アリスとテレスのまぼろし工場のレビュー・感想・評価
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アリスとテレスは出てきません
不思議な作品
煙の世界に閉じ込められた話かと思った?
時間の止まった不思議な世界に少女が迷い込んだ話か?
ただただ久野美咲ちゃんが可愛い!
で?園部はどうなったの?
滅びを待つ世界で生者と亡者はどう生きるんだろ?不思議?
五実と美咲の神隠し?
蟲師?
FF?
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。?
死者と亡者の世界を訪れる話は多いけど、睦実目線は面白いかも?
誰かに内容を放したくなる作品
で?アリスとテレスは誰?
星は技術に3、スジで−2
「ほつれる」と大宮での玉置浩二のコンサートの間にもう一本と、亀さんと迷いつつも日本の作家も見とこうかと選定。強く後悔している。
惚れたヒロインであっても、どんな背景があろうと、漫画ではなく匂いのある生身の子供を何年間もネグレクトしてるのは異常だし、惚れた男にその子を会わせる心境とは何なのか。完全に壊れている。
思うに作家が描きたい場面とか関係を図式のように並べて構成した様な事ではないか。そこには登場人物の経時的な人間形成とかは一段低くしか設定されていなかったのだろう。
後半のキスシーンは丁寧にエロく描かれていたが、濡れた駐車場に寝かせたままとか普通におかしいし我々は並行して放浪してるイツミが見てる様子を見せられているのだ。…何が見せたい?
周辺人物ではヒロインの義父がエキセントリックに過ぎ、なぜ皆が従うかも全く理解できない。
大変高い技術を持った多くのスタッフの何年間かを無駄にした作品と言わせてもらう。
答えはない
鉄工場が爆発して町が閉じ込められる
外に出られないし、時間も止まってしまう
空が割れ狼の雲が、絡め取られた人を連れ去る
町の殻が割れて懐かしい光景が見える
こちらの現実は死の世界なのか
あちらに垣間見る世界がありえたはずの異界なのか
オカルトじゃなくってSFかも、
オカルトと思わせておいて、これってもしかしてSFかも!それも強烈に思わせてくれる内容なんですよ(>0<!、
具体的には「SF的な地縛霊の理由付け」に思えて、消えた人達の違いとか、出会う可能性とか、、考えを深める奥行があるですよ!!、
長いトンネルを歩く機会があったら、そんな時に思い出して科学的な事も含めて説得力を上げて怨念とかをからめて考察するのもいいかもしれませんね^^;、
観て良かったと思える内容です
濃密
やっと観れました。
GCS池袋、満席。
オープニングの描写から観客を心を掴むインパクト。
イライラする悪役。
希望と失望。
恋、嫉妬、愛、。
希望を失った町で
もがく感情。
自分の黒歴史を
明かされたような感情になる。
けどきっと新しい未来が待ってる。
理解が追いつかない
2023年17作品目
劇場でのCMを見て面白そうだったので急遽鑑賞しました。
正直理解が追いつかない部分が多数ありました。
結局何故あの世界は生まれたのか?
アリスとテレスとはなんなのか?
でも全てを説明せずとも、
見るたびに発見や疑問があるのも良い映画の要素だと思うので
そういうジャンルかと思いました。
現実の3人も、あの世界の2人も幸せだと嬉しいですね。
アリスとテレスはだれ(なに)?
通常スクリーンで鑑賞。
岡田磨里監督ということで期待してましたが、
う~ん、わかったようなわからないような?
パンフレット買ってないのも悪いかも知れませんが、内容が曖昧な理解のまま無理くりスッキリ終らせたという感じでしょうか。
だいたいアリスとテレスは?
私がとんちんかん?
理解できる人もいるのかわかりませんが、自分には疑問だらけでした。
タイムトラベル?
でも過去でも無いみたい?
