劇場公開日 2023年9月15日

  • 予告編を見る

アリスとテレスのまぼろし工場のレビュー・感想・評価

全225件中、21~40件目を表示

4.0宣伝不足が惜しい

2023年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

萌える

工場事故をきっかけに、町ごと外界と隔絶されてしまった世界で生きる少年少女の物語。朝、夜など時間の概念はあるものの、季節はずっと冬のまま、住民は歳をとることも無い世界で自分を見失わないよう生き続ける。
ストーリー自体は、主人公たちの恋愛を主軸にしたジュブナイルでテーマ性よりもキャラクターの感情などに重点がおかれた良作です。
ちなみに作中登場する体操服。女子がブルマなのは作り手の趣味、ではなく時代考証です。彼らは我々が想像したよりはるかに永い時間、閉じ込められていたのです(歳をとらないのは羨ましい、なんていってられません。作中、妊婦さんも登場しますが、彼女はこの世界にいる限り永遠に赤ちゃんと会うことはできないのです)。
映像、音楽、ストーリー、キャラクターすべてが高い水準の作品なのに、宣伝不足のためあまり話題にならなかったのがもったいないです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ugacinema

5.0揺さぶられる想い

2023年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

知的

難しい

狭間で抗うパワーに圧倒。葛藤も素晴らしく優美な描写の一部となり。製鉄所のレトロさが哀愁を。時代を経て窮屈になるその様は人間にも似たようで。どんなに巡っても悩みは尽きない。それでもいつの日か笑い話に。Life is beautiful。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
るいまーる

3.0取り残された世界

2023年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ムービー好き

4.0『ハッピーエンドにならなかった方』の物語

2023年11月3日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
群青

3.0アニメらしい幅広い表現力で独特の運命感を描いた一本

2023年11月1日
PCから投稿

自由で柔軟な表現手法の中に、独特の運命感が色濃く滲んだ一本だったと思います。評論子は。
その「表現力」という点では、アニメーション映画は実写映画と比較にならないほどのパワーがあると思いますけれども。

そのパワーを活かして、実写では表現し切れないような独特の運命感(ある日突然に寂れてしまって、その日から変化することがなくなった地域社会の中でも、成長(より良い明日?)を求めて奮闘する若者たちの姿)を描いたということだと評論子は理解するのですけれど。

その意味で、製作者に独特の運命感を描き切ったという点では、別作品『すずめの戸締まり』と同様、評論子には印象的な一本でした。

うらびれて、シャッター通と化した商店街などを形容する常套句として「時が止まったよう」というのがありますが。
それが実際に、しかもある日を堺にして急に止まってしまったとしたら、人々の生活感というのか、運命感というのか、そういうものは、いったいどうなるのか。

直接に製鉄業に従事しているわけではありませんが、製鉄業を基幹産業とする「鉄のマチ」に住む評論子としては、製鉄工場が爆発事故を起こしたあとで機能を停止するという設定には、いささか忸怩たる思いもありますけれども。

そういった個人的な感情はて別として、映画作品の設定としては、「大きな変化のあと状況が一変する」ということの象徴としては、受け取れなくはないと思います。
(前述のとおり、できれば別の業種にしてほしかったとは思いますけれども。個人的には。)

爆発事故を契機として、時が止まってしまい(基幹産業が停止して寂れてしまっい)、それを契機として変化することがなくなった街ででも、人々の生活は連綿として続いていく。「まぼろし」でもない、その現実と人々はどう折り合いをつけていきていくのか。
(もっとも、技術者がまだ残留しているということは、製鉄工場の機能停止は一時的なもので、人々の努力によっては、再開の可能性があることが示唆されているのかも知れませんけれども。)

そんな街で暮らしていても、時が(正常に)流れる世界から迷い込んで来た少女・五実だけでも、元の時が流れる世界に戻してやろうとする―。
いかにも若者らしい、その正義感というのは、観ていて気持ちの良いものであります。
(時が止まってしまっても、人々は成長するという設定のようで、事故当時は中学生たった彼・彼女らも、免許を取ってクルマの運転ができるようになるというのも面白い。→人は、どんな逆境でも成長できるという暗示でもあるのかも。)

