グッバイ、ドン・グリーズ!のレビュー・感想・評価
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精緻なアニメーションが圧巻
特に雨や花火の描写は実写と見紛うほどで、新海誠作品にも引けを取らないレベル。
ただ、出てくるキャラクター達が前向きなのか、冷めてるのか、どっちつかずのメンバーばかりでイマイチ感情移入出来なかった。
その辺の匙加減は新海作品は上手いと改めて認識。
特別な夏らしいが、日本の少年たちは成長しなかったようだ。
予告編で、絵の色感覚と、声優さんたちが醸し出す"雰囲気"が気に入って、この映画を観ました。
なぜ、実写映画ではなく、アニメで、この物語を表現したのか?
アニメだからと言って、自然光を表現しきれていないのは、この手の映画ジャンルでは不適格。
アニメでしか描けないようなシーンが"滝"のシーンだけしかなかった。
本作はアニメの利点を生かしきれていない。
映画の肝である ドロップ の登場の仕方と最後の種も不十分
前置き部が長すぎる割りに、あえて時間をかける冒険部がストレートでない。
限られた上映時間にアレヤコレヤと詰め過ぎるので、必要なシーンと不要なシーンの選択に失敗しているので
全体的に無理なご都合的進行が全体のバランスを壊している稚拙なシナリオ
各種企業名が実名で入るのは良いが、なぜか Kodakだけ、スペルが違っていたのは、何か意味があるのか、理由が知りたい。
スタンド・バイ・ミーの焼き直しで、「線路を歩いてはいけない」というので、
僕たちは 映画「スタンド・バイ・ミー」を観なおさなければならないのだろう。
そもそも僕はスタンド・バイ・ミーの良さが解らないのだけれど。。。
尺が足らず、表現や描写が不足
よりもいのソレは全13話で個々のキャラや背景を描くに充分だったけど、今作は95分でつまり4話分です。
同じ様なノリでは描けないのは制作陣も十二分に承知だったでしょう。
ですが結局は個別のキャラの背景や描写が不十分で、シッカリ掘り下げきれず、仕上がりもあまり芳しくありませんでした。
この作品に限らず、製作首脳陣の顔ぶれが同じだから過去に手掛けた良作同様に今回も楽しませてくれる、とは限らない一例を示した形になってしまい残念です。
ソレは『打ち上げ花火〜』などでも同じだった事もあり、宮崎監督は勿論、新海監督ですらそう云う傾向がないわけではなくナカナカ大船には乗れないものです。
言い方を変えれば、らしくなかったと云う鑑賞後の感想です。
全体の話の流れは理解でき、ネタもギミックもナカナカでしたが、ソレを充分に活かすには尺が足らず、ストーリーの練り上げも足りず、全体的にバタバタした印象すら伺えました。
またチョイチョイ挟み込んでくるギャグ展開の演出も、飽きさせない工夫とか好意的に解釈出来ても、上記の理由から取って付けた様に浮いた感じになりかけてたのも残念というか‥‥。
加えて、細部にわたって違和感が拭えず、要するにリアリティの不足も原因の一つなのでは?と思われます。
『よりもい』は凄くリアルっぽかったのに、今作も同じ様な段取りで基礎固めしてると思ったのですが、新コロの影響とか受けてしまったのでしょうか?
今回も脇役に田村淳・指原莉乃の本職外の両名が関わっていますが、主役は『竈門炭治郎』と『エレン・イェーガー』のツートップなので、表現の違和感は全くありません(寧ろ巧すぎと云う贅沢な違和感が僅かに漂った)。
また田村・指原両名も、巧く馴染んでたと思います。
ちなみに花江・村瀬・梶の三名は、今期のアニメ『平家物語』でもご一緒しておられる様子。
※進撃の巨人でもファルコ役とウド役で共演w
総括として思うのは、全体的に満遍なく “情報不足” と “描写不足” があり、結果的に平凡に終わってしまった感が強いです。
(文中敬称略)
ぬー
あまりのヒドさに絶句
観客をナメきった最低の映画です
ドロップという主要人物があっさり死ぬのですが、病気かどうかさえ説明しない。
「とにかくガキが死ねば、おまえら感動して号泣するんだろ!」
という監督の、いやらしい汚らしい意図が透けて見えます。
末期の病気なら、あんな元気に山歩き出来るわけがない。
「そういうの考えると、矛盾でちゃうしー、感動のためにブッ殺すけど、おまえら、その程度のあっさーい設定で泣けるだろ? 知能低いもんね」
と言わんばかりです。
監督および、制作会社のモラルと人間性を疑います。
もう一度、書きます。
『これは最低最悪の映画です』
『いしづかあつこ』という最低監督の映画は、今後二度と見ません。
高学年児童にお薦め!
親の同伴でドラえもんやディズニーを観ていた子どもが、初めて友だちと、親の同伴無しで観るのに最適な映画だと思います。
残虐場面もなく、子どもだけで見せても安心な映画。
映像もきれいで、わくわく・はらはら感も存分に楽しめます。
児童向けだと思った理由は年齢設定。
いくら 成長には個人差があるとは言え、15~6歳にしては行動が幼稚。
花火をして後片付けをしないなんてあり得ない。それに、自ら道を切り拓くのと、ただの考え無しの無鉄砲は全然違います。
そういう部分が ずっと気になってしまい、落ち着かない。
12~3歳に設定していたら、大人も違和感なく見られたかも。
子どもには、中学生も高校生も同じに見えるだろうから、自然に受け入れられると思います。
お説教や説明的な長い台詞も、3人が発するのはクドい。
誰か1人だけなら『理屈っぽい性格の子』として見られたかと思う。
3人共が長台詞の場面を持つと『こいつら幼稚なくせに言うことだけ一人前』という印象で チグハグに見える。
プペル や 鬼滅 等でも、長台詞の気になる場面があった。
近年の流行りなのか、それとも、長台詞で捕捉しないと分からない人が増えているのか? 制作側の、分かってもらえないかもしれないという不安の現れか?
