「【”人の獣性、そして陰陽五行殺人者。”今作は、世界名探偵オバカ大会なのであるが、ナカナカに良く出来た作品なのである。何しろ、”お金なら、なんぼでもあるぜ!”の中国映画だからである、キッパリ!】」唐人街探偵 NEW YORK MISSION NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”人の獣性、そして陰陽五行殺人者。”今作は、世界名探偵オバカ大会なのであるが、ナカナカに良く出来た作品なのである。何しろ、”お金なら、なんぼでもあるぜ!”の中国映画だからである、キッパリ!】
ー シリーズ第三作「唐人街探偵 東京 MISSION」は映画館で観たのだが、何故かこのシリーズの上映館は、愛知県では異常に少ない。何でだろ?
シリーズ第四作「唐人街探偵 1900」は、愛知県で公開されるのであろうか・・。-
■ニューヨークにやってきた天才探偵のチン・フォン(リウ・ハオラン)は、もじゃもじゃ頭のお茶らけ叔父のタン・レン(ワン・バオチャン)の”結婚式”にわざわざやって来るが、それは真っ赤な嘘で、タン・レンはマフィアのウーが孫のジェイソンが殺され心臓を取られた事から”世界名探偵大会”を開催し、犯人を賞金500万ドルを懸け探させる大会に出場させるためであった。
そして、各国の名探偵も集結し、猟奇殺人事件の謎に挑むのであった。
◆感想<Caution!内容に触れているかな?>
・序盤、次作の「唐人街探偵 東京 MISSION」を念頭に置いた訳ではないであろうが、野田を演じる妻夫木聡さんが、イキナリナルシスト探偵として登場するが、あっと言う間に東京に戻って行くのである。別の仕事かな?クスクス。
・物語は、基本コメディなのであるが、推理劇としても結構良く出来ていて、ナカナカなのである。
・随所で、トランプソックリの矢鱈と怒りっぽい警察副署長が出て来たり、(そしてその後ろには本物のトランプの写真が貼ってあるのである。
良いのかなあ、米中関係悪化しちゃうよ。(で、今、悪化している・・。クスクス)
・真犯人のターゲットになったチェン刑事(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)は、ムッチャ色っぽいし、画としても、このシリーズは手を抜いていないのである。
流石、中国である。”お金なら、なんぼでもあるぜ!”
<今作は、謎解きもナカナカな、コメディ探偵シリーズなのである。繰り返すが、シリーズ第四作「唐人街探偵 1900」は、愛知県で公開されるのであろうか・・。チョイ、心配である。だって、観たいんだもん!「唐人街探偵 東京 MISSION」も面白かったもんな。
このシリーズの風合は、今までにないお金をキチンと描けて製作している所が良いんだよなあ。>
