流浪の月のレビュー・感想・評価
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人の毒々しいところを丁寧に捉えた作品
つい目を伏せてみないふりをしたくなるような、どろどろした部分は、人間みんなが多かれ少なかれ抱えている。
文と更紗はをそのでこぼこがちょうどはまった二人で、その二人の微妙な関係性を丁寧に描いていた。
本屋大賞を映画化ということで、この毒々しさはなくして万人受けする形に持っていくかと思いきや、いい意味で裏切られました。
闇は毒々しく、でも光はさわやかにロマンチックに。そんな映像が素敵だった。
原作で月が綺麗ですね〜のようなくだりがあったか忘れてしまったけれど、二人がそれぞれ月を見てお互いを想っていたり。
広瀬すずと松坂桃李
あーなるほどね
松坂桃李の演技と役作りがとにかく凄いと思いました。広瀬すずと横浜流星の濡場はかなりハードでびっくりしました。横浜流星のDVの場面や生活が荒む場面を観て、かっこいい流星から脱皮し演技の幅が広がったなと感じました。
広瀬すずは濡場もあり暴行にも性的暴行にもあっているにもかかわらず、その表情からは歩んできた人生の悲愴感がいまいち伝わらくて、この映画を通してそこだけが噛み合わず浮いている気がして気になりました。可哀想な子ではないと言いつつ、可哀想な子の表情であって欲しかったです。体当たりが勿体なく感じました。子役のかたのほうは若干悲愴感伝わりましたが。今後に期待したいと思います。
最終的に、なるほどそういうことかー。と納得したものの、演技や役作り、話題性、豪華な俳優、全て加味せず、ストーリーだけ考えると幸せなサクセスストーリー的な要素は皆無で、生きづらさ、性的暴行、毒親、病気など暗さがギッシリ詰まっている為、観終わってからその暗さとかやり切れなさがじわじわ効いてくる映画です。
ぜひ原作を読みなさい、ホントは面白いよ!と思わせるつまらない作品
いつも映画を鑑賞料で評価しているのでいくらかと言えば「200円」。わたくしシニアなもので1200円にて鑑賞。ので、今回の鑑賞料が200円なら納得します、という意味です。無駄な時間でした。まぁ年金くらしなので無駄な時間ばっかですがw。
映画終了とともに脚本は誰なのかぜひ確認したくて見ていたら、なんと監督本人じゃないですか。脚本家には向いていない方?なのか、それともほんとは書き換えたかったが原作がちんけすぎて致し方かなった?のか、、、。脚本のせいで期待した主演のおふたりがあまりにかわいそうなほど。そういう意味では脚本によって大したことない俳優が名優とか言われてしまうこともあるんだなぁと勉強になりました。
最後の5分で「これは大ドンデン返しがあるのか?」と思ってしまったほどの桃李さんの全裸シーン。ここでビンタくらわされたら参りましたの1本負けだったはずなのに、そのシーンの後エンドロールが終わるまで、多分余命長くない私の寿命が「ざまあみろ!」と今話題のかかと落としの連続技を私にみまっているのでした。(でも、あの全裸はいったい何だったのですか?。何かの障害があるとか重要な意味があったの?。それに画面が暗すぎて全くもって何が写っているのか分からなかった。)
もしかしたらずっと付きまとうイマイチ感は、ひょっとしたら「ねぇねぇ原作読みたくなったでしょ^^」という深遠なステマじゃなかったんかと、5月も半ば過ぎたというのに足元にガスストーブを点けて期待作だった200円の映画を反芻しているじぃさんでした。
最後ですが、李監督の次回作はきちんと期待いたします。
コンプレックスとトラウマの2人の純愛❣️