登場人物の心情は何となく伝わって来るも、舞台背景があまり入ってこず、押し売り営業みたいな印象(自分のアピールしたい事を一生懸命話してくるが何も響かない的な)です。
まー、また円盤で出たら見直してみます。
追記
皆さんのレビューを読まずコメントし、コメント掲載後に色々レビューを読ませて頂き、どうも アリスとテレス とはギリシャの哲学者アリストテレスの事だったようでしょうか、
私はとんちんかんではなく(笑)、とんちがわからなかったようです(笑)。
となったらますますがっかりしました。
なるほど(笑)とポンと手をうって、で、おちは??
なんの繋がりを意識したか更に全くわかりません。
余計独りよがりの映画に思えて★半分減らさせて頂きました。
遠い日の幻
予告を観た時とかなり印象が違った、良い意味で裏切られたというのが正直な感想です。生々しいキスシーンこそありますが、露骨なエロや性的描写はない全年齢向けの作品です。(所々に中学生男子の視点からお届けする下ネタはありますが)
1980年代後半から90年代の日本がまだ元気だった時代に思春期を過ごした人には親戚や友人の家を訪ねたような懐かしさを感じる物語の舞台。
閉じ込められた世界は、日本の雪国を思わせる描写や寂れたシャッター通り商店街などの活気を失ったこの30年の日本のあちこちに見られる姿という暗喩でしょうか。
変わる事を恐れる心、見たいような見たくないような、見てはいけない異性の下着、初めて触れる異性の身体や唇とその鼓動や温もりの高まりなどの気恥ずしさに遠い記憶を呼び起こされ、悶える人も少なくないでしょう。
事なかれ主義でひっそりと絵を描く練習をしている主人公の菊入正宗。情緒不安定でツンケンしていて、男子を蔑むような口調と態度で接するヒロイン佐上睦実。
彼ら一人一人にモデルになった人物が誰か、想像させずにはいられないという意味でも、序盤から岡田麿里作品(あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない等)らしさ全開です。
この作品は今では学生たちのコミュニティに当たり前となっているテレビゲームもコンピュータもインターネットもスマートフォンも出てこない。中学生の主人公の揺れる恋心と、同性の友人らと群れて集まって過ごす何気ない日常の描写に、この時代も多分今も変わらないものを感じます。
作品タイトルの"まぼろし工場"は作中に登場する製鉄所なんだろうけれど、アリスというキャラも、テレスというキャラも出てこないけれど、作品全体の下敷きになっているのはルイス・キャロルの「鏡の中のアリス」(Alice in wondreland)から、ヒロインそっくりの女の子でアリスとテレスという言葉遊びでしょうか。
遠い未来から、あのキャラクターがテレスコープ(望遠鏡)のように過去を覗き込むような、懐古するように誰もいなくなった廃工場を望むシーンと掛けているのかも。
あとは現実と繋がっていない線路の向こうを目指して列車に乗るシーンなど時間を超越(タイムトラベル)するシーンは『バック・トゥ・ザ・フューチャーPatr3』のクライマックスのオマージュでしょうか。
(本作のスポンサーであるワーナーブラザーズはBTTFの版権を持つユニバーサルと2020年から北米で合弁会社を経営している)
ボケてしまっているように振る舞っていたおじいちゃんがここぞとばかりに活躍するシーンにニヤリとしてしまいます。細目のキャラは目を開くと覚醒は定番ですね。
他にもきっと多くの作品のオマージュが散りばめられていると思うので探してみるのも楽しいかもしれません。
惜しむべくは中盤以降のカタルシスが足らない気がしました。特に教祖様的な立ち位置の佐上は取り巻きが少なく、何処か孤独で滑稽…もっと野心だったり掘り下げがあったらとは思った。睦実の言葉から語られるイメージより薄っぺらい気がした。
また上映時間の関係からか人が消えていく事への喪失感の描写は諦めにも近く、喪失感や理不尽さに人々が慣れて変化しないことを徹底しすぎている事に私は物足りなさを感じました。
主人公があまり自己主張をしない性格というのもあるのでしょうけれど、不器用でも見苦しくても足掻く姿がじんたん(あの花)のようにもっと見たかった気はします。
恋する衝動で未来が切り開くという設定を描いた感動の話でした。
