ダーク・アンド・ウィケッドのレビュー・感想・評価
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ただのつまらないB級映画だった
登場人物の台詞の中に、何度も「イエス様」という言葉が出てくる。キリスト教の社会に生きるクリスチャンなら台詞の意味を理解できるのかもしれないが、無宗教の当方にはどうにもピンとこなかった。だからなのか、本来はおそろしいシーンと思われるシーンが、まるで怖くなかった。
未知のものに対する恐怖は普遍的にある。特に死は、他人の死を通じて介在的にしか理解しようがないものだから、否応なしに恐怖の対象である。ホラー映画は登場人物に感情移入させることによって、介在的な死の恐怖を感じさせるものだ。
ところが本作品は、姉にも弟にも感情移入が出来ない。もちろん母親にも看護婦にも、当然ながら何の感情移入も出来ない。それが当方の無宗教や想像力の不足によるのかもしれないが、言い訳を言えば、姉や弟の人となりや、前後の事情も何もわからないのだから、感情移入のしようがないとも言える。キリスト教圏のクリスチャンの観客にも、もしかしたら感情移入できない作品の可能性がある。
という訳で、本作品のどのシーンにも死の恐怖を感じることが出来なかった。当方にとってはホラーでもなんでもなく、ただのつまらないB級映画だったということだ。
悪魔って…
父の魂を奪いにきたらしいけど、なぜ。ストーリーはどうあれ全編陰鬱な雰囲気とどんどん不幸に転がっていく展開はやはり恐怖。どんちゃん怖がらせない見せ方はジャパニーズホラー的で良し。ホラー好きなら見て損なし、かな。
ずーっと雰囲気だけ
しょっぱなから不穏な空気たっぷり、しかもこの雰囲気がずっと続く。これは、メンタルにくるヤツではないかと期待して、肩に力を入れて待ち構えていたんだけど、なかなか来ない。ウトウトしそうになった頃に最初のショッキングシーンがやってきた。しばらくウィンナーは、食べれないね。
そのシーンが終わると、また何かが起こりそうな雰囲気が長〜く続く。隣の人、熟睡しちゃったよ。
結局、消化不良で終わってしまった。見た回はソールドアウトになるくらい人気だったんだけど、ちょっと期待はずれだね。
トラディショナルアメリカンホラー
それなりに怖いですが、
ジャパニーズホラーほどではありません。
文化の違いによる没入感が阻害されるのが
理由ではないかと思います。
理由を求めず怖さだけを体験するのには
問題なく見れる内容でした。
久しぶりに24のジョージ・メイソン役の
ザンダー・バークレーを見れて嬉しかったです。
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