「出来ることは限られるので・・・」オールド よしさんの映画レビュー(感想・評価)
出来ることは限られるので・・・
人間の成長が異常に早く進むプライベートビーチに閉じ込められた人々の苦悩を描く物語。
「シックス・センス」のナイト・シャマラン監督の作品ということで期待して鑑賞。期待値は超えていないように感じられましたが、それでも良くまとまった見応えのある映画でした。
子供たちの急な成長を目の当たりにして、戸惑い、恐れる人々。
「なぞ」「サバイバル」・・・それらに「家族の絆の再生」を絡めて物語は進みます。
特異な設定は物語の終わらせ方が難しく、ラストに評価を下げることが多くあります。しかし、この作品は雑に放り投げずに上手な終わらせ方をしてくれました。その点も評価出来ると思います。
ただ、そうは言っても作中で主人公達が出来ることは乏しく、物語に抑揚は感じられないのが残念なところ。
評価は普通にしました。
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