未来が開けなくなったこの世界で子供として生きていかなくなった子供たちが未来の世界を知りたくて知りたくて仕方なくて謎の少女とともにこの世界から出られる方法を探す恋愛含め感動する話でもありました。
感動する真実と主人公とヒロインのつながりと謎の少女の気がかりなヒントが未来に向かって進む答えでもありその答えを知ってからが本当の涙になるかと僕は思いました。
ヒロインが謎の少女を主人公に教えて主人公が謎の少女の世話をすることになり世話をしていくうちに自信の打ち明けなかったこととかヒロインが好きな気持ちが増えていくこともあるぐらいに好きになっていくのもあります。
未来へと切り開くのが一体誰なのかそれが気になるところでもありますが物語を見ているうちにわかるのでそれをお楽しみにしていてほしいです。
この謎が一体どこからきて工場はなぜ動いていて工場が動いてるのになぜ大人も成長しないのか子供も成長しないのかが気になっていたポイントでもありますが見ているうちにその真実がなるほどそういうことかにまでたどり着いたのが凄く時間がかかってしまった場所でもありましたね
子供たちの思いと恋愛と消えてしまいたくないこととか夢とかもすごくある中でやっぱり濃いだけはしたいという思いは忘れがたい思い出もあると僕は感じてしまったため
凄くあきらめたくないって僕自身を変えてくださった映画でもありましたね
映画だけが素晴らしいとは思わないし映画とアニメとそのストーリーにインパクトを与えるぐらいに僕もこの気持ちが揺さぶるほどわかってしまうことが多かったです。
それぐらいにミステリーと恋愛とファンタジーが強すぎて誰しもが思う作品をはるかに超えてくださった作品だと僕は思ったし皆様方にも思ったかもしれないと感じております。
この恋が皆様にも届いた瞬間誰かを思うんじゃないかと自分は思っておりますなぜなら誰しもが思っていたことを叶えたいからだと自分も感じたからです。
それぐらいにこの作品に出会えて良かったって思えてますし自分もこの作品に出会えなかったら一体どうなっていたんだろうかと考えてしまうぐらいに悩んでいた時期が凄くあったかもしれません
この映画に巡り合えたことが奇跡かも知れませんねそうじゃなきゃ今の夢もかなえられなかったかもしれないからです。それぐらいにありがとうの気持ちでいっぱいになりました!
まだ公開している段階なのでお早めに見てほしいと思います!
まだ見てない方にも是非ともこの作品に関しては見てほしいと思っております!
これから見る方にもこの作品を誰かにお勧めできることを願っております!
入り込めなかったけど良さはあった
入り込めなかった要因としては、時が止まった場所において人は何年も学校に通い続けたりしないだろうし、あんな変人をリーダーにするほど馬鹿じゃないだろとか、他にもちょくちょく納得できない部分があってこの映画に対して序盤のうちに否定的なってしまったことにある。
ただストーリー展開は面白かったと思うし、まぼろしと現実が亀裂のように入り交じってる画はめちゃくちゃ綺麗だった。
煮え切らないファザコン映画
ファザコンを題材にしているのにそれを全く描ききれていない。
作り手の恥ずかしさが出てしまったのか他に理由があるのか分からないが、描きたい物が行方不明になってしまっていた。
映像は綺麗でした。
不思議な感覚。
初め何が何か理解するのに時間がかかりました。イツミの年齢や容姿からかなり長い年月、変化をしないまま耐え抜いていたんだと理解した時、すごい難しい気持ちになりました。また、物語の展開もよく面白い作品だとは思ったのですが、絶頂のポイントまで行くのに何シーンかそらに近いようなシーンがあったので、心の動きが難しかったです。観終わった後にモヤモヤした感覚はなく、不思議な気持ちになりました。
自分には合わなかった。でも映像がとにかく美麗!
面白かったかと言われると、映像の綺麗さに見惚れる分には面白かったです。
これだけで最後まで観れる程に美しかった。
ただ内容は全く刺さらなかった。
ストーリーもキャラも何もかもびっくりするくらい刺さらなかった。
好みではないんだろうと思います。
この手の作品のいつものパターンに自分は飽き飽きしていただけに「ああ、またか…」と途中で興醒めしてしまった。
コケてうっかり覆い被さるドキドキ青春シーンっていつまで使われ続けるんだろうとか、余計な事ばかり考えてしまった。
とは言ったものの素晴らしい映像美です。
壮大に聳え立つ工場は物凄い迫力でした!
