「愛なのに愛には遠い。」愛なのに はるたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
愛なのに愛には遠い。
ある日突然見知らぬ女子高生岬に求婚された古本屋の店主多田。一方結婚式の打ち合わせで揉めだし次第にギクシャクする亮介と一花。2つのストーリーが絡まってドロッとしてやがてほどけてゆきます。
小ネタ集でも見ているかのような楽しさ。神父様ドン引きのまさかの告解。投げつけた薔薇を植えるセンス。美樹から亮介へ心からのアドバイス。はぁ~笑った笑った。ってか亮介あんなイケボイスでシュッとしてるのに…さぞかし傷付いたでしょう。ほんま、風俗行って下さい。さとうほなみはなんとも色っぽかったですね。現実的な着地点でしたけど、どうぞお幸せに。
瀬戸康史はあんまり今まで意識したことなかったけど柔らかい雰囲気が合ってました。そらあんな読書家で野良猫用ソーセージを携帯してるイケメンが渋い本屋のカウンターにいたら惚れてまうやろ。岬の純粋な想いを突き放すこともなくて優しい。一花にはそこを利用されたけど。ま、2回目に関しては両成敗。多田も岬も想い人への愛は近いようでなんだか遠い。愛なのに。っていいタイトルやな~。
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