「文字通り、流浪。」流浪の月 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
文字通り、流浪。
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あ。2人が、まさに流浪の人生を覚悟する、ってオチ?
タイトルは、まんまかいなw
「心の居場所」と「住処」。2人は「放浪」の末に心の居場所を見つけ、共に「住処」を求めて彷徨う事になるよ。って言う、薄暗くも浸透圧の高い幸福感は心地良いけどw
画はきれいなんですよ。風景も室内も。ため息が出るくらい、とまではいかないけれど。ただですね。致命的なのが、顔面アップ&バストアップが、あまりにも多い事でして。李監督らしい、って事なんですが、劇場用映画じゃないですよ、コレは。TV画面やPCモニター前提ですよね。この人物の撮り方が、とっても残念だった。
ものがたりの方は良かったです。
警察介入場面では、シベールを思う浮かべてしまいましたが、チョット緊迫感足りなくてイマイチ。
クライマックス、カフェ2階での2人のシーンも、見せ場ゆえの長回しと熱演に期待したんどすが、広瀬すずでは、アレが限界と思われ。
良かったけど、残念感もたくさん。
って事で。
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またぞうさんのコメント
2022年5月17日
コメントありがとうございます。今回は犯罪ではないですが不幸な育ち故に犯罪者になった的な話は犯罪に言い訳・同情を与えているようで、その部分には乗れないです。デモ割と多いので映画の出来とは別に考えるようになりました。ジョーカーやキャラクター然り。