生きるという事は変わって行く事。
変わらない毎日を生きているからこそ各々が自分の状態に気付ける世界だったんだと思う。
それに絶望する者もいれば、変わりたくないと願う者、もっと先を知りたいと思う人も居る。
人を好きになるという事は同時に痛みも又生まれ痛いからこそ生きている。
好きな相手の嫌いな部分も受け入れてそれでも明日一緒に又過ごしたいと思う事が生きて行く糧になるんだな。
どこかしこにメッセージが織り込まれていて最後に中島みゆきの歌が綺麗にまとめてくれている様に感じた。
連れ去られた側からのお話
作画、美術、演出、演技は本当に目を見張るものがあります。
ラストシーンで成長して言葉もしっかり話せるイツミが出てきたので、ちゃんと現実世界に帰れて、現実世界では廃墟になった工場へいわゆる聖地巡礼をしに行って終わり。
異世界の正宗と睦美の行方はもうわからないけど、わからなくていいのかもと思った。
イツミを送り届けた今、いつ消えていくかわからずビクビクしていく彼らを観るより、恋する衝動を抑えきれない中学生の精一杯の生き様の方が物語として美しいから。
そんな彼らさえもまぼろしだったのは寂しい気持ちがした。
でもそんな気持ちでさえ監督の狙いどころだったのかなと思うと流石だと思います。
タイトル回収が唯一の惜しかった点
アリストテレスをもじっただけかと少し残念。
セリフ少なめでも伝わるのではないかと思えるほど世界ができている。
思春期特有のヒリヒリさと自動車免許をもっているというアンバランスさが成り立つ世界。
全ての登場人物のその後が描かれていないことも好感がもてました。
無責任な説教
いや待て待て、なんだこれは。
世界観、マジで不気味すぎるぞ。絶対に子供には見せられないダーク過ぎる物語。かなりぶっ飛んだファンタジーに乗れるかどうかで、感じ方は大きく違いそう。少なくとも私は、シンプルに描きの粗さが気に食わず、全くハマれなかった。...結局なんだったんだ。
この映画が好きになれない1番のポイントとして、面白かったり魅力的であったり、感情移入できるようなキャラが1人もいないということ。主人公はラストになるとあまりに無責任で頭の悪い説教を繰り広げてしまうし、ヒロインに至っても感情が全く読めない。少女の設定に至っても違和感と疑問点盛り盛りだし、周りの友達もどうかしている。とてもじゃないけど、アニメやファンタジーだからと言って受け止められない。
はっきり言って興味がそそられず、専門用語の多用・過去描写の粗さ・感情の分かりにくさがとても見ずらい。音楽が劇中にほぼ挿入されていないのも怖くて、居心地が悪すぎる。このアイデアはいいとは思うんだけど、何にせよ中身が支離滅裂。決して難しい話ではないはずなのに、1本の映画では収まりきれない尋常じゃないほどの要素を詰め込んでおり、その結果、一言で難解な映画と片付けられてしまう。絶対上手くできたはずなのに、なんでこんなに下手なんだ。やり過ぎてしまったのか、そもそも映画1本にしたのが間違いだったのか。
ゆったり歩いていると思えば、急にアクセル全開で暴走し始めるし、作風と合っていないことをバンバンやり出すから頭が追いつかない。「君たちはどう生きるか」を見た時の同じ気分。あの映画ほどごった返しては無いけど、すごく似ている。観客に全投げするタイプの、映画として成り立っていない作品。それするなら、もっと説得力のあるエピソードを構成してくれないとさ。ファンタジーが過ぎるぜ、全くよ。
空が割れる映像なんてとても幻想的で綺麗だし、佐上のおっさんだけは狂っていて好キャラだった。でも、明らかに無理している。コ○ナを連想させているんだろうけど、ここまでやる必要あったかね。見ていて苦しくなる、空気の薄い映画でした。
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