劇場公開日 2022年5月13日

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「こういう役がほんとに嵌まる松坂桃李と不快さ抜群の横浜流星」流浪の月 トニーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5こういう役がほんとに嵌まる松坂桃李と不快さ抜群の横浜流星

2022年5月16日
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暗い運命と対峙し続ける悲しき男を演じさせるとほんとに上手い松坂桃李。

今回も彼の為の嵌まり役という感じで、表情を見てるだけで結構楽しめました。

予告編見てたら複雑な話かと思ったら、わりとシンプルな話で、性的な問題を抱える二人だからこそ、心の交流を違和感なく描けてたと思います。

あと、横浜流星はほんとに気持ち悪くて不快で良かった。最初の登場シーンから学生にしか見えないスーツの着こなしの下手さ。それが徐々に不快さとなって嵌まってくる役柄で、この物語に欠かせないピースでした。

そして多部未華子も良かった。
33歳というよりた40歳近く見えるような感じで、少ない出番だけど結構良かったです。

トニー