「吹替版で燃える」トランスフォーマー ビースト覚醒 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
吹替版で燃える
「前作までの設定がどうでもよくなって次の話が始まる」「地球が壊れちゃうかもしれないアイテムの争奪戦」という、観れば観るほど頭の悪くなりそうに中身のない単純な話が続くこのシリーズ。
それでも、マイケル・ベイが監督をやってた『最後の騎士王』までは多少、設定の一部は生きてた感じがあったのだけれども、本作は別物っぽく。
かつてのシリーズで、少年サムや、発明家ケイド、さらにはアメリカ軍の「対ディセプティコン特殊部隊N.E.S.T.(ネスト)」と協力し、人類と信頼関係を築いていたオプティマスプライムの姿はどこにもなく、彼の人間不信状態から物語がリスタートしていました。
『バンブルビー』同様の、「リブート」または「マルチバースもの」だと事前の宣伝類に説明がなかったのが、少々引っ掛かりました。
んでもって、観ても観なくても人生に影響がなさそうで、立川シネマシティ会員価格で観てたら「高いな、別のシネコンで溜まってたポイント無料で観ればよかった」と思ってしまいました。
それでも、吹替版の玄田哲章、子安武人両名の声を聞くと、「まぁいいか、かっこいいし」とは思うんですが。
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