アニメーションならではの表現の自由さと相俟って、そういうストーリーも、評論子には、好感が持てました。

佳作としての評価に、充分と思います。

(追記)
本作の題名については、他レビュアーの間でも諸説あるようですけれども。
評論子としては、次のように推測します。
つまり、まぼろしの工場(爆発事故を起こした製鉄工場)をモチーフにして、独特の運命感を描く本作のこと。
「内容として、かなり哲学的な方面に傾きますよ。」ということを、著名な哲学者の名前にひっかけて表現したかったのだと。
直接の関係もないのに、具体的な固有名詞(人名)を用いることは憚られたので、いかにもありそうな女の子と男の子の名前に、軽くすげ替えたと。
そこには、製作者側の、ある種のウィットも込められているのかなぁと思います。
いち私見としてでは、ありますけれども。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
talkie

3.0アリスとテレス

2023年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

タイトルから、アリスという女の子が出てきて、哲学的で考えさせるラストなのかなと思っていました。
映画が終わってイデアを思い出しました。
イデアにせよフィロソフィアにせよ、作中でそうした哲学的なことはあまり感じませんでした。
私としては少し物足りなく感じました。
とは言え、映像は美しく、女性キャラはみんな魅力的で、男性キャラはみんなちょっと頼りないところが可愛いらしく、学生の頃を懐かしく思いました。
※学生の時は睡眠学習だった哲学、プラトンとアリストテレスについてもう一度勉強してきます。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
はらぺこ

5.0岡田麿里の世界に魅了されてきた人には刺さる作品

2023年10月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

知的

幸せ

脚本家として歩んできた岡田麿里監督の力が今作においても遺憾なく発揮されています。
岡田麿里に魅せられたクリエイターが集まり、他に類を観ない作品を作り上げたことに感謝するばかりでした。
過去の岡田麿里監督が関わってきた多くの作品の要素が詰まっているようにも感じて、岡田麿里の世界に魅了されてきた方なら絶対に心に刺さる作品です。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
はらだてつ

2.0ツッコミどころ満載な映画

2023年10月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
由良

3.5おかしな状況と、おかしな人物

2023年10月24日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
木花咲耶

3.5アリスとテレス分からず?

2023年10月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

結局原因分からずなぜ町ごと大惨事に?
前作ほど感動しなかったが、ホロリときた。
今もまぼろし工場あるなかな?
五美カワユス

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ムロン

2.0ようわからん。

2023年10月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

寝られる

ほんまようわからんかったわ

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ナポリ

4.0ダメ映画だが、青春の残滓としては

2023年10月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
加藤プリン

3.5画力が凄い

2023年10月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

映像がとても綺麗でした。

世界観を理解するのに時間がかかって、最後の方で徐々にわかってきました。

思春期の、なんとも言えない明るさやもどかしさが共感できて素晴らしかったです。

で、最後はどういうこと?
わからなかった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
2G

3.5Dr.マシリトとブライトさん

2023年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

難しい

1991年というより、昭和64年?な感じの世界観

朽ちた工場や風景、世界観に引き込まれる

時間 (季節) が冬で止まっているから、朽ちるのが早いのか?

時が止まっていても、食料、ガソリン等の生活必需品は入手出来るみたい (特に気にしないが)

個人的には、80年代前半な雰囲気の工場建屋に引き込まれた

これが描きたかっただけの様な気もする

確信犯なMTパオ

ありがちな3ATじゃないのね…

ドミンゴ! 超懐かしい…

通学時に1日1台以上、目撃してた気がする

確信犯なプラホイールキャップ

これも目と記憶に焼き付いている

これ見よがしの黄緑ツートンのS13

S13と言えば、この色しか記憶にない

明らかに、この世代に媚びている…

冬なのに、DSのカブリオレ?

