劇場公開日 2021年11月26日

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「東京、夢、承認欲求、孤独、透子歌う」スパゲティコード・ラブ だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5東京、夢、承認欲求、孤独、透子歌う

2021年11月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

とても映画らしい映画です。
一人一人、一場面一場面、とても綺麗な映像で、面白い場面の繋ぎがあったり。映画館で観るべき映像でした。ちょっとやり過ぎで観にくいとも思ったけど、映画はテレビドラマでは無いのでこれくらいで良いかと。テレビやスマホでは味わえない没入感もあります。

13人の話なので、一人一人の話は薄くなりますが、何人かに焦点が当てられているので、感情移入はしやすいです。
わたくし(おっさん)から見れば、そんな時代もあったかと、思うところもありつつ。承認欲求については今でも囚われるところなので、「そうだよね、わかる〜」という部分の両方があった。

なんか観てて、切なく、辛い気持ちになり、同時に、頑張れ、良かったなど、短い話にも喜怒哀楽があった。オムニバス映画ではない。

スパゲティのように、それらが絡み合う、、とはまでは言わないけれど、ちょっとずつ重なり、「なるほど、あの人はこの人か」という、小さなアハ体験もあって楽しい。

もちろん、13人ではなく、もう少し少ない人数で、一人一人をもっと詳しく掘り下げて欲しいとも思いますが、そうすると、スパゲティじゃなくなるし。

心に刺さる名言もいくつかあった。

今後も映画を観てみたい監督でした。

何より!透子が歌った!
そしてやっぱり凄い歌唱力!
カッコイイ。歌手としても活躍して欲しい。天気の子の歌以来、なかなか歌わないので。歌ってびっくり、そして感激。

もともとノーマークで観る予定もなかったのですが、たまたま前日にに見つられて良かった。

だるまん