人のレビュー・感想・評価
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死んでも煙草を吸うのね
監督は『シキ』の山口龍大朗
脚本は『世の中にたえて桜のなかりせば』の敦賀零
山口龍大朗氏は最近『ブルーピリオド』のアソシエイトプロデューサーとして参加
ツダカンはチョイ役
最初の方だけ
彩子のことは死んだばかりの息子にバトンタッチ
彩子はこのあと車を運転中に交通事故で松葉杖生活で息子の葬儀に喪主として参加
ピンクのお召し物がよく目立つ健一
そういえば拓郎もピンクだった
山口監督のイメージとしては死者=ピンクなのかもしれない
身近な人を亡くした人たちに少しは慰めになればいいかな
ならないか
配役
事故で亡くなり幽霊になった斎藤健一に吉村界人
健一の母で幽霊が見える斎藤彩子に田中美里
数年前に亡くなり幽霊として棲み着く健一の父の斎藤拓郎に津田寛治
健一の高校時代の同級生だった石川に冨手麻妙
彩子の店に納品している業者の高橋に木ノ本嶺浩
幽霊が見える老人の田中に五歩一豊
おやすみ♥
おやすみ♥
こう言った経験をした事ないし、これからもする事はほぼ無いが、人の死なんてこんなんで良いんじゃない。
勿論、子供や子孫にこだわる方もいるので、それはそれで良いと思うけどね。
ネタバレ あり
いないのに居る。
何なのこれ?
昔から幽霊の出てくる話は多い、日本人の死生観なのだろうが大半は怪談だが吉永小百合の「母と暮せば(2015)」のように原爆をテーマにした切ない社会派ドラマもありました、海外では暴漢に殺された男性が幽霊となって恋人を守る姿を描き、世界的大ヒットを記録したロマンティックファンタジー「ゴースト ニューヨークの幻(1990)」が記憶に残ります。
本作は夫ばかりか息子にまで先立たれた母と浮かばれぬ息子の霊との会話劇、母親の妄想なのでしょうが、喫煙シーンの多い幽霊などリアルに俗っぽく描きます、母親も酒浸り、飲酒運転など褒められた生き方ではありません、とりたてて際立ったエピソードもなく幽霊と過ごす3日間を淡々と描いた短編です。
山口龍大朗監督はインタビューで友人の死が制作の動機とか言っていました。これでは大手が乗るわけもなくクラウドファンディングで製作、生死の意味を問う形で「人」なんて漠然としたタイトルをつけていますが、人を語るには監督さん36歳、まだまだ未熟でしょう。
短編だから我慢できましたが、何なのこれ?って感じでした。
この日は4本目の(劇場で!)映画!しかも、監督と出演女優による舞台挨拶付きのサプライズ!!
2022年 「冨手麻妙」演員、AKB1作品。
この日は水曜、入場料が多少は安いだろうと観に往ったが、チケットは¥800と激安!しかも、監督と出演女優さんによる舞台挨拶が上映後に在るという!
それだけじゃなく、帰り際には御見送り迄して頂いて・・・!?ちゃっかり、チラシにサインを御強請りしちゃいました!こういう事が在ると幸せな気分になりますネ!
喫煙、喫話
酔って海辺で死んで幽霊になった息子と、幽霊がみえる母親の親子の話。
あらすじ紹介には父親のことも記されているけれど、父親はほぼチョイ役程度。
ファンタジーの部分がコメディでもある設定でもある中、旦那と息子に先立たれ母親の想いと、本心では判ってる筈の息子との会話をみせていく物語が主で、単純と言えば単純だけど、普段話せなかったり話さなかったりの本心がぶつかりあう感じはなかなか良かった。
どうでも良いけど「やっぱり死んじゃったのか?」は変な言い回しですよね…。
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