「特殊な世界観にとらわれると置いてけぼりになるかも」アリスとテレスのまぼろし工場 ひとふでさんの映画レビュー(感想・評価)
特殊な世界観にとらわれると置いてけぼりになるかも
閉じ込められた世界で退屈した子供たちが暴走する話…と言えるのかな
一言で語るのは難しいぐらい色んな要素が入っていて、もっと整理して分かりやすくしたほうが一般受けするのでは?と思うけど、そうすると今作の尖った魅力が失われるので、これはこれでいいのかなぁと思う。
閉じ込められた世界の説明は最低限しかないので、うまく補完するなり、受け止めていかないと、全然わからない!という事態になる。
睦実のSキャラと五実の幼児キャラもかなり特徴的で、キャラクターを受け入れられるかもこの作品を好きになれるかの分かれ目になりそう。
個人的には五実のキャラはわざとらしく作られすぎてて好きではない。
説明が最低限なので、SFに詳しい人と観れば、話が盛り上がりそう。
「あの花」「さよ朝」とは方向性が違うので、そこを期待したらダメかも。
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