カナルタ 螺旋状の夢のレビュー・感想・評価
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自然に生かされると言うこと
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ドキュメンタリーだ
派手な事件も、気持ちを誘導するバックグラウンドミュージックもない
ただただ、自然の虫の音、料理をする火の音、煮られる素材の音、人間の話し声だけが音としてある。
本当は映画館で見たかった。
アマゾンに住むシュアール族の村に監督が1年間滞在して撮ったのだとか。
それが日本人の青年だというから驚きだ。
東京出身で、あの自然の中で貴重な資料を残し、数々の賞を取ったらしい
密着するのはセバスティアンという50歳くらいの男
妻は村の村長らしい。セバスティアンの父はシャーマンで、息子は町にある学校で医者になったような表現があった。
セバスティアン本人も、リーダーとして達振る舞ってるように見えた。
彼らは洋服も着るし、金属の鍋も、プラスティック製品も使う。文明の存在も知っている。
村の権利を要求しに町で交渉もする。
それでもアマゾンで自分たちで建てた家に暮らし、アマゾンで取れた食材を食べる。
選んであの生活をしているのだ。
セバスティアンは歌う、大きな木を切らないで 子どもたちは何を食べたらいいの?
アマゾンではもう狩猟もままならず、肉はなかなか食べられないらしい。
昔の生活のように見えて、実は未来の私達の生活なのかもしれない。
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