「子役が広瀬すずに似てる」流浪の月 ふみさんの映画レビュー(感想・評価)
子役が広瀬すずに似てる
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あらすじから非現実的で主演の2人になかなか共感できなかったけど、
松坂桃李の浮世離れしたキャラクターと減量したのか骨が浮き出た体がすごかった
広瀬すずの愛想笑い、無表情のギャップがすごいよかった
世間の反応の方はすごくリアルで、2人しか事情≠事実を把握してないので現実でも主に更紗の同僚と同じ反応してしまうかも
店長さんは最初から更紗のシフト伏せたり、心配しつつもプライベートに踏込んでこない理想の上司だった
反対に亮は演技とわかっていても横浜流星のことが嫌いになってしまうほどにヤダ味を濃縮したヤツだった
彼女をほぼ意図的に支配、コントロール
非正規の仕事を見下す
カフェでの態度や振舞い
何より気に入らないと暴力
本当にいい演技だし、良い反面教師だ
更紗が好きになろうと努力するのも良いけど、やはり関係を深める段階で更紗と亮はもっと会話しなければならなかったと思う(亮がちゃんと話を飲み込めるかは疑問だけど)
まあレイプ被害を被害者に語らせる二次被害が起きてしまうのがまた難しいところ
タイトルの「流浪の月」はエピローグの2人、セックスのない愛の逃避行って解釈した
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