「倒斜ミステリーとして、」共謀家族 高之さんの映画レビュー(感想・評価)
倒斜ミステリーとして、
古畑やコロンボで馴染みの最初から犯人がわかっている倒斜ミステリーとして、犯人側が非常に不利なハンデを当初から持っている設定が面白い。
・(嘘を突き通せない)幼女が共犯者にいる
・罪を被って良いと考えている父親のみ、皮肉にも鉄壁のアリバイがある。
・対決する警察に名探偵(名刑事)はいないが、証拠捏造も平気でする腐敗組織。
犯人側が非常に不利な状況で、このハンデをどう切り崩すのか楽しみであった。
まぁ、メイントリックはガバガバなんだが、ハンデを高くしすぎたため、これを越えるのはプロの推理作家でも難問だよなぁと考えるのであまりそこは減点とは思えなかった。
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