劇場公開日 2022年2月25日

  • 予告編を見る

「愛の儚さと背徳の虚しさ。」愛なのに makotoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0愛の儚さと背徳の虚しさ。

2025年6月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

のんびりと穏やかな雰囲気の古本屋の店主の多田。
そんな店主の多田に恋して、求婚する女子高生の岬。
現実にはあり得ない事だか、人を好きになったり愛することはこんな事かもしれない。
言葉で説明できない、理屈を超えた感情。
受け入れてくれない多田に恋して岬はきっと、愛なのにと、感じたであろう。

多田には一花という忘れられない存在の女性がいた。一方、結婚式の準備に追われる一花は、婚約相手の亮介とウェディングプランナーの美樹が男女の関係になっていることを知らずにいた。
一花もまた、愛なのにと感じたはず。

愛という感情と人間の理性は必ずしも比例しない。
人間の不可思議さと理解できずとも、あり得る作品であった。

makoto
PR U-NEXTで本編を観る