「ジミヘン?」ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ジミヘン?
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韓国リメイク版を先に観たおかげでストーリー展開が分かりやすかった。安定した生活と自由奔放な一人旅。このコントラストはこちらのオリジナル作品に軍配が上がると思うけどど、伏線が強力に効いているのは韓国リメイク作品だったかな。鉛筆画の素晴らしさも伝わってきたし。
それでも一人の男性を好きになるという純愛感情はオリジナルが素晴らしい。そして小説をテーマにしてあることによって、ある程度の嘘が隠されている気がする。衝撃的な出産と大量出血による死亡は同じなのですが、最終章である七月の一人旅がどうしても安生の想像でしかないような気がする・・・リメイク版ではむしろ本当にバイカル湖に行ってる気がするのに、こちらのオリジナルでは七月が旅立つ夢を見ながら死んでしまい、安生が脚色を加えたかのよう。
どちらの作品が好きかと尋ねられたら、韓国リメイク作品が好きだと言ってしまいそうな俺。色んな違いはあるけど、映画としての美しさを感じられたからかもしれません。2人が好きになった蘇家明も秘密めいていたので、男目線として感情移入できなかったのも原因の一つ。
ジャニス・ジョプリンという名前が出てこなかったので、もしかしたら27歳で死んだ有名人はジミ・ヘンドリックスかもしれない!安生の最初の彼氏がギタリストだったもんなぁ・・・
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