劇場公開日 2023年2月17日

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ベネデッタのレビュー・感想・評価

全134件中、101~120件目を表示

3.5ダフネ・パタキア

2023年2月24日
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鑑賞方法:映画館

まず初めに断っておきますが、

僕は個人的に、中世ヨーロッパの世界観が苦手です。

ヨーロッパの国や人に、恨みがあるとか、キライとかじゃなく、

中世ヨーロッパの世界観が生理的にダメなんです、ごめんなさい。

(評価に影響を及ぼしてるかも)

そんな僕のレビューです。

事実を基に脚色した話みたいですが、グイグイ引き込まれ、

少しホラーっぽく、やはりエロティックに、

本当か?嘘か?神か?悪魔か?

いや、コイツって、もしかして?

と、サスペンスとして楽しめました。

面白かった♪

ベネデッタと親密になるバルトロメアを怪演したダフネ・パタキアは、

『ファイブ・デビルズ』でも強烈な存在感を放ってた。

もっと活躍してほしい。

4に近い、厳しめ3.5。

75点ぐらいかな?

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RAIN DOG

4.5マニピュレーター

2023年2月24日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

萌える

本能的な行いが成功体験を重ね、成長し大人なるにしたがって恣意的になっていく過程が丁寧に綴られている

煙にまかれる観客はバーホーベンの術中に

性別を超越し颯爽と去っていく様は「ロボコップ」の最後のセリフに通ずる清々しさ

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労働4号

4.0ベネデッタ

2023年2月23日
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asa

4.023-028

2023年2月23日
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鑑賞方法:映画館

中世ヨーロッパの宗教観は日本人には理解し難い。毎度かんじる違和感。
神の御加護の下、神の代弁者である教会が権力と欲にまみれて、何やってんだか❓

予想よりも重厚な展開でしかもエロい。
修道女ってだけでもエロいのに本気でエロい。

ビルジニーエフィラ、素晴らしい美貌と肉体美でした😁

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佐阪航

3.5この罰当たりが~

2023年2月22日
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カールⅢ世

4.0信じる力=生きる力

2023年2月22日
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バーホーベン作品、久しぶりに見たけど力あるなあ。
エロ描写と残酷描写は変わらない。
信仰心を精神的というより肉体的な感覚で目覚めさせている切り口が新鮮で面白かった。
正しい者が必ずしも宗教体験をするわけではないという描き方も、逆に世界の神秘性を感じさせた。堪能した。

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ドラゴンミズホ

4.0今やる必要が

2023年2月22日
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鑑賞方法:映画館

こうやって見ると聖書に書かれているようなこともかなり嘘臭くて、それでも自分でそれが真実だと信じているかのようなベネデッタからは、キリスト教もやっぱりカルト宗教だったんだな、とは思わせられる。
じんわりとしかし容赦なく女性を追い詰め、有無を言わせず裁くところなども、統一教会に浸食された自民党やそのものズバリのキリスト教原理主義のやり口そっくり。
そういう意味でバーホーベンらしい意地悪さでキリスト教というものの胡散臭さを描いている。今やる必要があったのだろうな。流石といえば流石の判断。

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ぱんちょ

4.5みんな大好きヴァーホーベン♥

2023年2月22日
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全編ヴァーホーベンだった!!

齢八十を超えてもセックス、バイオレンスを描くヴァーホーベン

ベネデッタ役の彼女もいいのだが(この女優さん40過ぎてるのねワカイ!)、バルトロメア役の彼女が登場から最高!!
(とにかく自分の欲望に正直、カワイー♥)

連れションならぬ連れ〇〇シーン、よかったね〜(変態発言)

ヴァーホーベン監督は死ぬまで撮ってほしい!

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うんこたれぞう

3.523019.鰯の頭も

2023年2月22日
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本気で信じる者の強さと滑稽さ

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movie

3.5宗教なんて

2023年2月21日
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同じ信仰をもつものを集団化し組織化しただけの存在でしかなく。特別なものでもなんでもない。
むしろ、人類の歴史において巨大化していった宗教なんてなおのこと。全てがすべからく新興宗教だと言っても良い。と僕は思っている。
そんな宗教組織の中でも人類史中最も新興と言えそうな。イエズス起源のキリスト教が、内部崩壊しつつある兆候を感じた映画だった。
恐らく、ベネデッタそのものの事実は修道女にいながらレズビアンで随分阿婆擦れていたため隔離に及んで処罰された方。と言うのが大方の筋で、本作で描かれた筋は大半がポールバーフォーベンの創作だろうが、表現として発表できた時点で内部崩壊暗示ものだと言う理解である。
昨年秋に観たlambしかり、往々にして新興ゆえの離脱者発生は傍観者として見ていて面白い◎
人間、信仰は持てば良いしもつものも自由だが、集団化組織化は必要のない話。それが本作の問題提起w
最後に、いちいち冒涜を叫ぶ時のあの声がホラーで最高のコメディだったよ(^^)