この作品だけでなく、気になる動きです。
ヘアドネーションを扱ってくれてるのは嬉しいですね。
ただ、ここの説明こそ きちんとする必要があったのでは?
あれでは、子どもたちが何をしたのか解らない人も多いんじゃないかな。
もったいない場面。
説明不足になるなら、あの場面は不要だった気もします。
そして、赤い電話ボックス。これは、好きな小道具。
あれは、冒険して そこ(冒険者それぞれのゴール)にたどり着いた子にだけ見える幻なのですよ。
幻だけど、彼らには 本当に存在する物、見える物。
そういう夢のある展開は、好きなので。
《 蛇足、おまけの小ネタ 》
『何か聞こえる、地響き……?』と聞いて『うん、そうね。地鳴らしではないね』とか余計なことを思っちゃった。
ロウマとトトは、上手く自由になれたんだろうと思います。
エレンは、自由になることに囚われすぎて 不自由になってる。
最後に、そんな要らん事を思っちゃいました。
映像美。
入場特典がどちらも魅力的でうーん!と悩んで二週目に鑑賞。
アニメ映像がとにかく綺麗でした。
鬱蒼として吸い込まれそうな緑々しい森、近距離の打上花火、曇天も重々しくリアルで。
お話はというと時間軸の前後、空想なのか現実なのかもミックス。
一言で言うと分かりづらかった。
時間軸は明確なくスルッと前後します。
泣ける話できっとこれは、概要を一度目で掴み二度みてやっと色々納得、というような作品なのですが二度みようとまではなかなか思えませんでした。
入場特典で疑問が少しは解けるのかもしれません。
大人向けのアニメです。
声優に隠れキャストが。『教えといてよ~』という感じ。
主題歌は爽やかな感じが作品ととても良く合っていました。
よりもいには一歩及ばずも、すごく良かった!
「よりもい」よりも遠い高得点。
素直に感じたまま観たらいい
中学生から高校生って思春期で今の世代の子達は大変だなぁってつくづく思う。けれど、大変の中でも考えて考えて考えて行動して経験して大人になっていく。改めて自分の時は...って思い出させてもらった映画です。中学時代はロウマみたいに浮いてたし、高校時代は地元離れてバリバリ動いてたなぁって(笑)部活してバイトして友達と遊んで〜今はもうあんなに動けないなぁーって、でもいろんな人に出会って笑って泣いてってそれもまた経験(笑)秘密基地とか憧れたなぁ〜小学校の頃友達で作ったって話聞いた事あるから自分は男子に混じってサッカーしてた(笑)今はコロナ禍で海外に行けないけど、私自身まだ飛行機乗った事ないし、死ぬまでには海外行きたいなぁ。もっといろんな世界を見たら私成長するなぁ〜って気づかされました。
優しい伏線回収の子供の物語
知人に勧められて見たアニメ「宇宙よりも遠い場所」があまりにも私に響いたので、そのスタッフによる新作と聞いて鑑賞しました。
絵の美しさ、声優の演技は序盤からお見事でした。
一方で話の展開がやや先の読めるもどかしさも感じるものになっています。
その原因として、大人がほとんど出てこない。同年代から刺激を受け、同年代の価値観だけで手探りをし解決を試みるところにあるのではないでしょうか。
15歳という大人へ脱皮をしていく年代ではあるものの子供だけの物語なのです。
それでも最終版にかけて静かに優しく伏線回収をしていく様はその圧倒的な作画と相まって宗教的な意味とは違う神様を感じさせてくれました。
欲を言えば登場人物にもう少し背景を感じさせて欲しかったけど、優しくほろ苦い物語です。
2つの伏線回収
練りに練られた物語なんでしょうね
これから未来を歩き始める子供達含めて、先が見えない不安がある人、今がちょっと生きづらいなぁって思ってる人への応援歌みたいな作品です。元気出ますよ。ジョブナイル系(と言っていいのかな?)ですが、色々と仕掛けがあり、よく作り込んでるストーリーだなぁって思いました。最後まで気を抜かすに観てください。巧みに盛り上げてくれる作りになってます。
ただなぁ、やっぱりどこか感動のための都合良さが見えちゃったりとか、15、6歳が言うかねぇ?ってくらいにカッコ良すぎるセリフが拒否反応。すごくいいこと言ってるんだけど、かっこつけすぎてるが故か心に残ってない(笑)。えー、それって泣かせにきてるじゃん、とか、伏線っぽい伏線がありすぎてなんだかエピソードやら小物が全部感動のためツールに見えてしまう・・・・。なんだか伏線回収をカウントしている自分がいたりして・・・。嫌な奴だなぁー僕。
よく考えられていますし、確かになるほどーなんですが・・・・。デカイ世界の話の割には策が多過ぎてこじんまりしちゃった感じ。
面白かったですけどね、ロマン感じなかったかな。
アニメーションは綺麗でした。大画面で見てほしいですね。
なんと言うか、感想の書きにくい映画でした。
描ききれていない部分はあるかも知れませんがいい作品です
宝物はすぐそこにある
感動ストーリーではある
「H×Hジン」
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