劇場公開日 2022年5月13日

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「松坂桃李の役者魂」流浪の月 菜野 灯さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5松坂桃李の役者魂

2023年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作を読んでいて、インパクトが強かったので、映画を観たいと思っていたけれど、U-NEXT独占配信だったので観れていなかったが、最近、U-NEXTに入ったので、早速、観てみた。
松坂桃李はここでも役者魂をみせて、ラスト近くに裸になるシーンは「娼年」を思い出した。
ロリコンの男性と一緒に暮らしていた幼女時代のひととき。それは傍目には異常な事態、犯罪と思われても仕方のない事態だが、本人たちがどういう時間を過ごしたかはほぼ無視するかのような他人たち。
本人たちがどう感じていたかとのズレが生じようとも、紆余曲折を経て、一緒になるまでのストーリー。社会派でもあり、情念を描いているようであり、原作の力を感じました。

菜野 灯
菜野 灯さんのコメント
2023年3月1日

コメントありがとうございます。
原作の方が自由に制約なく想像を働かせるので、大抵、原作の方がいいパターンが多いです(経験上)。映画は、この原作の場面をこうやって映像化するのかっていうたのしみのために観てる部分があるので(原作以上の期待は最初からしていないです)。

菜野 灯
琥珀糖さんのコメント
2023年2月28日

はじめまして
コメント失礼します。

私も先に原作を読みました。
そうしたら、映画が退屈に思えて少ししか楽しめませんでした。
ラストの松坂桃李のシーン。
「娼年」
やはり同じことを感じました。
言葉で説明することが出来ないからあのシーン、なのでしょうが、
とっておきのシーンみたいな感じで、ちょっと違和感でした。
すいません。お邪魔いたしました。

琥珀糖