共謀家族のレビュー・感想・評価
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最後があーなるなら、なんにも映画1000本分の知識で完全犯罪やらん...
最後があーなるなら、なんにも映画1000本分の知識で完全犯罪やらんでも良く無い?。正当防衛か過剰防衛で良かったんじゃないの?。クズ男のせいで一家メチャメチャにされ、必死の覚悟で家族を守るために成し遂げた事も良心の呵責であっけなく崩壊。残された小さな女の子が可愛そう。あれ以外に方法がなかったんだ、クズ男は同じことを繰り返すからこれで良かったんだって家族認識で何事も無かったかのように乗り越えて行くとか‥‥無理か。
最後の最後まで答えは、、、
恐らく今年の年間1番の面白さでは⁉️
舞台はタイ、出演は中国人。
穏やかに暮らす善人家族の娘が、政治家の父と警察局長の母を持つ息子に傷つけられ、思いがけなく殺害してしまう。
穏やかな家族は完全犯罪を実行する。
最後は、、、どうなるか⁉️
逆転の逆転で答えはエンドロールまで分からない。
最初から最後まで無駄なく面白い。
あっという間の集中した112分!!!
興奮が止まらない。
予定外の超穴場の作品!!
サスペンスなのにラストは涙。
犯罪は悪いが、この家族を責められるでしょうか。
とても、とても面白い映画。
またすぐにでも再度鑑賞したい。
タイで撮影したのがみそですね。リアルです。
タイは中華系移民が多く、かつての政策で多くの中華系移民の方が国籍を取得、タイ人として生活されています。中国語とタイ語が入り組む当たり、中華系成功者が権力者になって、貧しい中華系移民をいじめるあたり、とても怖いです。タイの多様性のある国状が可能にした映画ですね。中国では撮影できないのでは…。作品は凄く練り込まれていて面白かったです!
映画オタクの描写にやや共感性羞恥
映像も登場人物も文字通り泥臭いのが良い。作品の落とし所もメタファーとしての動物の使い方も面白い。
音楽の使い方やスローの使い方がややあざといなと思った。
格闘技ならぬ映画知識で闘うお父さん
愛する娘を敵から守るために、普段うだつの上がらない父が一肌脱ぐ…とあらすじを簡略に書いてしまうとリーアム・ニーソンの『96時間』シリーズに直結するが、本作に登場する父の武器は格闘技ではなく「映画」。映画で得た豊富な知識を使い、妻と娘が犯してしまった殺人の隠蔽を行う。欲を言えば父親が映画マニアという設定なら、そのマニアック描写をもっと出して欲しかった気もしないでもないが、隠蔽工作の土台ベースとなる『ショーシャンクの空に』が活きている。
オリジナル版のインド映画は未見だが、多分オリジナルにあったエンタメ要素を抜いてサスペンス度を高めたのではないかと思う。
もっとも、本作の悪人は市民を守るはずの警察側。自身の保身と家族愛のために、暴力に加えて証拠隠滅を企てるなんて職権乱用も甚だしい。このあたりも『ショーシャンク』の極悪看守を彷彿とさせるが、そのボスとなる警察局長を演じたジョアン・チェンは久々に観たけど、まさに鬼畜ぶりが堂に入っている。
情状酌量の余地大アリとはいえ、しっかり罪の裁きを受けるオチなのは、やっぱり舞台が仏教の国タイだからか。でもそのオチも、父親のヒロイックぶりがとことん効いている。
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