「達磨さんが転んだ」その日、カレーライスができるまで odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
達磨さんが転んだ
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土砂降りの日、アパートの一室でカレーを作っている寂しげな男の3日間を描いた、リリーフランキーさんの独り芝居劇。
度々、停電になり、ホラーでもないのに照明をケチったとしか思えぬ暗い画面。フランキーさんの独り言も小さい声でボソボソだからよく聞き取れない、まったく、お金をとるレベルの映画に至っていないと思ったら、企画・プロデュースの齊藤工さんはコロナ禍で出演者が一歩も外に出ないという設定で撮影は2日半、当初は劇場公開の予定もなく自主制作の感覚だったと語っていました。
終始、亡くなった息子の写真を眺め、達磨さんが転んだの回想シーン、思い入れ、悲しみは十二分に伝わります、疎遠な奥さんも最後はチャイムが鳴っていたようなのでカレーを食べに来てくれたのかしら・・。
孤独な男のボヤキ映画、気が重く沈むばかりで正直、つまらなかったです。
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