ジュラシック・ワールド 新たなる支配者のレビュー・感想・評価
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レジェンド組の活躍だけでもOK
過去5作品を全て鑑賞した後に劇場へ向かいました。公開時は賛否両論でしたが、実際に観て「確かにこれは意見が分かれるな。」と思いました。所々で疑問に感じた部分はありつつも、ファンサービスがてんこ盛りになっていました。
まず、歴代の要素が「これでもか!」というぐらい詰めこまれていました。グランド博士・サトラー博士・マルコム博士の出番が予想以上に多く、レジェンド組の活躍を見れただけでも嬉しかったです。他にも、オーウェンやクレアは勿論、ワールドの登場人物にも見せ場があったのも好印象でした。
登場する恐竜はどれも魅力的で、特にギガノトサウルスはラスボスのような力強さがあり、少しで出てきただけでも大きな存在感を発揮していました。
今作の主題である「恐竜と人間の共存」については、人間以外の生物と一緒に生きる方法を探る光景が当時のご時世とリンクする現実的なテーマになっていました。また、恐竜が人間の町に生息している描写は、私達の世界に本当にいたらどうなるのかと妄想するぐらい印象的でした。
一方で、これまでの伏線を回収すると同時に新しい展開もさせたためか、全体的に忙しいイメージがありました。また、今作ではイナゴも出てきますが、なぜこのタイミングで登場させたのか疑問を抱きました。ラストの展開も強引で、設定的に無理があるようにも感じました。
基本的には、過去5作品を観ておくことが望ましいですが、1作目のパーク、4作目のワールド、5作目の炎の王国を抑えておけば問題ないと思います。それでも時間がない人は、炎の王国の知識だけでも知っておいた方が良いかもしれません。
ちなみに公開当時は、池袋のIMAX3Dで観ました。奥行き感は勿論、恐竜がスクリーンから飛び出してくるようなシーンもあったので、映像への没入感が凄かったです。また、イナゴの大群が飛んでいる場面では周りに包み込まれたかのような臨場感のある音響となっていました。
改めて振り返ると、様々な要素を詰め込み過ぎた影響で複雑になり過ぎたことが賛否の原因ではないかと考えました。上映時間は約2時間半でしたが、それがあっという間に感じるぐらい楽しむことが出来ました。
私の中では、完結したというよりも区切りがついたイメージが強かったです。ストーリーの不満点はありますが、それでもジュラシックシリーズが大好きな私にとって満足できる作品でした。
【エクステンデッド版について】
その後、購入した4Kブルーレイで未公開シーンを含めた長尺バージョンを観ました。恐竜の出番が劇場版よりも増え、全体的にバランスがよくなっているように感じました。
ジュラシックシリーズのテーマについて勝手に思ったこと
シリーズ最初の作品「ジュラシック・パーク」の衝撃が忘れられず、後続作品は見たり見なかったりでコンプリートしてはいないが、毎回ついついその衝撃基準で見てしまう。CG技術等が日進月歩で発達し(本シリーズはアニマトロニクスも多用されているが)、こちらの目がどんどん贅沢になってしまったのも一因か、シリーズ物にありがちなことなのか、正直1作目を超えたと思ったことはない。
ただし、シリーズ通して映像のクオリティが高いことは確かで、本作「新たなる支配者」(原題のDominionは支配領域とか自治領という意味)も、ビジュアルは十分すごい。恐竜とのカーチェイスや至近距離での攻防は手に汗握った。今はもう他の映画でもハイレベルな映像技術がたくさんあるので、1作目初見の時のように未知の映像に圧倒されて体感30分くらいで終わった、みたいな体験は難しいが、それはこちらの目が肥えたことに原因がある。
物語の展開的にはツッコミどころがたくさんあるものの、迫力満点の恐竜ファイトが最大の見どころだし、シリーズ最終作ということで1作目キャストも再集結したお祭りみたいなものなので、小さいことで文句は言わないことにする。(ただ、巨大イナゴの映像が多かったのはきつかった。恐竜は見たいけど、虫は苦手なので)
一方で、今更何をという話ではあるが、1作目と原作小説が内包していたテーマからどんどんずれてきてないか?という根本的な疑問があり、これは最終作でも解決されなかった。
そのテーマとは、科学技術を過信しその力で自然を凌駕しようとする人間の愚かさへの警鐘だ。そんな人間の前にコントロール出来ない自然の象徴として現れるのが、蚊の化石から検出された恐竜のDNAから人間の手によって蘇った巨大な恐竜たちだ。1作目では恐竜に対し人間はなす術もなく、最終的に島から脱出するしかなくなる。自然の摂理に反して生まれた恐竜たちはいわば徒花であり、人工的に与えられるアミノ酸がなければそのまま絶滅する運命だった。そこまで含めて人間の傲慢さが自然に敗北したことの暗喩だと、個人的には思っていた。
ところがシリーズは回を重ね、完結となる本作では恐竜は絶滅するどころか、今や人間の居住域を闊歩している。一部は人間によって訓練され、本作の最後では人間が恐竜に「自由と安全を与えた」ことになっていて、それが人間の善意であるかのように、また恐竜とは共存が(どうにか)可能であるかのように(少なくともそのような希望を持たせるように)描かれている。
