「哲学的なテーマが見え隠れする作品」アリスとテレスのまぼろし工場 みっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
哲学的なテーマが見え隠れする作品
映画には脳死で見ても深く思考をしながら見ても楽しい映画がある。この作品はどちらで見ても楽しいと思う。
裏テーマとしては本題のアリスとテレス部分。
タイトル回収がされることはなく、アリストテレスが生きていた古代ギリシア時代の哲学と宗教の対立感や、変化を恐れる人と恐れない人々との関係を比喩されている作品と思いました。(何にでもオマージュと言えることが出来るのであくまでも個人の感想です。)
哲学的なテーマが好きな人はこの手のアニメ映画は少し苦手かもしれませんが作画は呪術廻戦や進撃の巨人などを手掛けているMAPPAが担当しているのでポップな感じではなく重厚感のあるリアル志向な作画になっているので食わず嫌いせず一度見てみてはどうでしょうか?
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