「Martin」ニトラム NITRAM マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
Martin
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彼はお金を数えることもできないらしい。
お母さんの接しかたがもうちょっと違っていたら、と思わずにいられません。
厳しくしつけようとせず、できる事を認めて、褒めてあげるべきだった。
事故のあと、あのタイミングでヘレンの死を告げるなんて。(言わせているのは脚本家だけど。)
彼を理解しているお父さんが民宿をやろうとしていた計画がうまくいかなかったのも、ついてなかった。
すべてが悪いほうへ悪いほうへ向かってしまう。
そして彼の怒りがたまっていく。
お父さんの葬儀にも、彼としては正装してきたつもりだったのでしょう。
彼をそのまま受け入れて褒めてくれたのはヘレンだけだった。
そのヘレンも銃はやめて、と言っていたのに。
ラストの描きかたも秀逸。
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