「リアルちょっぴりファンタジー」グッバイ、ドン・グリーズ! A K.さんの映画レビュー(感想・評価)
リアルちょっぴりファンタジー
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少年達が冒険を通して友情や絆を育んでいく心温まるストーリーなのかなとホッコリしながらみはじめた、が、冒頭から死を匂わせるセリフにドキドキ、どうなるんだろうと、しょっぱなのつかみはOK♪
ドン・グリーズの名前は、小学生男子が考えそうな、ちょっとださいネーミンズセンスでおもしろかったし、(しかもドングリが由来じゃなかったのもびっくり!)
タイトルのグッバイは、子供から大人になっていく&大切な人との別れを意味しているのかな?
ストーリーの大半はよくありそうな少年たちのひと夏の冒険もの。
思春期の少年たちの心の葛藤や悩み、たわいのない会話に共感できる人も多いだろう。
リアルに近いお話なのに、最後だけファンタジーっぽくなってしまうのが、ちょっとモヤモヤしたけれど、(最初からファンタジー要素多めだとそう言う世界観なんだと没入できるんだけど・・・)
伏線の回収は、とてもよかった。
ただ、あんな電気も電波も通ってなさそうなアイスランドの山奥に電話ボックスがあって、電話がなるのがちょっと信じられなくて、興ざめしてしまった。
もう少し街に近いところに電話ボックスがあればなぁ・・・
ま、そこはファンタジーと割り切れば、なかなか感動できるラストだったと思う。
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