「前半は設定にわくわくするがやや尻すぼみ。」オールド waisighさんの映画レビュー(感想・評価)
前半は設定にわくわくするがやや尻すぼみ。
クリックして本文を読む
休暇で美しいビーチを訪れた複数の家族。楽しいひと時を過ごしていた矢先、なんと6歳だった息子は、少し目を離した隙に少年から青年へと急成長を遂げていたのだ。一体このビーチで何が起こっているのか?というストーリー。
最初から不穏な雰囲気が漂っており、謎の老化現象が起こるビーチ、という導入は〇。ミステリーかと思いきや途中からスリラー、ホラーのジャンルであることに気づく。時間の流れ、老化が目に見える形で進むと恐怖になる、という目の付け所はいい。
キャスト陣もいい、特にトーマシンマッケンジーが美しい。
ただ、中盤以降はやや冗長。特に脱出しようとして死ぬシーンや精神病患者に振り回されるシーンがやや長い。また、オチも想像の域を出ないほどでやや残念。後味の悪さがいい意味でも悪い意味でも残る。
老化する(時間が早く進む)という設定も実はふわふわしている。身体的成長とともに精神的に成長していたり、死体は骨になるのに食べ物は腐らなかったり…など。
コメントする