車種名が思い出せない車も多々…

原作者 (監督) が、この世代なのか?

不快ではないが、少々あざとくて鼻につく…笑

コタツの掛け布団の絵柄が、昭和終盤期的で、やはりあざとい(笑)

微妙に平成初期でもない様な…?

いちいち思い出して考えてしまう

制作側の罠なのか?

詳しく思い出せないが、バス停のラークをもじった灰皿

アシダスは嫌

小道具が、いちいちもじり過ぎて、何だか微妙…

レトロとは対照的なキャラクターデザイン

お約束の、わがままで泣き虫な主軸の女の子

工場の代表者的な2人が、Dr.マシリトとブライトさんに似ている

視覚効果的な確信犯?

不自然な程、物分かりが良くて従順な町民たち

予想通り、制作スタッフだけが理解出来る様な、かけ足のクライマックス

観客はやや置いてきぼり…?

もう少し丁寧に説明・演出して欲しかった

演出にもヒビが入ったみたい…

そして想定内のラスト

やや丸投げ感あり

鳥居や神社が敷地内にある工場は嫌…

祀らなければいけない理由がある

難解と言うほどでは無いが、よく解らない、意味不明な内容だったが…

色んな既視感とパクリズムがあったが…

昭和的な世界観と恋愛模様は、凄く好感が持てた

映画館で観て良かった様な…

配信でも良かった様な…?

文字通り、まぼろしの様な面白さだった(爆)

近いうちに、(低予算にする為の) 大胆なアレンジで、実写映画化しそう…涙

削除しないで

コメントする 1件)
共感した! 2件)
アリエンTea

4.0不覚にも涙が

2023年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
しじみ

5.0変わってはいけない町に変わり果てた町

2023年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ずっと変化をしてはいけない人生は楽しいのかな?変わらない毎日でも長生きしたいのか?
将来に夢を馳せ、恋をしたり、いろんな経験もしたい中学生に変化を禁じるのは酷というものだ。
自分だったら、とっとと喰われる方を選ぶ、というより2日目には勝手にパキッといくだろうな。

変わってはいけない世界で1人だけ成長する子がいたら違和感を感じてしまうのは仕方ないけど、ずっと閉じ込められるのも可哀想と思う。
それ以上にずっと身籠ったままの妊婦さん、早く会いたかったろうに、空のベビーカーを押す姿は観てて切なくなってしまった。

どのあたりがアリストテレスなのかは分からないけれど、世界観だったり映像の美しさはとても好き。そしてエンディングの中島みゆきさんの、あの声であの歌詞にグッときた。
観てよかった。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
コビトカバ

5.0人が生きるとは!という事を教えてくれる映画👑

2023年10月10日
iPhoneアプリから投稿

観た感想は、めちゃくちゃ感動して泣けました。超、おすすめ映画です。
冒頭の部分は、男子校生の4人組が、あたりさわりの無い会話をしてる日常なんですが。。。
とんでもないです!!!まさか。。。最後には、こんな展開が待ってるなんて!!!人が生きると言う事はこういう事なんです!!!と言う指針を示してくれる映画でした。皆さん愛する人、居ると思いますが、その愛する人が明日には、交通事故やら不慮の事故で亡くなられる事だって有り得る昨今!この世の中が、破滅したって!!愛する人と愛しあって強く生きる!!!主人公を観てると、めちゃくちゃ共鳴しました。
せつなくて胸が痛くなるほど感涙しました。

是非、たくさんの人に観てもらいたいです。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
つん

5.0※長文です 評価としては素晴らしい映画の一言につきるのでネタバレ考察

2023年10月10日
スマートフォンから投稿

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
夜月

3.0色々?な事が多すぎました。絵は最高に美しい

2023年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
もけけ

4.0変化を望まぬ人達の暮らす工場の街。中学生の男女と一人の少女との出会いが、この街と人の運命を変えていきます。鑑賞後の余韻が凄く、好き嫌いが分かれそうな作品です。

2023年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 4件)
共感した! 22件)
もりのいぶき