そもそも原作に基づいた作劇は2作目の「ロスト・ワールド」までなので(ただし「ロスト・ワールド」の内容は原作から大幅に変更されている)、3作目以降は原作のテーマに縛られる必要はないとも言える。それに、生物の共存や遺伝子操作のような技術をよいことに使う、というメッセージの方が、より現代にフィットする主題なのかもしれない。
それでも、アップデート出来ない1作目信者としてはこの結着がどこか、克服しきれなかった人間の傲慢さを覆い隠す綺麗事のように聞こえなくもない。恐竜にはどこまでも人間を凌駕し畏怖される存在でいてほしいという、単なる個人的願望なのかもしれないが。
完結編として非の打ちどころのない着地点
このシリーズが30年間も続いたことに驚きを禁じ得ないという気持ちを抱くとともに、
同じ時代を生きて全てのシリーズを多くの人々と空間を共有しながら鑑賞してきたことに、
少々誇らしげな気持ちにもなる。
これまでのシリーズで登場した“レジェンド”的な博士たちが一堂に会する機会もあり、
非常に見どころ多き完結編といえる。
虫が苦手な人はどういう印象を覚えるのだろう? と感じなくもないが、
最終的な着地点も含め、「トップガン マーヴェリック」に続く2022年夏の大作として興行を牽引する作品といっても過言ではないだろう。
「ジュラシック」の知的財産から最大の利益を生む。これぞハリウッドビジネス、お手本の一本
ベストセラー作家マイケル・クライトンが原作・共同脚本、スティーブン・スピルバーグが監督を務め、1993年に公開された「ジュラシック・パーク」。琥珀から発見されたDNAから現代に恐竜を蘇らせて孤島にテーマパークを作るという秀逸な着想と、当時飛躍的に進歩していたCGによって描画されたリアルな恐竜たち、そしてスピルバーグの巧みなサスペンス演出によって世界的な大ヒットを記録。当然シリーズ化され、2001年の第3作でいったん完結するが、十数年の歳月を経て、キャストを一新した「ジュラシック・ワールド」シリーズが2015年に始動。新三部作の完結編、そしてシリーズ6作目にして全体の完結編としても位置付けられるのがこの「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」だ。
第5作を観ずにいきなり本作を鑑賞すると面食らうかもしれないが、前作では恐竜パークがあった島が噴火し、救出された恐竜たちが世界に解き放たれて終わっていた。それから4年が経ち、恐竜たちは海や山、さらには都市部にまで生息地を広げ、人類は獣害ならぬ“竜害”に苦戦している状況だ。オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)はクローン技術で生み出された少女メイジーの親代わりになって育てていたが、メイジーとヴェロキラプトルの幼体「ベータ」が、それぞれの身体に備わる特殊な遺伝子情報を手に入れて金儲けを企む組織から拉致・捕獲され連れ去られてしまう。一方、植物学者のサトラー博士(ローラ・ダーン)は旧知のグラント博士(サム・ニール)を伴い、ある疑惑を追ってバイテク企業バイオシンに乗り込み、そこで働くマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)と再会する。
メイジーたちの救出に奔走するオーウェンとクレアは、やがてバイオシンの施設に行き着き、かくして新旧のメインキャストが一堂に会するという胸アツの展開に。今作ではさらに、ハリウッドのスパイ活劇で定番のカーチェイスを彷彿とさせる、市街で高速追走する恐竜から車やバイクで必死に逃げるシーンが加わり、アクションシーンの多様化でテーマパークのアトラクション的な楽しみが増している。全体にわちゃわちゃしていて、ご都合主義的なストーリー展開もあるが、とにかく「ジュラシック」シリーズで蓄積された知的財産を最大限に活用して観客を楽しませようという意気込みと、そのために膨大なリソースが投じられたことが映像からしっかり伝わってくる。これぞハリウッドビジネスという、お手本のような娯楽超大作だ。
スクリーンで仰ぎ見る恐竜と懐かしのキャストたち
かつて93年の第1作では隔絶された場所として「パーク」は存在し、97年の2作目ではその聖域から、たとえ一頭だけであったとしても文明社会に乗り込んでくる展開に驚きと恐怖があった。それから比べると、シリーズのフィナーレを飾る本作ではもはや「ワールド」は異世界でなくなり、実社会とイコールで結ばれている。これぞ我々が夢にまでみたカオスの最終局面。ある場面では人間と恐竜がジェイソン・ボーンばりチェイスを繰り広げたり、迫真の空中戦があったり、ふとしたところで過去作へのオマージュ風の描写が見受けられたり・・・趣向を凝らした映像の数々が目と心を楽しませる。でもどれだけVFXが発達しても、93年のブラキオサウルス登場場面の深淵を決して超えられないのはこのシリーズの宿命だろうか。やや偶然に依拠しがちな筋書きが気になるが、それでも懐かしい顔ぶれの念願の再会と、彼らの創り出すアンサンブルは味わい深いものがあった。
「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」は、❝Don't think! Feel❞な作品?
