「もはやSFではない?」オールド 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
もはやSFではない?
たぶん多くの方と同じかもしれませんが、「シックスセンス」(99)があまりに素晴らしかったがため、その後の作品がいずれも物足りなく感じてしまいます(涙)。M・ナイト・シャラマンのことは忘れて観ていたので、「ミッドサマー」(19)のアリ・アスター監督のDVDを借りたんだっけ?と思いながら観てました(笑)。日常から異界へ入り込んでしまったような感覚は、なかなか不気味で面白かったです。終盤の種明かしが興味深く、現実にありそうな話に着地していて、シャラマン監督らしいトリックを感じました。監督のインタビューで、今作はSFではないというようなコメントをされていたと思います。確かに、「2001年宇宙の旅」(68)のように、過去にSFだったものが現実になってしまう例は幾多もあり、創作よりも現実の方が遙かに奇妙な世の中になってしまっているのかも、と思いました。
LaLa様
コメントありがとうございました!
LaLaさんも観賞済みだったんですね。
ほとんど世界中の映画ファンが同じだと思うのですが、「シックスセンス」を初めて観たときの衝撃って、本当に凄かったですよね!怖~い話が突然、感動ドラマに変化するあの感覚は、滅多に味わえるものではありません。僕がホラー映画に興味をもったきっかけは「ぼくのエリ 200歳の少女」(08)でした。「シックスセンス」とは全く違う内容ですが、ホラーでありつつ、極上のラブストーリーになっているという二重構造に取り憑かれてしまいました(笑)。そんな作品にまた出会いたいとあれこれ物色して、怖い目に遭いつづけてます(汗;)。
赤ヒゲでした。
赤ひげさん(≧▽≦)
こんばんは
この作品、鑑賞していますが
レビューしていなくて・・
ナイト・シャラマンの世界へようこそです(笑)
「シックスセンス」は 大ヒットしたので
どうしても比べてしまいますよね。
不思議な感覚ホラー作品でした。
赤ヒゲ様
こんにちは。
悶です。
レビューへのコメントありがとうございました。
この作品の「真相」って、仰るとおり、ありそうな感じの怖さがありますよね。
もちろん、急速に年を取るという設定自体は、現実にあり得るはずがなく、前提の部分でリアリティはないのです。
しかし、もし、この急速に年を取るという場所が存在しているとしたら。
ラストの「真相」は、本当にあるかも、と思ってしまうのです。
「シックス・センス」の高いハードルから、どうしても見劣りしてしまいがちですが、本作品は、かなりよく出来た作品だったな、と感じています。
それでは、また、共感作があれば、お話しましょう。