150分!長いなと観る前は思ったが最後まで全く飽きさせない。ラスト5分で超ビックリ!物語の根底にあるのは、子供時代のコンプレックスやトラウマ。そのような不遇の生育環境は大人になっても大きな影響を及ぼすことがある。更紗(広瀬すず)を誘拐して一緒に生活した文(松坂桃李)。逮捕されて少年院に入ったということは、文が18歳、更紗が10歳くらいの設定だろうか。誰もが文はロリコンだと思うだろうし、そのように見せる作り方をしている。そんな文に大人になった更紗がなぜ接近し、恋心を抱いたのか?子供時代と大人時代を行ったり来たりの撮り方で物語が進んで行きのめり込んでしまう。カーテンの揺れるシーンが印象深い。自分に無い明るさと自由さを持った更紗、寡黙だが優しくてわがままを許してくれる文。2人が純愛だったことはラスト5分で証明してくれます。最後に手をつなぎ月のように流れていけばいいよみたいなセリフ(うろ覚え)を更紗が言った時、意外にハッピーエンドだと思った。役者さんの演技も見所。重い影を背負った松坂桃李。かなり体あたりの大人の役を演じた広瀬すずさんはもちろん素晴らしかったが、DVの彼氏役の横浜流星の新境地を見た瞬間だった(スネ毛は意外に濃い)。趣里さんのチャライ役の演技も良かった。更紗の子供時代を演じた白鳥玉季ちゃん。今後も注目な子役です。文の母親役の内田也哉子さんの喋り方が樹木希林さんが乗り移ったのかと思うほどそっくりでビックリ❗️これから観る方は注目して下さい。ほぼラスト一言だけですけど。この作品は複雑な鑑賞後感を残したので、レビュー書くのに苦労しました。(勝手に書いてるだけですが)
とても美しい物語だった
テーマは「居場所」だと思う。本作品の台詞で言えば「逃げる場所」となるのだろうか。逃げる人がいれば、逃げられる人がいる。逃げられる人は、次は逃げない人、逃げる場所のない人をターゲットにしようとする。そうして亮くんは更紗を選び、更紗はそうと知らずに亮くんと付き合う。
逃げる人が心を許せるのは、自分と同じ逃げる人だ。更紗は文を心の拠り所とし、文は更紗を受け入れる。「居場所」は土地ではなく、一緒にいる人にあったのだ。大人になった更紗は、漸くそれに気づく。文が子供時代の自分の居場所になってくれたように、これからは自分が文の居場所になる。多分、文も再び自分の居場所になってくれるだろう。どこに行っても、ふたりで同じ月が見られれば、それでいい。
とても美しい物語だった。
三人の登場人物を通じて、社会病理を提起した心理映画
更紗と文、りょうの3人を軸としながら物語が展開している。
この映画は、恋愛を装っているが、恋愛を題材としながら、社会の病理を象徴的に担った3人 の心の軌跡が描かれている。
更紗は、家族(親戚)の息子から性被害を受け続け、性に対して拒否感を 持っている。文は母親の精神的虐待から、大人の女性を愛することに不安感がを持ち、小児愛の迷路に迷い込んでいる。
男を拒む女性と、女を拒む男性が、共感し引かれあう。しかし決して、この二人は互いを愛し合うことはないだろう。それは肉体的だけではなく、精神的にも共感はしあうが愛し合うことができない。何故なら、自分たちの過去の心の傷にとらわれ過ぎ、未来への共同志向がないからだ。
一方、りょうも問題を抱えている。それは、映画の最初のシーンにあった更紗との前戯や絡み合いで、うまく表現し暗示されている。それは、その後の更紗との展開でも描かれているように、恋愛を支配・被支配の関係ととらえている。共に協力する男女関係としての感覚がない。彼も、恋愛ができない種類の人間だ。
こうした人物(りょう)が生まれた家族背景は、映画には描かれているいないが、彼には強烈な劣等感があったはずだ。だから自分の劣等性を、更紗を支配することによって補償しようとしている。
映画の3人は、それぞれ違うようで、同じ種類の人間だ。自分の過去の暗い爪痕に捕まってしまった結果、今を真に生きることができず、他者へ関心をはらう余裕もなく、自分と自分の過去だけを見つめて生きている。そのため、他者への関心も、せいぜい、更紗と文が互いに 理解しあっている程度の狭い関係性の中にしかない。
それ以上の他者や社会への関心はなく、基本的に自分のことだけしか関心がなく、また過去の中でしか生きられないため、現実社会では、人間関係は薄く孤立している。
この映画は、現代社会の病理を、3人の登場人物を通じて提起した作品といえる。特に、心理描写がうまく映像化されているのではないだろうか、
理解出来るそれぞれの人間の感情
俳優陣の演技もストーリーも魅入ってしまって150分があっという間の作品でした。
桃李くんの激ヤセはほんと心配になるくらいの痩せっぷりで目もギョロっとして役作りも演技もプロの凄さを見せ付けられました。
すずちゃんは最近あんまり拝見してなかったのですが、改めて美しさと演技力の高さを魅せつけてくれました!
