「ホームメイロは怖いお話」レリック 遺物 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
ホームメイロは怖いお話
行方不明だった認知症のお婆ちゃんが帰ってきたが様子がおかしく・・・更にそのお婆ちゃんが暮らしていた家で奇妙な事が起こっていく物語。
家には「何か」がいるというお婆ちゃん。確かに、不穏な気配や壁から聞こえる謎の音が、恐怖感を煽っていくが・・・
とにかく同じような場面の繰り返しでもどかしい展開。後半の急展開からは漸く面白くなってきたが…ラストを含め、内容は良く理解できず。離れ小屋の件とか、嫌いな窓の件とか、結局何だったのだろう。。
音が鳴ってたのは、迷ったサムのように、序盤はお婆ちゃんがいたってこと?
お肌…病気か何か?或いは元々の…!?
偽物だとか言ってた理由はつまりそういうことか?
無理やり解釈すれば答えが出そうな気がするけど、多分間違っているし(汗)納得のいくネタバレ解説が欲しい所。
考察の為にもう一度観たい気もするが、純粋にそこまで面白かったかというと…。
親子の良かった頃の繋がりや過去をみせてくれたなら、この悲劇により感情移入できたと思うけど…とにかく同じような場面の繰り返しで、90分の上映時間でも少し長く感じてしまったのが残念。
どちらかというと、ホラー的な怖さよりも、誰にもいずれおとずれる可能性のある認知症や、それによる親子関係について考えさせられる作品だったかな。
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