梅切らぬバカのレビュー・感想・評価
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ちゅうさんが生き生きしてる
…桜切る馬鹿
梅切らぬ馬鹿
・個性に応じた手のかけ方・・
ちゅうさんという個性
皆とちょっと違った個性
それを分かった上での母の
周りとのふれあい方
揉めたときの対処する術を
謝りながら。謝りながら
…解決していく
母はちゅさんが全てだから
ちゅうさんが大好きだらから
…迷惑は誰も掛けたくない
でも誰でも大なり小なり迷惑を
かけて生きている
・・お互い様ですという言葉
その通りですね
個性をその人の特質を
認め合う社会になるといいですね
親子の姿に涙
マイノリティーの描写で、こんなに感心したのは日本映画では珍しいかも・・ 母親が子を愛おしみ子は障害があっても家族が一番ってステキです
日本のBB(ブリジット・バルドー)と言われた加賀さん いい年のとり方されてます。尊敬してます
現実社会をとらえながら、理想を問いかけるストーリー
テレビ番組のレビューで見たいと思いながら、近くで公開されなかったからVOD公開を知ってから観ました。
自分の家族や周囲には際立った、”障害”を持ったといわれる人はいませんが、家族全員が”癖”、”性格”、”こだわり”などなどの言葉で片付けられるものを持っていると思います。それはおそらく全ての人と言っていいのかもと思うくらいです。
そういうのが現実社会であるから、いまよく言われる多様性を認め合える社会を作ろうということでしょう。
加賀まりこさんの演技も、ご自身の経験が出ていたと思うし、塚地さんも演技派のお笑い芸人俳優としてはピカイチでした。脇を固める人も
偏見
と思い込みで彩られた作品。と言う印象◎
僕は小学校で養護学級の友人がいた。
その中には知恵遅れ、自閉症。と呼ばれる友達もいた。
そんな友達といる中で、ここに描かれるような人は居なかったし
普通に下校もしてお喋りもしてたもんなぁ。
安心安全って😮💨
所謂、ノーマルって思ってるノーマルじゃない人が定めた偏見と思いこみを
目一杯表現してくれている。と言う点では貴重な映画かな🎞
ほのぼの系
49歳の自閉症の息子とその母親の周辺で起こるほのぼのした話。
障害を持ったという話は暗い内容かドキュメンタリーみたいになりがちだが、そうではなくチュウさんが取り持つ縁となっていろんな物語がちょっとずつ動き、大きく変化するわけではないにしても、お隣さんとの関係が改善したり、友達ができたり、ホッとさせてもらえる作品。
知的障害がないと?
知的障害と自閉症がセットのように思われると困ります。自閉症やADHDなど抱えていても知的障害がない人もいます。複合的に鬱やPTSDなど発症していても普通に声を掛けられれば傍から見れば問題なく話せてるように見えますし障害がないように見えます。結構誰と話しても言いたい事が何だったかわからなくなりチャンと伝わったか不安になります。知的障害は確かに大変だと思いますが知的障害なく誰にも気付いて貰えない人もまた大変です。健常者として扱われ「上から目線」「偉そう」「生意気」「一匹狼」など言われ本人が考えた事もないような気持ちのギャップに悩まされますから。なかなか目線が合わないのが「無視してる」て判断されるみたいですし。仕事は出来てもコミュニケーションが取れずに仲間外れそして嫌がらせに発展します、この映画を観るとお隣さんと和解してもご近所さんは偏見を持ったまま。これでは現実に苦しい状況に変わりはない、それに巻沿いをくう事はありがちです。映画でポニーを檻から出した事を忠さん一人のせいにして自分が勝手にした事なのに責められるのが怖くなってその場から逃げ出した事を泣いて反省しているけど現実は計画的な事も多く全部人になすりつけたり嫌がらせをする大義名分を作るため情報操作する人もいてます、ていうかそっちの方が多い。障害がある=怖い、気持ち悪いは唯の偏見。人を殺傷したり未成年に悪戯・虐待、老人虐待などは障害があるかどうかではなく性格です。それでも今は偏見をもって更に本人に投げつけるのが普通みたいなんで現実無くなる事のない問題ではないかと思います。
50歳の知的障がいの息子と暮らす母親。 いわゆる8050問題を正面...
