「ぜひ原作を読みなさい、ホントは面白いよ!と思わせるつまらない作品」流浪の月 じぃさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ぜひ原作を読みなさい、ホントは面白いよ!と思わせるつまらない作品
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いつも映画を鑑賞料で評価しているのでいくらかと言えば「200円」。わたくしシニアなもので1200円にて鑑賞。ので、今回の鑑賞料が200円なら納得します、という意味です。無駄な時間でした。まぁ年金くらしなので無駄な時間ばっかですがw。
映画終了とともに脚本は誰なのかぜひ確認したくて見ていたら、なんと監督本人じゃないですか。脚本家には向いていない方?なのか、それともほんとは書き換えたかったが原作がちんけすぎて致し方かなった?のか、、、。脚本のせいで期待した主演のおふたりがあまりにかわいそうなほど。そういう意味では脚本によって大したことない俳優が名優とか言われてしまうこともあるんだなぁと勉強になりました。
最後の5分で「これは大ドンデン返しがあるのか?」と思ってしまったほどの桃李さんの全裸シーン。ここでビンタくらわされたら参りましたの1本負けだったはずなのに、そのシーンの後エンドロールが終わるまで、多分余命長くない私の寿命が「ざまあみろ!」と今話題のかかと落としの連続技を私にみまっているのでした。(でも、あの全裸はいったい何だったのですか?。何かの障害があるとか重要な意味があったの?。それに画面が暗すぎて全くもって何が写っているのか分からなかった。)
もしかしたらずっと付きまとうイマイチ感は、ひょっとしたら「ねぇねぇ原作読みたくなったでしょ^^」という深遠なステマじゃなかったんかと、5月も半ば過ぎたというのに足元にガスストーブを点けて期待作だった200円の映画を反芻しているじぃさんでした。
最後ですが、李監督の次回作はきちんと期待いたします。
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