白鳥玉季ちゃん!すずちゃんに雰囲気が似てて少女期に違和感なさすぎる(笑)
ほんと可愛い!!表情と声のトーンが大人顔負けの演技です!
可愛いし、表現が上手いし凄い!!
何と言っても流星くん!
今までのイメージとはガラッと違う役
愛情、嫉妬、怒り、悲観…
この役は「なんて酷い…」って思う人と「そりゃそうなるでしょ」と分かれる気がしました。
現代社会問題でよくある、デジタルタトゥー、DV、ネグレクト、SNS中傷…全部入ってて人間の感情をうまく表現した考えさせられる映画でした。
自分のものさしだけで人の気持ちや本当の事は分からないって事を改めて思いました。
もう一度観たくなる素晴らしい映画です。
キャスト全員演技凄いです。
映像の力、役者の力。
原作未読です。
たぶん原作から多部未華子のシークェンスが削られてるんじゃなかろうか?知らんけど。
横浜流星凄かった、ここまでやれると思わなかった。
白鳥玉季も先がたのしみ。
広瀬も松坂ももちろん良い。
ホンギョンピョの絵が凄い!基本自然光を生かすスタンスだけど、微妙な光の仕掛けも盛り込まれてある。アングル、カメラワークも隙がなく役者の演技を少しも漏らさず、そして増幅させる。
予算の問題が大きく関係する部分では有るが日本の撮影部に見習って欲しい。映画は映像、音で語る物だ、台詞だけに頼ると大抵安っぽくなる。
改めて映像の力って凄いと思った。
あ、音も抑制が効いてて非常に効果的だった。
で、全てをまとめた李監督の力量恐るべし。
ストーリー的には本屋大賞な訳で面白くないわけがない。ロリコン、性的暴行、少女誘拐、冤罪、SNS、不具者、育児拒否、監禁、ワード並べただけで出口が見えない地獄車、イヤミス要素満載。
レビューでは警察、司法的に多少齟齬があるという説があったが、毎回立件されず返されてる訳だし、まあ日本中の警察がキチンとしてるかどうかは微妙だから気にならなかった。実際のところ幼児性犯罪者の再犯率はかなり高い、本編ではそれとの冤罪が主軸になっていて、性的な行為があったのか、なかったのかが分かれ道になる。しかし遠目で見ると保護は監禁にも見えるし、それをSNSは無責任に拡散するからタチが悪い。
マインドコントロールって言葉自体も結構あやふやで心理学、精神医学ではそういう分析概念は公認されてないそうだ。
ウルトラマン何回も観るなら、一回この映画も見たほうが良いよ。
心にたくさんのガラスの矢がささるような映画でした。
ストーリー、役者、映像が揃った、美しい、けれど重い映画でした。
文が更紗に言ったセリフ、
「更紗は更紗だけのものだよ。他の誰かに、更紗を好きにさせてはいけないよ」
は、心にぐっときました。
全ての人が、子ども時代に一番に教えてもらえたらいいなと思いました。
日本でも、ようやく多様性や弱さを認める流れになってきました。
人を社会の都合に合わせるのではなく、様々な人が居心地よく存在できる社会を創る時なのでしょう。
衝突や面倒が増えますが、それもまた人の営みであり、今よりもっと息がしやすくなる気がします。
最後まで、涙は出ませんでした。
エンドロールで初めて深呼吸して、2時間半、息を詰めて観ていたことに気づきました。
月が見えるレイトショーの帰り道、「流浪の月」は夜が似合う映画だなと思いました。
夜明けが近ければいいな…。
150分が体感90分
に思えてしまうほど役者陣の演技に引き込まれた。「悪人」は観ていないが、「怒り」より断然良い。ただ文のラストや更紗と亮、2人の性描写は「怒り」の公園でのシーンのような直接的表現ではない方が私個人的には受け入れられる。
