劇場公開日 2022年4月1日

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TITANE チタンのレビュー・感想・評価

全204件中、61~80件目を表示

3.5よくこんな話を考えつくなあ、と思うけれども、ちゃんと“映画”になっている事に感心。とてもイタくてクレージーな映画だけれどもラストは感動的ですらある。

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館
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もーさん

5.0軽い気持ちで観ない方が良い映画

2022年5月3日
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強烈な映画でした。最初の20分間で最後まで観れないかもしれないと思いました。ありがとうございました。😄

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松村 訓明(まつむら のりあき)

2.5観て損した

2022年5月3日
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 つまらなかった。脚本も駄目、映像センスも無し、未完の大器を感じさせるような深みも皆無。
 本人はやたら声高に「女性監督と呼ばれるのは不快。私は私。女である前に人間だから。『私』が作った映画として認識してほしい」と言っているけど、おさとが知れてゲンナリ。
 音楽の使い方をタランティーノに学び、暴力描写にギャスパー・ノエの影響を受 け、無機質性をクローネンバーグから拝借しておいて、それはないだろう.....と。
 こっちだってわざわざ足を運んで、お金払って観てるんだから、最低限の仕事はしてほしかった。

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つくねと皮以外は塩

4.0この映画の楽しみ方は❓‼️無限にある‼️❓

2022年5月3日
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はるばる遠方から観にきた甲斐があるとゆうものです。
なんの感動も、得るものもありません、ひとかけらも。
されど、先進性、独自性、驚愕度、引き込まれ度、オンリーワンです。
ちなみに、チタンはストーリーの中では、意味がありません、とゆうよりほとんどのことは意味がありません。
とりあえず、念押ししますが、消防士は、警官はおろか兵士よりも死亡率が高い世界一危険な仕事で、その責務は尊いものです。
ヒロインは事故前から、精神を病んでるから、事故やチタンは関係なく、殺人鬼としての素養が発動されたのでしょう。
子を失った隊長、殺人鬼だが産まれてくる子がいるヒロイン、二人が産まれてくる子の事をあんずる気持ちには切実なものがあります。
奇をてらう映画として成功しているが、隊長の気持ちには共感を覚えました。

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アサシン5

2.0マリリエかわいい

2022年5月2日
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物凄い期待していったのでかなり残念な感じに。変態恋愛映画を想像していったのにほぼホラー。アガトルセルも好きなタイプではないので、口直しになんか他のを見に行きましょう。

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michi

4.0痛だだだだだ

2022年5月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

て感じの映像がずっと続く、スプラッタ系は苦手なのでふと我に返ると全身にすごく力が入ってた
さて、今回映画の上映が終わったあとに映画評論家の人が軽く解説するというおまけがついてたのですが、彼の言うにはLGBTQの問題をテーマにしつつも非常に難解で“ぶっ飛んだ”作品名とのこと
なるほどな~と思いつつも私個人としては意外とすっと入ってきた作品でした
確かにリンチ監督の「イレイザーヘッド」みたいな気持ち悪くてワケわからん作品ではあるんだけど、私はこの作品を“女性の身体で生きる不愉快さ”を描いた作品としてみたのである意味すごく分かりやすかった

そんなに数見てるわけじゃないけどLGBTQを扱った作品て、メインになってくるのが性自認の問題が多い気がする、自認している性とは別の身体を持っていることで生まれる苦悩とか、他人からの認識のずれなんかね、それか自分の性的嗜好の相手が少数派で苦労するやつ、いずれも多様な性のあり方を描きつつ、一人一人を掘り下げると私たちと同じ人間、なにも変わらない、てメッセージがある
ところがこの作品はどうだろう、主人公はよくわからない理由で人を殺しまくり火を放つ、怖い、怖すぎる、
善人でも悪人でも関係なく、性的嗜好は自分で選んでなっているわけじゃない、あえて共感できないような人間にスポットを当てることによってより本当のことを描いているように思える、こんなに荒唐無稽な話なのに
この作品ではむしろ主人公が自分がどう思っているかより物理的に器が女性であることの苦痛が前に出てる、
月経を経験している女性なら「なんでこんな不快なもんが女にだけ月イチであるんだよ、男はずるいなあ」くらいは誰でも思ったことがあると思う
そういう根源的な不利さをダイレクトに妊娠に結びつけている点で確かにぶっ飛んだ作品ではあるだろう
命を産み出すって滅茶苦茶不快なことなんですよ~なんて普通に言ったら大炎上間違いなし
ましてこの映画の主人公は動機もはっきりしない連続殺人犯でおよそ共感できる人物とは言えない
それでも、彼女の痛みや恐怖は怖いほど“わかる”

