ローラとふたりの兄のレビュー・感想・評価
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ちょっと困り者のお兄さん'sにニヤニヤさせられ最後はぽろっとしてしまう
久々に会う友達とランチ前に観ましたが、まさにそういう、ちょっとした時間にあまり気構えることなく鑑賞でき、最後にぽろっとさせられる映画です✨
何も起きません。こういう映画が大好きです。
心暖まる優しい映画。こういう映画が大好きです。特に何も起きないから、人によっては映画にする意味がないと思うかもしれませんし、退屈きわまりないでしょう。アメリカ映画と違って、兄弟・夫婦・親子でケンカしてもヒステリックに叫んだりしないのがホッとします。見終わった後ほのぼのとした気分になりました。もう1回見に行きます。上映館が少ないです。
12/22(水)晴☀️再鑑賞追記
兄妹3人のお墓の場面が印象に残る。ケンカしてバッグひとつでサッサと家から出ていくサラが小気味ヨイ。
新宿とはいえ平日2時55分の回なのでガラガラだろうと思ったら、水曜日サービスDAYのせいか座席数83の半分以上がうまっていた。
2022/1/3(月)再鑑賞追記
新年早々、やたらに撃ちまくったり暗くなりそうな映画は見たくないので3回目の鑑賞。6(木)終了だしワンコさんのレビュー(12/23)が良かったのでまた見ることにした。今朝(1/4)、武蔵野館のHP見たら好評につき1/13まで延長とあった。 ナーイス(^^)。雨が降っても駅からぬれずに行けるのを発見。
2021/12/16(木) A
. 12/22(水) 武蔵野館
2022/1/3(月) 武蔵野館
悪くはないけれど…
こういう内容のフランス映画って、なんというか、ホワーンと包まれて展開するパターンが多い感じでちょっと物足りない。両親なくした三人兄妹がそれぞれ悩みを抱えながら生活してるけど、だからといってエンタメ的な展開はなし。ただひたすらお互いを優しく想う関係は心地良くはあるけれど…って感じです。
ほのぼのフレンチコメディ。
結婚に、離婚に、同棲に、妊娠に、出産に、不妊に、リストラにと、兄二人、妹一人の兄妹の人生の困難を描くフレンチコメディ。
長男ブノワ、次男ピエールともに人の気持ちがわからない自己中男。
妹のローラは、いつも、そんな二人の兄の尻拭いをするはめになる。
でも、最後はお互いに優しい眼差しで、お互いを見守り続ける。
ちょっぴり笑って、ちょっぴり泣いて、そんなほのぼのとした兄妹ドラマに、あなたもひたってみてはいかがだろうか。ぜひ劇場へ!
いかにもフレンチなエスプリが詰め込まれた、ピリ辛だけどしっかり優しくて温かいコメディ
主人公は弁護士のローラ。彼女には眼鏡店を経営する長男ブノワとビル解体会社に勤める次男ピエールがいて、頻繁に両親の墓参りをする兄妹仲は良好。ローラは離婚調停の依頼人だったゾエールと付き合うようになり幸福な生活を送っているが、ブノワは3人目の妻サラから懐妊を告げられた際に余計なことを言ってしまい、ピエールは解体工事の影響で発生したトラブルの責任を取らされて会社を解雇されてしまう。様々なトラブルに見舞われる兄達とその家族のことを気遣い右往左往するローラだったが、自身の体調に不安があった彼女は医師からある診断を聞かされ打ちのめされてしまう。
というあらすじを書くと深刻な物語のようですが、これが冒頭から終幕までエスプリがぎっしり詰まった爆笑コメディ。いかにもフレンチな上品だけどしっかり辛口のシャレが至る所に仕込まれているので観客はほとんどずっと笑いっぱなしになります。それでも扱われているテーマはリアルで切実な家族あるある。兄妹だから、親子だから、夫婦だから、元夫婦だからこそ言えることや言えないことが織りなす温かい笑いに終始ホッコリさせられること請け合い、冬だからこそ観たい優しい作品です。
ほのぼのとしたコメディ
ほのぼのとしたコメディである。主役の三兄妹は別々に住んでいて、会うのはたいてい両親の墓の前である。そこで互いに近況を伝え合う。それぞれの人間関係を築いたり壊したりするが、一方で兄妹の繋がりはとても大切にしている。といってもそこはフランス映画だ。家族主義的な価値観を礼賛する作品ではない。
3人とも一生懸命に生きているのだが、上手くいかないことだらけである。それに自分の都合を優先して兄妹の気持ちを疎かにするところが多々ある。長男の嫁を含めた女性たちは言葉尻に敏感すぎて、それが原因で屡々揉めることになるのだが、裏を返せば男たちが言葉遣いに鈍感すぎるということでもある。
大した事件も起きず、時間の経過も早かったり遅かったりして、なんとも自分勝手な映画ではあるが、総じて、フランス人の人生に対する余裕のようなものがそこはかとなく感じられる。次男のピエールには出来すぎの息子ロミュアルドがいて、人生の幅を広げてくれているのだが、ピエール自身はそれに気づいていない。ロミュが母親ではなく父親といることを選んだ理由が何となく見えてくるのも面白い。
それぞれの問題に現実的な解決策
まず、勝手にローラという障害者を優しく見守る兄達の物語だと思ってました。
仲いい兄弟たちの話でしたね。フランス版渡る世間は鬼ばかりといった感じでした。家庭レベルのトラブルがそれぞれの兄弟に起きます。基本誰にでも起きそうなトラブルなので親近感は湧きますがわざわざ映画で観るほどかなとは正直思いました。ただ解決は突拍子もないものはないので納得はできます。物語として面白いか別ですが。
劇中話に出てきた日本で人気の豆腐で出来た壁はないからね!豆腐みたいに真四角の外観の建築初心者が建てる建物を揶揄して言うのをフランス人スタッフが勘違いしたのかな・・・。
緑縁の眼鏡持ってます。
35歳の弁護士ローラと一回り歳の離れた無神経兄弟達の家族のお話。
仕事とはいえ、長男の3度目の結婚式に大遅刻して登場し、失言を発する次男ピエールに、ヤバいヤツだな~と思っていたら、長男ブノワも!?そしていつもフォローに回るローラという構図。
新婚のブノワと秀才の息子を持つ男やもめのピエールの仕事と家族の事情や、独身ローラの恋愛事情や、そして3人兄妹の関係を毒やおふざけをたっぷり交えつつみせていく展開で、三人揃っての定例墓参りはあるけれど、ブノワとピエールは仲が良いのか悪いのか…そして本当に嫌~なヤツなのか。
家族だからこそという気遣いのなさや、逆に家族だからこその言えない思いや思いやりがとても素晴らしく、爽やかで幸せな気分にさせてくれた。
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