「インディ・ジョーズとマーベルのオマージュ作品!?」トランスフォーマー ビースト覚醒 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
インディ・ジョーズとマーベルのオマージュ作品!?
たくさんの名作映画がある中で、オマージュ的作品はとても多いです。私の勝手な思い込みですが、インディ・ジョーズとマーベルとロボットが合体したようなこの作品に、欣喜雀躍してしまいました。終始、体で反応して最後まで楽しめた作品です。ストーリーは至ってシンプル。自在に移動できる「トランスワープキー」を巡って、オプティマスプライムが中心となるオートボット軍と悪の支配下にある暗黒ロボット軍の争奪戦です。そこに巻き込まれた優しき男と考古学者の卵の女性。これらが繰り広げるアクションは心臓に悪いくらいです。極限に追い込まれることばかりですが、最後に勝利を勝ち取った時には、グータッチしたくなります。この作品での一番のテーマは、ロボットと人間の友情だと思います(主人公と弟の兄弟愛も美しい)。どうしてロボットを愛せるのか自分でもわかりませんが、良きロボットの正義感に、ものすごく愛着が湧くのだと思います。私は吹き替え版で見たのですが、人間の二人の声は中島健人と仲里依紗でした。二人ともトランスフォーマーの大ファンということですから、熱のこもった声に納得です。この作品の中で「宇宙は一つ」というセリフが何度も言われますが、スピリチュアルの世界でいう「ワンネス」もしく「ノンデュアリティ」を想起させてくれたので、嬉しくなってしまいました。つまりこの宇宙は一つの大きなエネルギー体であるということでしょうか。
追記 ロボットのミラージュの声が藤森慎吾でしたが、めちゃくちゃ合っていましたので笑えました。あと次回作ありそうなので楽しみ!