ここまで肉体と強く結び付いた作品名を男性はどう思うのかは興味があります
夜行バスのシーンのように、こちらが一人でいるとき柄の悪い男性が群れて騒いでいるのに居合わせたときの、あの本能的な恐怖を男性も感じるのだろうか

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バスト・ラー

3.0なんじゃこれは

2022年5月1日
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見終わった後は「なんじゃ、これは」と言うしかないですな。
なんだか凄いことが起きてまして。荒唐無稽ノワールというか、フランスでエイリアンを撮るとこうなるというか。
でも、雰囲気はめっちゃある。
「愛ってなんだと思ってる」って突きつけてくると言えば言えなくもない。
悪くない100分ではあります。

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tacohtk

4.0圧倒的な快作

2022年5月1日
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鑑賞方法:映画館

頭蓋骨に埋め込まれたチタンプレートが引き起こす突然変異。カンヌ史上最も奇天烈な快作との評判だけあり衝撃的なシーンの連続に驚いた。
主人公アクレシアを演じたアガト・ルセルの変化も同じ人物とは思えず驚きの連続で観ているこちらまで困惑した。
2022-76

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隣組

0.5なるほどパルムドールね

2022年5月1日
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パルムドールは限定された批評家20人くらいが選ぶから、その時の主導的な人の意見で決まるわけですね。フランス映画で女性監督、、、

観て脳がぶっ飛んだ人もいたようですが、私は気持ち悪いだけでした。主人公に感情移入できず、最後まで可愛いとも思えなかった。最後も、今となってはありきたりの終わり方。

好みの分かれる映画を作って、やり切ったのはすごいと思いますが、二度と見ることはないでしょう。そんな感じ。

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Route193

3.0パンクですね・・。

2022年4月30日
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YMM

4.5感覚に訴えてくるので苦手な人は多いかも、しかし

2022年4月30日
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気持ち悪くて痛すぎるのに最後は感動してしまうという、サイコホラー+「ローズマリーの赤ちゃん」な映画です。

ところどころの笑いのセンスもすごくよかった。

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Pocaris

3.5おっぱい!おっぱい!

2022年4月30日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

ハリウッドでは出ない映画。
性に開放的なフランス映画なればこそか。
確かにヌ−ドがたくさん出てくるが、いやらしさは感じない、むしろ痛々しい。
同じようなテーマの「恋する遊園地」もあるが、こちらの方がファンタジー要素が強い。
殺人衝動と対物性愛の関連がイマイチわかりにくく、オチがアレだが、話としてはおもしろい。
パルムドール受賞作品だが、人を選ぶかも。

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YOU

2.0いったい、何を見てしまったんだ?

2022年4月30日
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交通事故で頭に金属プレートを埋め込まれて、車に性的な興奮を覚えて、連続殺人を犯して、行方不明の息子に成りすましてと、訳の分からないままどんどん話が進んでいって、完全に取り残される。
そのうち、これは、車しか愛せなかった主人公が、初めて人を愛することを知ったという話なのかとも思ったが、それにしても、彼女が、なぜ彼を愛するようになったのかがよく分からず、共感や感動を覚えることはできなかった。
いずれにしても、消防隊長と心の交流を深めていくエピソードと、車との子供を宿して出産するエピソードとがまったく馴染んでおらず、大きな違和感を覚えた。それぞれ、独立した別の話として二本の映画を作った方がよかったのではないか?
とにかく、見ているだけで痛さや苦しさを感じるようなシーンの連続で、結局、これは、考えるのではなく、感じる映画なんだと納得せざるを得なかった。

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tomato

4.5寄る辺ない魂のたどり着くところ

2022年4月29日
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泣ける

興奮

かなりぶっ飛んだ設定だけど、描かれているのは、人間の弱さや醜さ。それらと対をなす強さや美しさ。
肉体を持って生きることの、違和感や苦しさが、昇華される過程は生々しく、荘厳ですらある。
ラストシーンの神々しい表情に光が溢れていた。感動しました。

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アメリカの友人

5.0純粋なる情動と執着がたどり着くハッピーエンドに泣いた。

2022年4月29日
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泣ける

興奮

帰郷道中第2弾(第1弾「アネット」)

この作品を観たのは、確かライブイベントが終わって夜間バスで帰ってきた時に偶々公開中だったのを知ったってのがきっかけでした。
存在自体は、私が敬愛してやまないポール・トーマス・アンダーソン監督とエドガー・ライト監督が絶賛していたので知っていた、にもかかわらず公開日とか上映劇場を何も調べてなかったという杜撰さ。本当に観れて良かったと心から思います。

