レッド・ノーティスのレビュー・感想・評価
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お洒落などんでん返しのアクション・コメディー
『ワイルド・スピード』のドゥエイン・ジョンソン、『デッド・プール』のライアン・レイノルズ、『ワンダー・ウーマン』のギャル・ギャドットと、ハリウッドの豪華アクション俳優が共演した、騙し騙されのコメディータッチのアクション大作。しかし、全くノ―マークで、知らなかった本作。調べてみると、当初、ユニバーサル社で公開予定だったが、2021年にNetflixのみで配信されることになったという、曰く付きの作品。
FBI捜査官ジョン役のロック様、天才的詐欺師ノーラン役のレイノルズ、大泥棒ビショップ役のギャドットと、三人三様の立場で、クレオパトラの秘宝に纏わる強奪計画に挑んでいくストーリー。とにかく、この3人のアクション・スターが共演するわけだから、面白くないわけがない…という先入観で観始めた。確かに、派手なアクションとテンポの良い展開、その間に差し込まれるウィットに富んだクスッと笑わせる会話だけでも、十分に楽しめる作品。
しかし、本作の一番の醍醐味は、ラストのクライマックスにある。この3人の立場が、二転三転するどんでん返しは、観る者を「二ヤリ❣」とさせる粋なサプライズとなってる。また、堅苦しいジョンに、飄々としたノーラン、怪しい美女のビショップとの絡みの中に、実はサプライズに繋がる布石が、散りばめられていることも、後になって気づかされる。何となくこの3人が『ルパン三世』のルパンや富士子のキャラ設定に似ているとも感じた。
FBI捜査官のジョンは、最重要指名手配犯(レッド・ノーティス)のノーランを追い詰めていたが、大泥棒ビショップの罠に嵌り、極寒のロシアの刑務所に収監される。しかし、そこには、ジョンが追っていたノーランも収監されていた。そこで、脱獄の為に2人で手を組み、自分達をはめたビショップへの復讐を誓う中で、クレオパトラの3つ目の秘宝を求め、アルゼンチンのジャングルを訪れて、トレジャー・ハンティングに乗り出す。そして、とうとうその秘宝に辿り着くのだが、そこからの展開は、『インディー・ジョーンズ』のシチュエーションの様なジェットコースター・ムービー・アクションが続く。
アクションだけに留まらず、頭を空っぽにして、肩の力を抜いて笑い楽しめる、エンターテイメント性の高い、作品と言える。
脚本が思いのほかよい
憎めないおバカ映画
私にとって「おバカ映画」というのは「褒め言葉」です。
頭を空っぽにして楽しめる映画しか、そう言わないので。
古くは「アルマゲドン」「エアフォース・ワン」「ジュラシック・パーク2」が該当する。
で本作もそうした系統。
よくこんなギャラが高くて、スケジュールが抑えづらい3人を主役に起用したね、と思う。
しかも3人が3人とも、パブリック・イメージどおりの役を演じる。
お調子者の泥棒、堅物の捜査官、謎めいた女詐欺師、と。
中でもレイノルズ演じる泥棒はいい感じ。なんか「ルパン3世」を思わせる軽さ、お調子者感。特にラストは何度騙されても藤峰子を追いかけるルパンそのものじゃん!とツッコミを入れたほど。
続編でもこの3人に会えることを期待しよう。
あと、アジア系?インド系の捜査官もキレイでいい感じ。
彼女も再登場してくれるといいな。
ガルガドット目当てで観たようなものだけど どんでん返しが面白かった...
単純に楽しめました
詳細まで満足!
頭空っぽアクションコメディ
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