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tomokuni0714

4.0奇跡と狂言

2023年2月20日
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興奮

難しい

奇蹟を起こすと言われる修道女のベネデッタと若き女性バルトロメアの秘密の関係と、彼女を取りまく修道院と教会の複雑な物語を描いた作品。

初っ端から悪党と小鳥のフンの展開で、只者じゃない雰囲気を漂わす少女のベネデッタ。大人になり、ついにはキリストと会話したと言い出す彼女の体には、聖痕と呼ばれる傷跡が発生し、彼女に対する畏敬や疑念が渦巻く物語が始まっていく。

なかなか難しい作品ですね。ワタクシ自身は信仰とかは無いのですが、序盤はすっかりベネデッタの話は全て本当のように感じたが・・・バルトロメアとのやり取りから、徐々にその心の内に疑いを持ち始め・・・。

勿論、純粋な信仰心などを持つ人達も描かれる一方で、やはりここでも影響力が強いのは「権力」なのか。クリスティーナと、彼女を守り切れない元院長の所とかモロにね。そして、それすらも利用する強かさよ…。

果てして、聖女とされるベネデッタの事を本当に信じた人はどれだけいたのか?民衆はともかく、お偉方たちの中には果たして一人でもいたのかな?そして何より、本当に信仰心を持っていた者は・・・?

ワタクシには感想を文字起こしするのは中々できませんな。ただ、信仰と権力と・・・はこの時代でもなかなか切れないものなのか。そのあたりをリアルに、生々しく描かれていて非常に見応えがあった。ラストに向けての流れはまさに圧巻でしたね。

ちょっと長すぎるなぁ~というのと、ワタクシに何かしらの信仰心があればより高評価、あるいは低評価だったのか、とか考えちゃったり、ちょっと過激な描写がしつこかったかな~という印象でこの評価だが、それでも終始引き込まれたし、☆4.5にも最も迫ったとも言える、なかなかの傑作だった。

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MAR

3.5信じる者は救われる

2023年2月20日
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マリア像から削り出した衝撃の道具は出てくるものの、期待していたよりは毒気が少なく、「信仰」をテーマにした「まっとう」な映画に思えてしまった。
ベネデッタの聖痕は、間違いなく自作自演なのだろうが、そのことを、権力を手に入れるためのペテンではなく、神から啓示を受けた結果として描いているところが、まず、興味深い。
彼女は、上昇志向の強い詐欺師ではなく、思い込みの激しい狂信者なのである。
それ故に、すべての出来事を「神様の思し召し」として受け入れる強さを持っているのだろうし、愛や自由よりも神を選ぶラストにも納得することができるのである。
同性愛を糾弾する審判の場では、なぜか、彼女を尋問する場面がなかったが、仮に彼女に証言の機会が与えられていたならば、真実を洗いざらい打ち明けていたのではないだろうか?実際、審判の直前に、そのようなことを言っていたし、そうしていれば、バルトロメアが拷問を受けることもなかったかもしれない。
その一方で、彼女を糾弾するために教皇大使を連れてきた前修道院長が、ベネデッタの処刑の場で心変わりをした理由が、今一つよく分からない。
自分が町にペストを持ち込んだことに罪悪感を覚えたからなのか、ベネデッタの存在によって神を信じる心を取り戻したからなのか。
いずれにしても、最期の瞬間、彼女の魂は救われたのだろうが・・・

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tomato

3.0OPPAI

2023年2月20日
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ブレミン

5.0これは本年最高のアクション映画だ。

2023年2月20日
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幼いベネデッタを父母が修道院へと送る途上に襲い掛かる野盗連中が、
ベネデッタの見せた奇跡の片鱗に何を納得したのかあっさり引き揚げてしまうというファーストシークエンスは、本作が並みの新作から隔絶した位置にあることを早くも予感させる。
この嘘のような呆気なさ。
本作はまさしく、本年最高のアクション映画であるのだ。

