BLACKPINK THE MOVIEのレビュー・感想・評価

集大成の映画との事で、BLINKとしては期待大だったが、こちらはどうもオンラインで開催されたコンサート、
「BLACK PINK:THE SHOW」をなぞるかのように進んでいく作品だった。基本ライブ映像は2016年から今に至るまでのコンサートとかではなく、そのオンラインコンサートの内容であったのだ。「集大成」と聞くと今まで彼女たちが経験した全てを想像してしまう為、やや残念に思えた。
THE SHOWもオンラインの為、他グループもそうだが尺は一般的な劇場公開作品の尺に収まっている。どうせならそれをそのまま劇場で観たかったと思えてならない。
BLACK PINKの「THE ALBUM」のJPVer.の初回限定盤に、そのBlu-rayが特典として入っている為、自宅では鑑賞できたが、彼女たちの美声と美貌はIMAXで観たいと思ったものだ。

そう考えると、NETFLIXで配信された作品は非常に満足の行く作品だったと思う。劇場向きではないかも知れないが、クオリティの高さは申し分ない。ただ、本作のBlu-rayはグッズとしての魅力は100点だった。

BLINKでよかったしこれからもBLINKとしてBLACKPINKを応援し続けるって当たり前に思った
あとずーーーーーーっと美し

今までのライブ映像と録画したMVを流し、合間にメンバーのコメントがほんの少しあるだけ。
パフォーマンスにぐっと来るわけでもないしコメントも同じこと何回も言ってるやん！てツッコみたくなった笑

BLACKPINKというグループはとても好きだし、曲も好きだしコンセプトも大好き。それぞれ実力もスター性も持っているはず。だけどこの5年間の集大成の映画がこれ？？

最後のリサの涙ながらのコメントにうるっとくるくらい。これならNetflixでやってたドキュメントの方が良かった。
もっとメンバーの気持ちを知りたかったし、デビューまでの道のりとかそこの話を聞きたかったなぁ。

101分がすごく長く感じた。
期待して見たから余計そうなのかも。
ライブ映像を映画館で見たい人はどうぞ。

劇中でメンバーがBLINKという言葉を何度も口にしていたのが印象的です。ファンの総称だと思われます。IZ*ONEの映画でも感じましたが韓国のグループはファンに対する感謝の気持ちを常に言葉にして届けます。

ブルピンに関しては世界で認められている凄いグループと言うイメージでほぼ知らずに鑑賞しました。

楽曲もほぼ知らない状態でしたが、冒頭からその洗練されたパフォーマンスと演出に釘付けです。世界が認めるレベルのグループの強さがガンガン伝わって来ました。

ワールドツワーの様子も収められていますが、ファンの熱量が想像以上に凄かったです。

終盤のオンラインライブでの映像。ファンのメッセージがステージ一面に映し出される演出。メンバーとファンとの絆や想いが視覚化されたステージには胸が熱くなりました。

個人的にとてもクールなイメージ持っていたブルピンですがメンバーの純粋さや真っ直ぐさがとても人間味に溢れてあて今まで以上に好きになりました。