共謀家族のレビュー・感想・評価
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最後があーなるなら、なんにも映画1000本分の知識で完全犯罪やらん...
最後があーなるなら、なんにも映画1000本分の知識で完全犯罪やらんでも良く無い?。正当防衛か過剰防衛で良かったんじゃないの?。クズ男のせいで一家メチャメチャにされ、必死の覚悟で家族を守るために成し遂げた事も良心の呵責であっけなく崩壊。残された小さな女の子が可愛そう。あれ以外に方法がなかったんだ、クズ男は同じことを繰り返すからこれで良かったんだって家族認識で何事も無かったかのように乗り越えて行くとか‥‥無理か。
最後の最後まで答えは、、、
タイで撮影したのがみそですね。リアルです。
格闘技ならぬ映画知識で闘うお父さん
愛する娘を敵から守るために、普段うだつの上がらない父が一肌脱ぐ…とあらすじを簡略に書いてしまうとリーアム・ニーソンの『96時間』シリーズに直結するが、本作に登場する父の武器は格闘技ではなく「映画」。映画で得た豊富な知識を使い、妻と娘が犯してしまった殺人の隠蔽を行う。欲を言えば父親が映画マニアという設定なら、そのマニアック描写をもっと出して欲しかった気もしないでもないが、隠蔽工作の土台ベースとなる『ショーシャンクの空に』が活きている。
オリジナル版のインド映画は未見だが、多分オリジナルにあったエンタメ要素を抜いてサスペンス度を高めたのではないかと思う。
もっとも、本作の悪人は市民を守るはずの警察側。自身の保身と家族愛のために、暴力に加えて証拠隠滅を企てるなんて職権乱用も甚だしい。このあたりも『ショーシャンク』の極悪看守を彷彿とさせるが、そのボスとなる警察局長を演じたジョアン・チェンは久々に観たけど、まさに鬼畜ぶりが堂に入っている。
情状酌量の余地大アリとはいえ、しっかり罪の裁きを受けるオチなのは、やっぱり舞台が仏教の国タイだからか。でもそのオチも、父親のヒロイックぶりがとことん効いている。
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