を作り、魅力的に見せてくれる」ところだと思います。
「1」ではまだ何者でもなかったメンバーたちに(紆余曲折の末)舞台を用意し、彼らに歌いださせることで好きなことへ「一歩踏み出す」ことを怖がらない「勇気」を見せてくれました。
そして「2(ネクストステージ:この邦題は解り易くていいね)」では、実績を積んだ彼らは困難の局面において、自身で何が出来て何をすべきかを考え行動することで乗り越えていく「成長」を見せてくれます。
まぁ今回も、相変わらず「そもそもの発端」はバスター・ムーンの暴走でもあるのですが、もはやメンバーの家族まで含めたチームの結束は固く、更に新しいメンバーたちがアップグレードされた舞台でもオーディエンスを魅了します。
個人的には「1」ほどのエモーションはなかったものの、十分に楽しめるイルミネーションらしい安定の作品になっていると思います。
敢えて言えば、まだ公開2週目にもかかわらず「字幕版」のスケジュールが結構少ない。まぁ、SINGは「吹替版」も人気で、今は「春休みシーズン」ということで理解できますが、各シネコン、もう少しバランスのいい番組を組んでくれるとありがたいんだけどな。。
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