「ジュラシック」シリーズは、「映画の公開年」と「劇中の時代設定」が同じになっている点が特徴としてあります。そのため、本作の舞台は、2022年の地球となっています。
絶滅した恐竜をバイオテクノロジーの進化によって蘇らせた1993年の「ジュラシック・パーク」から30年もの月日が流れています。
「ジュラシック」シリーズにおける究極的な問いかけは「人類と恐竜は共存し得るのか」ということでしょう。これの答えを探すべく「ジュラシック・ワールド」シリーズが生まれた面があります。
2015年の「ジュラシック・ワールド」は1993年の名作「ジュラシック・パーク」の精神を見事にアップグレードしていて、映像センスや脚本も非常に出来が良かったと思います。
ただ、2018年の「ジュラシック・ワールド 炎の王国」は、やや失速した感がありました。
そのため「ジュラシック・ワールド」シリーズ最終章の本作に期待していましたが、結論から言うと、前作での失速はカバーできなかったという印象でした。
本作では「ジュラシック・パーク」からの30年間を総括するような意味合いもあり、一部の「ジュラシック・パーク」シリーズ出演者が合流します。結果的に、ここが足を引っ張った面も感じました。
要素が多いほど、尺の問題が出てしまいます。
それもあってか、本来は重要であるはずの「巨大バイオテクノロジー企業」が、旧メンバーらのために❝取ってつけたような企業❞と化していました。
元々「ジュラシック・パーク」は、バイオテクノロジーの進化を描き壮大な物語を繰り広げてきた作品です。
そのため、当時より遥かにテクノロジーが進んだ現代の「巨大バイオテクノロジー企業」は、より強固な存在でなければ不自然となります。
ところが「犯人は●に違いない」→「あ、旧友が●で働いている」という感じで同窓会のため用意されたような存在で、セキュリティー管理から何までギャグシーンかのように❝異空間❞でした。
最終章ということで、いろいろと詰め込み過ぎた反動が如実に表れています。
これであれば、2部作に分けてでも緻密に描き、作風の統一をしてほしかったのが残念な点です。
そのため本作は「大迫力な恐竜映画」として「深く考えずに、感じる作品」ととらえて見るのが正解では、と思います。
そう割り切ると、1993年の「ジュラシック・パーク」、2015年の「ジュラシック・ワールド」と、始まりはどちらも壮大で映像表現も素晴らしかったです。
この“生きた恐竜”は、本作でも間違いなく存在し、映像のクオリティーは素晴らしく、映画業界に大きな進化をもたらした功績を評価したいです。
30年にわたる壮大な物語の最終章は、新たな恐竜映画ファンにも伝わる物語
巨匠スティーヴン・スピルバーグが生みだした大ヒットシリーズの通算6作目にして、「ジュラシック・ワールド」3部作の完結編。「ジュラシック・ワールド」シリーズの中心人物であったコリン・トレボロウが「ジュラシック・ワールド」1作目に続いて本作でもメガホンをとり、主人公のオーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードがそれぞれ続投する。本作の注目点は、ローラ・ダーン、サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラムといった「ジュラシック・パーク」シリーズの面々が「ジュラシック・ワールド」シリーズで登場を果たす点だ。
前作のラストにおいて恐竜たちが世界中に解き放たれて4年もの歳月が流れている。世界そのものがジュラシック・ワールドへと変貌し、あらゆる場所に棲みついた恐竜たちによって人々は混乱の渦に巻き込まれていた。果たして人間と恐竜は共存し得るのか。これこそが「ジュラシック・パーク」からつながる最大のテーマである。
個人的には、クローンであるメイシー・ロックウッドの秘密が明かされていくところが気に入っている。人気のある恐竜「ブルー」に子供ができていて、その距離感に新しさを感じた。
リアルな恐竜が多く出てくるので、大人から子供まで、恐竜好きにはたまらないサプライズが多い。恐竜映画の代名詞的な最高峰シリーズ。
映像の至るところに既視感が
新旧メンバーの共闘に感動
グラント博士とマルコム博士の安心感がハンパない。やっぱりこの2人がいてこそのジュラシックシリーズ。