映画『流浪の月』- 「真実」の所在とは
鑑賞を決めたのは当日の深夜で、原作が本屋大賞を受賞したことぐらいしか前情報がなかったので、とりあえず予告編を観て眠りについた。原作は凪良ゆう氏の同名小説で、脚本・監督は李相日氏(『悪人』、『怒り』)、撮影監督には『パラサイト 半地下の家族』のホン・ギョンピョ氏を迎えている。それだけでも期待値が高まる作品ではあったのだが、主演の広瀬すずと松坂桃李の演技には信頼度が高かったので特に不安要素もなく上映時刻を迎えた。
どこから語ればいいのだろう。松坂桃李は正気のない役を演じるのが恐怖を感じるほど本当に上手いと思ったし、嗚咽混じりに鼻血で顔を汚したままマンションの階段を駆け下りて街を彷徨う広瀬すずの演技は良い意味でゾッとした。横浜流星は目も当てられないほどクズなDV彼氏を演じ切っていたし、出演シーンは全体の1/10ぐらいだったけど彼女以外ありえないと思わせた多部未華子の演技も印象的だった。脇はというと趣里や三浦貴大をはじめ、柄本明や内田也哉子らで固められていて配役は非常に満足度が高かった。エンドロールを見ながら「豪華すぎる」と思ったほど。当然かもしれないが、各々が自身の役割に完璧に徹していた、そんな印象。
ストーリーは色々思うところがあった。先日拝読した朝井リョウ氏の『正欲』とも通底する要素があったように思う。「いてはいけない人なんていない」という、誰しもが生まれながらにして平等に与えられた権利の所在が曖昧になっている社会が、この映画でも舞台になっていた。
松坂桃李演じる佐伯文と、広瀬すず演じる家内更紗のそれぞれが、秘めたる特性や現実を抱えながら偶然出会っただけなのに、社会は法を盾にしてそれに対して「誘拐事件」とレッテルを貼り、偏った報道を加速させる。今の日本のメディアを通して事件や事故を語る浅はかさや恐怖が手にとるように伝わってきた。不純な動機など一切なかったとはいえ、法の下では佐伯文のしたことは決して正当化されるべきではないだろう。しかしながら、彼らの「真実」を語る権利を蔑ろにしてほしくないし、耳を傾けてあげてほしいと思うのは些か稚拙な考えだろうか。法に触れた途端、土足で踏み荒らされる人権という領域の、釈然としない曖昧さ。佐伯文の働く喫茶店へ警察が押し入る場面がある。窓から光が差し込んでいても、希望の光は一切感じられなくて、月並みな表現ではあるがなんだか遣る瀬無い気持ちになってしまった。この社会では真実を知った上で善悪を見極めることは難しいことなのかもしれない。佐伯文の瞳は、周囲の人間へ真実を説明することへの諦念を宿しているかのように黒々としていたが、彼は決して“ハズレ”なんかじゃない。「いてはいけない人なんていない」のだから。
佐伯文と家内更紗は、端的に言って「複雑な利害が一致した」関係であり、決して被害者と加害者ではないのだ。たとえそれが鬱屈とした色味が多い映像の中で、歪な出会い方によって導かれたものとして描かれていたとしても、ふと画面全体が光の放つ眩い白で満たされる時、そこには二人の笑顔が在り、それが自由であり希望であったのだ。それはまさに、時を超えて〈許されざる二人〉が闇夜で落ち合うとき、互いを照らす美しい「流浪の月」であるかのように────。
余談。この映画を見る前の晩、今更King Gnuの『白日』を初めてちゃんと聴いて、いい曲だなぁと思っていたら、エンドロールに劇中使用曲として『白日』がクレジットされていて怖かった。多分カラオケのシーンなんだけど、どこで使われていたのかは謎。だけど歌詞の内容と本作を重ねてみると意図的に選曲されたようにしか思えなくて、余韻に浸るべく劇場を出てすぐに『白日』を再生した。
