「前半のもどかしさからの後半の爆発力」愛なのに いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
前半のもどかしさからの後半の爆発力
古本屋店主の多田は女子高生の多田に求婚される。
いきなりぶっ飛び展開で面食らいつつも、多田のやんわりと断る感じにもどかしさを感じる。観てけばここら辺がスッキリするからまあ良い。
そんな多田が一途に愛しているのは一花という女性。
結婚式の準備をしているが、夫の亮介はウェディングプランナーと浮気していた。
亮介のある行動によって傷ついた一花が取った予想外の行動から一気に面白くなった。
あっ、これコメディなのねぇ。急に笑える箇所が出てきて楽しくなった。
公開規模の大きさに対して、結構濡れ場多め。女性メインでうつしているから、ちょっとAVみたい…
でもこのSEXシーンが重要でかつとってもエロい。
それと、夫の中島歩が良い。長身、イケメンだけどちょっと表情に乏しいから、関心があるのかないのか、何考えてんのか読めない、ちょっとアホそうな感じ…ベン・アフレックみたいだなぁと勝手に思った。
今作の一番面白シーンは彼のおかげ!まあ、その後の展開から、素直にアドバイス聞いたんだろうなぁ笑
終盤、ある人が言った「気持ち悪い」。ちょっと同じ気持ちだったけど、他人の愛に自分の倫理観を押し付けるんじゃねえよと思った。
城定、今泉監督の作品を観たことないから他の作品も観ていこうと思った。
コメントする