恐竜との共存自体はこんな生易しいものではないだろうし、イナゴの被害も本来ならもっと悲惨な事態になっているだろうけれど、そこらへんは結構軽く扱われている。
というか、いい加減同じ事(人間の欲&エゴによる甚大な被害)を繰り返すのも飽きてしまった…。
パークのメンバーが出てきてくれたことで気持ちは上がったが、ストーリー自体には盛り上がりなし。
それにしても、ブルーが元気で何より。
イナゴ分多め
シリーズは前作炎の王国まで鑑賞しているそこそこのジュラシック好きです。
良かったところ
・パークシリーズとワールドシリーズの主要メンバーの共演
全員が揃った時は「おお!」と少しテンションあがりました。
・随所に散りばめられた過去作品オマージュ
マルコム博士が炎でギガノトサウルスの気を引くシーンや、黒幕の幕切れなどは過去作品を知っているとより楽しめるシーンだったと思います。
(他にもたくさんありそう)
良かったところはここまでで、個人的には残念なところが目立ってしまった作品でした。
残念だったところ
・新旧シリーズメンバーのパートが頻繁に入れ替わる
特に旧シリーズ側は施設内での潜入パートが多く、BGMもゆるいので緊張感がなく冗長に感じました。
・緊張感が少ない
新旧メンバーは誰も死なないだろうなと察していたので、合流後にギガノトサウルスなどに襲われる展開も冷静に眺めてしまいました。
誰が生き残れるのかという緊張感は皆無だったと思います。
※何の罪もないキックボードに乗った人食われたのは気の毒すぎる…
・ギガノトサウルスを倒される必然性を感じなかった
クライマックスではギガノトサウルスがT-REX、テリノジサウルスによって倒されます。
勝利した2頭が咆哮をあげ、良かった良かったみたいな空気になりますが、本編中ではギガノトサウルスは主人公たちを襲うシーンこそあるものの、結果的には誰も殺しておらず悪役として倒されることに違和感がありました。
「とりあえず最後の大型肉食恐竜戦わせておこう」というシーンにしか感じられませんでした。
・恐竜よりイナゴのシーンが多い
黒幕の組織が養殖していたイナゴがたびたび登場します。
恐竜よりもこちらの出番が多く、気持ち悪いので「またイナゴか」と辟易してしまいました。
イナゴを根絶する必要性は理解できたのですが、それはジュラシック以外でやってほしいなと思いました。
総じて、個人的にはこれを見て最新作「復活の大地」を見に行く気にはなりませんでした。
良くも悪くもオールスター映画でした。 パーク3のバカどもは置いといて、ジュラシックの歴史に名を連ねる皆さんが共闘していてファンとしてワクワクした。
パークからワールドへ、最後を飾る大団円のはずが・・・
新作の公開にあわせて、シリーズ6本通して見直したけど、いや〜、面白かった。
特に本作については、映画館で観たときよりも楽しめたような気がする。
恐竜の住んでいる島で噴火が起きて本土に逃がしたハズの恐竜が大脱走して、生息地が全国に拡がったってところから本編が始まる。
日常の生活の中でクマが出たってだけでも大騒ぎなのに、それが恐竜だったら・・・手のつけようがない。
おまけに、どこからか大型のイナゴの群れが発生して農作物を食い荒らし、全国的に滅亡の危機!ってのがメインの話になるのかな。
【ネタバレ】
「ジュラシック・ワールド」のシリーズで大活躍しているラプトル、ブルーに子供が出来ていたのにビックリ。そして、前作から登場のクローン少女メイジーは、クリス達と一緒に暮らしていたんだけど・・・
なんと、ブルーの子供と一緒に誘拐されてしまった。
ダイナミックな恐竜が日常に現れて、世界滅亡の危機に陥る壮大な世界観の中で、今までに見たこともないような場面、アクションが展開していく。
街中での恐竜とのチェイスや、今にも割れそうな氷上での逃走など、ハラハラドキドキの連続。
そして、ジュラシック・パークに登場していたレジェンドたちと、ワールドの面々の揃い踏みは、まさに、最後を飾るに相応しい一本でした。
最初のジュラシック・パークから約30年。グラント博士とエリーが結ばれたみたいなラストも良かったですね。長い間の恋心がやっと落ち着いたみたいな・・・
最高の大団円だと思ってたのに、まさか続きができるとは。やっぱりお金の匂いがプンプンしてきます。
