劇場公開日 2022年3月25日

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「動機がわからず、銃規制のきっかけになった事件だと知れたくらい」ニトラム NITRAM りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5動機がわからず、銃規制のきっかけになった事件だと知れたくらい

2022年5月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島・ポートアーサーでの無差別銃乱射事件を映画化した作品。
父と母と3人で暮らしていた27歳のマーティン青年は小さなころから周囲に馴染めず孤立し、同級生からは名前を逆さに読みしたNITRAM(ニトラム)という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。ある日、サーフボードを買うため芝刈りのバイト先で、ヘレンという50代の女性と出会い、気に入られ同居させてもらった。しかし、ヘレンが運転する車の助手席からハンドルをいじり車は横転してヘレンはその事故で亡くなった。ヘレンの財産をもらったニトラムは銃を買い求め、父の買いたかった別荘地に住んでる夫婦を皮切りに35人の死者と15人と負傷者を出した無差別銃乱射事件を起こしたという話。

ニトラムは近所迷惑な花火を打ち上げたり、無職でブラブラして親にお金を無心するような、元々おかしな行動をとっていたから、何がきっかけなのか?無差別銃乱射事件の動機は観終わってもよくわからなかった。
ヘレンを殺した事は追求されず、父親の死にも関係してたのかとも思い、頭のおかしな奴に近づいちゃいけないという教訓なのかな?
ロシアのプーチンはもっと多くの人を殺してるので、コイツよりもっと頭がおかしな奴だと改めて思った。

りあの