50歳の知的障がいの息子と暮らす母親。
いわゆる8050問題を正面から扱った作品ではないが、どうしても気になってしまう。
一度は別居した息子が戻ってきてハッピーエンド的な感じになっているが、将来はどうなるのかな。
役者は名優、タイトル好き
桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿ということわざ、改めて素敵なことわざだと思いました。
物には物の道理があるようで。
実際、その人の立場にならないと分からないことというのは沢山あるなと思わされました。
ストーリー的に異質なものはないストーリーでも、このタイトルがあることで変わった見方をできるようなそんな映画でした。
地域で暮らすということ
障がいがあっても、その人自身や家族が住みたいと思うところで住み続けていける社会であってほしいと願います。
映画としては、その先を観てみたいと思いました。
ちょっと中途半端な感じがしたかな。
50歳になる自閉症の息子とその母親。隣人、地域、年齢、抱える問題達...
50歳になる自閉症の息子とその母親。隣人、地域、年齢、抱える問題達を穏やかにチョットコミカルに表す。
一見、難しい問題提起の様でいて本質は親子愛、地域愛。
時間が77分と短いだけに、もうチョット色んな展開があっても良かったのかなと。
ただ中身は面白くも考えさせられる映画でした。
とても面白かったですよ♪
ほっこり
自閉症の息子を抱えて、年老いた母と二人。
社会の偏見と無理解の中でほっこりと、ユーモラスに生きていく親子の物語。
加賀まり子の雰囲気が良い。他の映画やドラマの加賀まり子はプライド高く、気が強く。嫌みな女性のイメージがしていたが。(あくまで主観ですが)
中年の自閉症の息子を抱えて、日々格闘しながら周囲や地域社会に理解を得るため、頑張っている母親役の加賀まり子は、凛としていながら謙虚で素敵だ。
今までの印象がガラリと変わり、温かみのある懐の広い女性に見える。
自閉症役の塚地さんも、いつもながら自然体で良く研究された演技であった。
この親子が地域の人々に偏見と、差別にさらされながらもやがて理解と協力を得ていくという内容で。普通に良い映画でした。
二人の演技が素敵だったのと、障害者とその家族を持つ方々に対する。謝った見方が胸に、刺さりました。
忠さんが愛おしい
どこのお母さんも息子って大好きなんだよなぁと思いながら観ました。
子どもの気持ちのまま大人の体になったら、まわりは戸惑ってしまうのもわかるし、映画の中でも地域の人たちがけっこう冷たくて大変なこともいっぱいあるだろうなということも想像がつきます。でも塚地さんが演じる忠さんはなんだか可愛くて、お母さんが抱きしめたくなるのもわかります。忠さんと、お母さんと、となりの小学生の男の子と、その家族とのいろいろな場面に心が動いて涙ぽろぽろでした。
人は誰しも梅切らぬバカな面がある
自分自身の日常にはない人々の生活を
切り取った良作でした。
描かれてるものは、事実に基づいてるの
だと思います。その面では考えさせられる
ことばかりでした。
「感動ポルノ」と呼ばれる某テレビ局
の番組をもてはやすのではなく、我々はこの作品で描かれる、世間の目の優しさと厳しさが存在する現実をもっと知らなくては、理解しなくてはならないのだろうなと思います。
決して大上段に構えるわけでもなく、
お説教じみた話でもなく、ある事情がある
家族の生活を簡潔に描いた作品。
けど、演者さん達の実力があるからでしょうが、雄弁にかたりかけてきます。問いかけてきます。
(あの事件の件はちょっと無理がありますが)
登場人物それぞれの立場になってかんがえると、頭がごちゃごちゃになってしまうほど、それぞれの正義は決してわがまま正義ではないと思うからです。
きっと、議論を重ねながら少しずつ進んでいくのでしょうね。
梅切らぬバカとは「対象に適切な処置をしないことを戒めることわざ」だそうです。
本編は障がいを持つ人、家族を通して描いていましたが、どんな場合でも当てはまること。僕は家族含め周囲の方々に適切な対応ができてるのかな?なんて考えちゃいました。
根気よく相対し続ける。
めちゃくちゃ大変だけど、それしかないのでしょうね。
親がいなくなったら
ウチの子は20歳で、この映画の子と凄く似ています。
予告編を見てこれは絶対見なければと、山梨で公開されるのを心待ちにしておりました。
私より先輩の親を見て、何かヒントを頂けないかというちょっと普通の鑑賞とは違う視点です。
もちろん答えがあるとは思っていません。
しかし近所の方の理解のなさは未だこんな状態なのかと
頭を抱えました。多少大袈裟だと思いますが、まだまだ弱者が生きづらい社会だなと痛感せざるえません。
グループホームの一例が少し垣間見れたのが良かったです。しかしあんな自治会長、まだ居るのかな。
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