とは言え、映像技術も進歩してるんで、迫力のある画面が展開していくのは当然だと思います。どんな話が展開していくのか?新作には期待しか無いですね。
あっ、でも期待が大きすぎるとガッカリも大きくなりそうだから、ちょっ編集アイコンで、クリップを固定、追加、削除します。と注意しよう。
完結編…
復活の大地鑑賞のために押さえておきたく鑑賞。パークからのレジェンド3人の共演や人間と恐竜の共存と言う本シリーズ根底テーマからすると完結編に思える。これまで無かったように思えるバイクや飛行機で恐竜から逃げるシーンは迫力あるし、楽しめた。ここからどう展開していくのか復活の大地が楽しみだ。
詰め込みすぎている?
思ったよりは面白かった。
恐竜のドタバタもアクションも迫力あり。
The洋画の大ヒットシリーズ。
ただ伊藤沙莉の声ってやっぱり特徴的だな。役に合っていない訳ではないが、伊藤沙莉と役のキャラが全然違うので、違和感があった。
久しぶりに地上波で映画観た
アクションでも犯罪系でも家族愛系でもパニックでもない新しいジュラシ...
アクションでも犯罪系でも家族愛系でもパニックでもない新しいジュラシックを目指したけどものすごく迷走してしまった感じ
サムとジェフが出てきたところがピーク
もはやこれは恐竜じゃなくていい内容で全く恐竜を使う意味をなしてない
恐竜の親子
製作陣のイナゴ愛が凄い ※大したネタバレはなし
「頑張って作ったから見てくれ!!私達の渾身の巨大イナゴを!!!!」という製作陣の声が聞こえてきそうなほど、イナゴ君が大活躍します。
もはや主役はイナゴ。頑張って作ったイナゴ君アピが凄まじくて何かもう見てられない(絵面的な意味で)。
まあ冗談は置いといて、主役は一応クリス・プラット演じるオーウェンのはずだけど、今回は伝説の1作目『ジュラシック・パーク』で主役だった博士2人がカムバックするとあって、流石に出番はこちらに譲っていました。あれだけの人数が出てきた割にはすっきり纏まっていたなと思います。
良くも悪くも『ジュラシック・パーク』を思い起こさせる作りで、大人数が複数のグループに分かれてあっち行ったりこっち行ったりした後、都合良く良い感じの場所で合流して力を合わせるストーリー。やっぱこういう話は、これくらい人数が多くてワーキャーやってないと盛り上がらないよな。
もはや脳みそ半分くらい失っているのでは?と不安になるレベルで記憶力の低い自分でも、こういう作品だけは人数多い方が好きです。
メインはやっぱり恐竜!で、皆でサバイバルしながらキャッキャしてるんですが、サイドにオーウェンとクレアがメイジーを引き取り家族になっていく姿や、親子の成長を描き、「血の繋がりより信頼で繋がる家族」のスタイルを提示する。
恐竜の種類も1作目当時より格段に増え、もうティラノが単独ハイライトを飾れる時代ではなくなった模様…悲しいが、仕方ない。ティラノ最強説は崩れたし、いやでもティラノはジュラシックシリーズの顔だし…という製作陣の悩ましさも感じられる。
1作目のようなエンタメ色の方が強い作品ではなく、ご長寿人気作品だからこそハッキリ問題提起に持って行ったのも良かった。
1作目を子供の頃に見ていた人が親になり、子供と観に行くこともあるだろうし、昔より一般人にも身近になり、より真剣に取沙汰されるようになった環境問題やバイオテクノロジーについて、親子で意見交換をした人もいたのでは。
そういう意味で、信頼で繋がる家族の形を提示したのも良かったと思う。オーウェンとクレアが結婚してるのかどうかもわからないし、メイジーをどうやって養子にしたとか、そういった話は全く出てこない。国に認めてもらうための契約や血の繋がりを完全に感じさせない、でもどう見ても「家族」だ、という説得力があって、ささやかかもしれないがこれも新しいスタイルの提示だったと思う。
ただ、初期メンバーと明らかに演技力に差がある俳優がいて気になったのと、やっぱり人数が多いのと場所が広くなったせいか、話があっちこっちするうえ恐竜が暫く出てこない…というか恐竜を思い起こさせることすらないようなシーンも結構あり、あれ?今『ジュラシック・ワールド』見てるんだよな?と思ってしまうような出来ではあった。
今思い出しても、一瞬他のアクション映画だっけか?と混乱する断片的な記憶がちらほら。何か『アンチャーテッド』より大冒険してなかった?