流浪の月見ました😊✨
人は自分の見たいようにしか見ないことに気づきました🤨
その中でもすずちゃんが演じるさらさちゃんは憎いほどに自分の思いに正直で、とうりくん演じる文くんはそんなさらさちゃんを好きになっていることを感じました😊💛
文くんは自分のコンプレックスをずっと言えないまま大人になれなかったけど自分をようやく出すことができたのが、さらさちゃんでした🍀
お互いにとって必要な2人なのに一般論からの見られ方は本当にひどくて。2人の過去や感情を知れたからそう感じれるけど、仮に現実で起こったとしたら自分は何を信じるんだろうと思いました🥲
現実だったら、ロリコンや誘拐がパワーワードで言葉のネガティブな印象に影響を受けてしまうはずだと感じました😭
さらさちゃんとふみくん2人は惹かれあっていて、2人ともそれに気づいてることは事実なのに、表現することで非難されて、つらすぎました😭
現実の世界では??🌏🍀
いろんなコンプレックスをかかえてる人がたくさんいて自分のさらけだせる相手に出会えたとしても
うまく表現出来ずに憎しみや怒りや暴力になっちゃうひとはいるとおもう🥲
1人1人一生懸命に自分と相手に向き合うからこそ自分の弱みに気づけるけど、ずっと気づかないようにしてる人もたくさんいる🧐
みんな同じ社会で生きてるからこそ、見せる部分見せない部分があって、実は流浪に生きてる人がたくさんいるんじゃないかなと考えさせられました🤔
みなさんに見てもらいたい映画です🎥🍿
こういう役がほんとに嵌まる松坂桃李と不快さ抜群の横浜流星
変わった恋愛映画が観たい人は◯、ただしリアルを求める人には向かない
原作未読。李相日監督の名前につられて観に行きましたが、正直いろいろと消化不良でした。
ストーリー自体はよくできていたと思います。さすがは本屋大賞作品。俳優さん達も難しい役柄をうまく演じられていました。
特に広瀬すずさん。オンオフの切り替えの演技が素晴らしいです。文がいない時と、文と再会した後の表情と感情の出し方。全然違う。ただ、今作も『怒り』の時同様、演じられた後のメンタルが心配になる役柄でしたが。
消化不良の内容については、以下の通りです。
①子役の子が広瀬すずさんより声が低い
演技は良かったので、キャスティングミスとは言いません。ただ、この子が大きくなっても、広瀬すずさんのようなやや高めの声にはならないのでは……と。
②令状が無いのに逮捕しに行く
これについては、先にご覧になられていた方の何人かも指摘されていましたが。
原作もこんな感じなんでしょうか?この場合、母親からの捜索願とかがなければ、逮捕する根拠もないと思いますが……。ありましたっけ??
③結局、文はロリコンなのか?それともロリコンにならざるを得なかったということか?
最後の最後で文の秘密が開示されるので、大人の女性に対する恐怖心があることはなんとなく理解できました。
ただし、元々その要素があったのか、あの秘密によってロリコンとならざるを得なかったのかが、よくわかりませんでした。
あんまりロリコンっぽい描写もなかったですし。
原作未読のせいかどうかはわかりませんが、変わった恋愛映画が好きな方には向いている一方、私のように偏屈なリアリストには向いていない作品のように思えました。ごめんなさい。
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