それは、17世紀フランスのルネサンス式教会の中で、修道女たちを前にした司教を被写体として、フォード張りの“同軸上のアクションつなぎ”が用いられているだとか、
或いは、ベネデッタが院長となり、その広い院長室にて初めて肉体を交わす機会を得た時にバルトロメアが見せる、前院長を外に締め出し、鍵をかけてからベッド脇のベネデッタに飛びかかるまでの驚異的な素早さだとかいった露骨なアクションを見るまでもなく、
バルトロメアが初めて修道院で過ごす夜、薄いレースの仕切りの向こうで身体を洗う彼女へ向かって、その仕切り越しにベネデッタが石鹸を投げ渡す仕草が1カットの中に収められているのを目撃するだけで確証できてしまうことなのだ。

アクション映画を撮ることしか考えていないヴァーホーヴェンにとって、
ベネデッタが神の啓示を受けた聖人なのか、或いは恐るべき知力と演技力を兼ね備えた策略家なのかなどという問いは心底どうでもいいらしく、
教皇大使を出し抜き刑罰から逃げおおせるクライマックスで、ベネデッタの振舞いを作中唯一明らかな作為によるものとして描いて説話を持続させつつ、
その後のベネデッタとバルトロメアの別れのシーンでは、設定の一貫性への考慮など一切なく、「そう決まっているから」とでもいうようなぶっきらぼうさで二人を離別させてしまうその姿勢は、
やはりアクション映画の素振りでしかあり得ない荒唐無稽な単純さを志向している。

であるから、二人が騒然とした広場から脱出する瞬間、画面の左から右へ向かって駆ける二人をフォローパンした別々のショットが3つ、パパパッといささか足早につなげられるのをみて無償の感動を覚えない人は、よもやいまいと思う。

そういえば、いまひとつの本年最高のアクション映画たるロウ・イエ「シャドウプレイ」にも共通する、説話的必然をいささか欠いた過剰さとして現れる“燃え上がる女”というモチーフは、
映画史に敏感な監督であれば身に着けておくべき時空を超えた映画的主題とでもいえるのだろうか。

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Ka!

5.0剥き出し

2023年2月19日
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感情も何もかもが映像として剥き出しになっているところがこの映画は凄いなと感じます。

凝った映画を撮る監督やテクニカルな映画を撮る監督、心情表現が上手い監督は結構いますが、凄いなぁ〜これって思わせる監督は個人的にはラース・フォン・トリアーと彼ぐらい。

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ちゆう

3.5毒キノコ

2023年2月19日
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悲しい

単純

難しい

17世紀に実在した同性愛に目覚めて糾弾された実在の修道女ベネデッタ・カルリーニを題材にした話。

幼い頃テアティノ修道院の修道女になるところから始まって行くけれど、修道院も院長も何ともまあ生臭い。

そして18年後、父親に殺されると修道院に逃げ込んで来た少女バルトロメアを、ベネデッタと居合わせた両親の口添えで修道院に招き入れたことで動き始めて行くけれど…。

聖なる幻視に聖痕に、タイミングの良すぎる冠に、17世紀だから、とも思ったけれど、現代においてもオカルトを本気で信じる人もいるし、そもそも前例で挙げられた人達だって…ねぇ。
それに声の変化は頻発すると悪魔にもみえるw

自分は信仰心はないし、ベネデッタも知らないし、ましてやキリスト教の何たるかも良くわからないけれど、敬虔な方がこれを観賞したらどうなんでしょう。
色々な方面に配慮している感じはあるものの、ベネデッタだけでなく修道院長に出席司祭に教皇大使にと、兎に角権力のある人がことごとく生臭くて、まあそういうものだよね…と思わせるところまで画かれていてなかなか面白かった。

ただ、ラストのその後の説明のテロップを読んで、何だか急に冷めた。大したこと書かれていないんだけどなんでだろ。

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Bacchus

3.0女性が虐げられていた社会で権力を握るために、神からの刻印「聖痕」を...

2023年2月19日
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怖い

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ゆき

4.0神を信じる者は救われたのか?

2023年2月19日
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知的

難しい

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やまちょう

3.0実話

2023年2月19日
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最初の鳩の糞が最高です!

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かん

3.0ビジョンは、 神からではなく、 個人的なエゴによる幻想の肯定。

2023年2月19日
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泣ける

信仰の巨大さと奇跡は、
信者個人の自己愛への没入度と全信者信仰心の総和より幻視されるようだ。

幽霊の正体見たり枯れ尾花

信者の中では、
多くのことは同胞愛として愛も嘘も方便として赦され、

信じる者だけが救われ、
そして教会が信者から儲けるのだろう。

そこには信者限定の法皇世界が広がっているのだろう。

信仰心が希薄な俺良には分からない。

でも、前修道院長が救われたのは花道だね。

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カール@山口三