キャラも一人一人が立ってたし、格好良いシーンは多くて見てる時は興奮だったけど、多分ジュラシックシリーズっぽさはシリーズ随一の薄さ。普通にアクション映画?モンスターパニック映画?として見た方が良いかも。
シリーズ最終作だし色々やりたいこと、言いたいことが多すぎてミチミチに詰め込まれてる駆け足作品なんだろうなーと思って見始めたけど、意外と余裕のある作り。
でもその代わり、あっちであの人達がこれやって、こっちでこの人達がこれやって、と常に散らかってる感じはあります。人数が多いから、各人それぞれの個性を活かそうとするとこうなるんでしょうね。せっかく初期の博士2人を呼び戻したし、新たなペア・新たなキャラの活躍も見たいけど、新旧ペアでタッグを組ませたシーンもそりゃ入れたいよなと。気持ちはわかる!
個人的には、シリーズ最終作でこれだけ「らしさ」を薄めてでも1本の映画として整えられたのは素晴らしいと思うけど、ここに賛否両論は絶対出ると思います。「シリーズ最終作なんだから、今までで一番シリーズ『らしさ』を出してほしかったのに!」という意見は絶対あるはず。つーかごもっとも過ぎる。
でも、思い入れがある作品ほど欲張ってしまって、あれもこれも格好良く見せようとした結果バランスが悪くなったりクドくなったりする作品の方が遥かに多い中、これだけあっさりシンプルに纏めた手腕には流石の一言です。
あとスタッフのイナゴ推しも流石の一言です。まじで。
人間の赤ん坊サイズのイナゴ君が映るたび、我が家では「ウワァァァ」「出たァァァ」と目を背けてました。しかも大量発生。大量発生しなきゃイナゴじゃないよねって勢いで一面のイナゴ。4K画質で見たくない映画No.1。
DVDで視聴する方は、ぜひオマケ?の短編『バトル・アット・ビッグ・ロック』も見てほしい。短編と思えないくらいの満足度。元々短編も撮ってたスピルバーグだし、短編でも物足りなさを感じさせない「映画」を作ってくれています。
短編でこんなにワクワクさせてくれると思わなかったというか、最初に本編と間違えてこっちを再生しちゃったんですが、終盤まで全く気付きませんでした(アホ)。
シリーズとしては終わりでも、また気が向いたら恐竜映画撮ってほしい。短編でいいから。
スピルバーグはやっぱ少年の心を忘れねーわ、まだまだ現役だわと思わせてくれる作品でした。
個人的に、シリーズ最終作ってファンサービスに偏りがちで、めちゃくちゃ泣きながら「映画としての質はそんなでもなくね?」と心の中は白けてる不思議な感情を味わわせてくれる出来のことが多いと思ってたんですが、本作はシリーズへの愛は感じるけど、映画としてのバランス感覚も忘れてない、冷静さも同時に感じて、やっぱスピルバーグですわ…とちょっと感激。
『レディ・プレイヤーワン』辺りから、スピルバーグの本気が蘇った気はしていましたが、映画監督としての能力を見せ付けられたなあと見終わったあと感服でした。あっぱれ。
良かった
連れ去られた娘を取り返す話と犯罪の証拠を掴むため潜入する話。
•歴代のキャラが登場し、二つのストーリーが同時に進んでいくのは面白かった!
•今までのジュラシックパークシリーズではなかったカーアクションは圧巻だった!
•ただ、恐竜同士の戦いは今までと比べると地味に感じた、、
全630件中、1~20件目を表示