この作品に関しては何の事前情報もなく、「R指定か、へぇー」程度な感じで臨みました。
いやぁ、もうね。始まってすぐに震え上がりましたね。とにかくバイオレンス描写が生々しく気持ちが悪い。どれ一つとっても痛々しい。しかし、同時に痛快でもある。何故かというと、画面内で行われる主人公アレクシアの暴力はどれも自身の本能とリビドーが根底にあるからだと思う。全ての行為は彼女の自己責任のもと行われ、自身の欲求を満たすためのものになっている。しかし、それ故に彼女はどこにも留まることができない。彼女の常に変化し不安定な情動についていける人間がいないのだ。

その流浪の旅の末に現れるのが消防署の署長ヴァンサン。彼は行方不明の息子に執着している。さらには老化を誤魔化すためのステロイド注射をしている。つまり、彼は過去に今日まで囚われ変化を拒み続けている人間なのだ。

これが驚くべきことなのだが、この映画の真の主人公は実はこのヴァンサンなのだ。上映時間に出続けてるという意味ではアレクシアは主人公と言えるのだが、彼女は人物というよりも、ヴァンサン含め周りに影響を及ぼす現象に近いと思う。
ネタバレ回避として、具体的には記述しないが、アレクシアと対峙することで、ヴァンサンは「今」を生きる力をアレクシアから受け取ったのだ。そしてそれは同時に、アレクシアがようやく受け入れられた瞬間でもあるのだ。
絵としては、全然そうは思えないかもしれないが、これは紛れもなくハッピーエンドなのだ。非常に痛々しい旅路の果てに迎えたこの幕引きに、涙が溢れました。

本当に映画館で観れて良かったと思います。
暴力描写に関しては好みが分かれる所なので、誰にでもオススメという事はないのですが、今年のベストに入ってくるぐらい、私にとっては大傑作でした。

では、また。

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スカポンタン・バイク

3.5すごかった

2022年4月27日
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吉泉知彦

4.0過激に人間の根源的テーマに迫る怪作

2022年4月26日
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【鑑賞のきっかけ】
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したことも理由のひとつですが、予告編を観て、その妖しげな魅力に引き込まれてしまったのが、大きな鑑賞のきっかけとなりました。

【率直な感想】
重く、暗いトーンが全体に行き渡り、かなり過激なシーンも頻発し、さすが、R15+だけのことはあるな、という感じでした。
しかしながら、この作品は、人間の根源的なテーマが巧みに取り入れられていると感じ、いろいろと深読みが出来る作品ではないかという気もしています。

<機械とのシンクロ>
本作品の主人公の女性、アレクシアは、子どもの頃、交通事故に遭い、治療のため、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれていた、という設定。
ここで、私は、1980年代に、SF小説で流行した「サイバーパンク」というサブ・ジャンルを思い出しました。
そこで描かれる未来社会では、人々は、脳内に、様々な機械を埋め込んでいた。
それは、主にパソコンのマイクロチップのようなもので、そうした機械と同期(シンクロ)することで、すぐにネット空間に入り込むことが出来るというものでした。
本作品でアレクシアは、機械(チタンプレート)を頭に埋め込まれている。
そして、同期(シンクロ)するのは、<車>という機械。
しかも、それは、「究極の」同期(シンクロ)だった…。

<描かれるテーマ>
公式ページで、あらすじを読むと、「自らの犯した罪により行き場を失った彼女はある日、消防士のヴァンサンと出会う。」とあります。
ところが、実際に鑑賞してみると、ヴァンサンと出会うまでが結構長くて、物語の半分とまではいかなくても、3分の1くらいの時間がかかっていたように思います。
私は、この物語は、「ヴァンサンとの出会い」を分岐点として、2つに構成されているように感じました。
出会いの前では何が描かれているか。
それをあらすじとして表現するとネタバレになるので、端的な言葉で表現すると、「性」と「暴力」と「死」だと思います。
それが、出会いをきっかけに、テーマが変容していく。
そこで描かれるようになるのは、「愛」と「生」です。
いずれも、人間にとって、重要なテーマであり、それを、かなりインパクトの強いシーンで描写していく本作品に、私は最後まで圧倒されたままでした。

そして、最初から最後まで根底に流れているのは、先述の<機械とのシンクロ>。
思えば、地球上の生物で、機械を作り、機械と共に暮らしているのは人間だけ。
時間があればスマホを見ている人は、スマホとシンクロしているようなもの。
<機械とのシンクロ>は、現代人にとって、重要なテーマになっているのかもしれません。

【全体評価】
本作品で、脚本とともに監督を務めたジュリア・デュクルノーは1983年11月生れで、2022年4月現在、38歳。
今後とも活躍が期待される監督さんです。
その期待も含め、本作品を高く評価します。

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悶

3.5鉄腕アトム

2022年4月24日
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filmpelonpa